地獄の底からヤツが還ってきた!絶滅寸前だったタスマニアデビルが不死鳥のように蘇った件

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なんかもうノリと雰囲気だけでタイトル付けちゃってますけど。

今回取り上げる話題は「タスマニアデビル」です。

みなさんはタスマニアデビルが絶滅寸前だったことをご存じでしょうか?

そして、

彼らデビルたちはある変化によって、奇跡的にその危機を脱し、現在ではまた、個体数を増やしている…という話です。

 

タスマニアデビルたちは、その一風変わった「性癖」?によって、絶滅の危機に瀕していた…。カムカム噛む咬むエヴリバディ、なのであった。

いや、ぶっちゃけて言うと、私もそんなにタスマニア・マニアじゃないんでね、詳しいことはよく知らないんだけどさ。

さかなに詳しいさかなクンみたいに、タスマニアクンでもないし、デビルクンでもないんでね、タスマニアデビルのことはあんまりよく知らないんだけどさ。

 

あいつらねぇ、咬むらしいんだよね。男女の営みの時に。

そういう変態的な性癖があるらしいのよ、タスマニアデビルって。

 

だから、子作りするタイミングで、事実上、死を迎えちゃうわけです。多少のタイムラグはあれども。

文字通り、昇天してしまうわけです。死んじゃうのよ、「咬みつくことで伝染するガン」に侵されて!

 

デビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)」っていう主に顔に発症するガンがあるんだってさ。

だから、個体数が増えないわけ。子供を作ろうと励めば励むほど、ガンになって死ぬという。

恐ろしい話ですが、タスマニアデビルたちの間で、そういうガンが蔓延しちゃったんすよねぇ…。

 

これ、嘘みたいな話ですよね。

えっ!?ガンって、伝染するの?って。

 

それでもう、めちゃくちゃ数が激減してたんよね、タスマニアデビルって。

 

あぁ、こりゃもうすぐ絶滅するだろうな~っていうレベルで、その個体数が減少していたわけです。

 

と・こ・ろ・が。

 

万事休すかな、って思われたタイミングで、奇跡が起きた。顔のガンに耐性のある、特殊な能力(免疫?)のあるタスマニアデビルが出現!!なんだこれ!突然変異、速いな!

 

人間たちが、どうにかしてタスマニアデビルの絶滅を防ぐことはできないか、あれこれ試行錯誤している中で、デビルたちが自力で絶滅を回避するように変化してたことが判明!

 

これ、すごくないですか。

そんなにはやく、突然変異とか、起こるものなんすかね。

 

タスマニアデビルの中に、「オレ、大丈夫ッス」っていう、ガンに耐性のある個体が出現しはじめたらしいんよね。

 

それで、あれよあれよという間に、またデビルの個体数が復活しつつある、っていう話。

 

すごいですね~、生命の神秘ですね~。

 

タスマニアデビルの伝染性がん、再生産数が激減、風土病レベルに | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

オーストラリアのタスマニア島に暮らす体長80センチほどの肉食有袋類、タスマニアデビルは30年もの間、恐ろしいパンデミックに苦しめられている。

 噛まれると伝染する顔のがん「デビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)」だ。他のがんと異なり、DFTDではがん細胞自体が伝染し、感染すると海綿状の口内炎を引き起こして口がただれ、やがて餓死する。致死率はほぼ100%だ。

DFTDにより、タスマニアデビルは14万頭から約2万頭にまで減った。

 

怖いですね~。

噛まれると伝染する顔のがん「デビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)」

致死率はほぼ100%!!

 

 

伝染性がんに驚異的速さで適応、絶滅危惧種タスマニアデビル 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

オーストラリア南部タスマニア(Tasmania)州に生息する肉食性有袋類のタスマニアデビルは、伝染性がんのまん延により個体数が激減したが、猛烈な速さで適応進化しており、絶滅の危機を脱する可能性もみえてきた。

 進化的変化は通常、数千年単位で起こるが、タスマニア北部の岩の多い山地では、この変化がリアルタイムで起きている。

 

進化的変化は通常、数千年単位!!

タスマニアデビルは猛烈な速さで適応進化!!

 

すごい!

まるで、不死鳥!フェニックスだ!

タスマニアデビルはフェニックスだ!(意味不明)

 

 

んで、これでめでたしめでたしかというと、そうでもないっていうエピソードもありまして。

 

おい、人間、お前ら要らんことすな。良かれと思ってやったことが逆効果。タスマニアデビルを助けようと思ったらペンギンが絶滅した

人間って、ホント、愚か。

タスマニアデビルを移住させ、島内のペンギン全滅 豪自然保護団体が指摘 - BBCニュース

タスマニアデビルの保護活動が、ペンギンの大量死につながっていると、自然保護団体が指摘した。

指摘があったのは、タスマニア島の東側にあるマリア島。2012年に、タスマニアデビルに絶滅の危機をもたらしていた顔のがんから守るため、数頭のタスマニアデビルを保護し、島に移住させた。

「バードライフ・タスマニア」によると、政府の調査で2012年に同島に3000組いた小型ペンギンのつがいが、現在では1羽もいないという。

また、生物保護の学術誌「Biological Conservation」に昨年発表された論文では、タスマニアデビルがミズナギドリのコロニーを「絶滅させた」と指摘されている。

 

人間って、ホント、バカですねぇ~。この手の話、めちゃくちゃ多いのにね。

なんで学ばないんかね。一応、学者だろうに。

 

ようするに、タスマニアデビルの絶滅を防ぐために、近くのマリア島に、数頭の健康なタスマニアデビルを連れて行ったと。ガンが移らないようにね。

そしたら、その島で増えちゃったタスマニアデビルが、もともとその島にいた鳥を絶滅に追い込んじゃった、っていう。

 

あほか。

これは考えの浅い人間が悪いわ。

デビルは悪くない。

人間が悪い。

 

なんかもう、どんよりとしたオチになってしまいました…。

 

でもね、オレもここから這い上がるよ!

絶滅の危機から、這い上がる!

タスマニアデビルみたいにな!

次回作にご期待ください!

~Fin~

 

 

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