よく「こだわりの逸品」とか「男のこだわり」とか、なんとなく、こだわりってカッコイイ…とか、イイ感じ、みたいな使われかたしますけどね。
ぶっちゃけ実際には、物事にこだわればこだわるほど、生きるのってしんどくなるんすよね。
カッコイイかどうかは別として「何事にもこだわらずに気楽に生きる」ってのも全然アリなんじゃないかと。
あえて言うなら、最近は「できるだけこだわらないことにこだわっていこう」と考えております
できるだけ、柔軟に。
なんとなく、ふわっと、いろんなものを受け流すように生きる。
この、「できるだけ」ってのがミソでさ。
かたくなに「柔軟に生きよう、柔軟に生きよう」って思い込み始めると、その思いに縛られてしまう。がんじがらめになってしまう。
結果、全然、柔軟じゃない、ゴリゴリのカッチカチになってしまう。
これ、非常に難しいところですね。
やっぱ、なんつーかな、
「なんとなく生きる」
とか
「自然体で生きる」
とか
「ぼんやり生きる」
とか。
そういう感じの方がしっくりくるような気がしないでもないです。
自分が目指してるのは、なんかそんな感じですかね。
「大きな目標を達成してやるぞ!」
みたいな、なんか熱い気持ちとか、最近は全然、湧き起こってこないしね。
平熱ですよ、平熱。
淡々と、ただ生きてるだけ。
最高。
「こだわり」のある生き方って、たしかにカッコイイっちゃカッコイイんだけどね、その分、疲れちゃうのよね
例えばさ。
ロックンローラー的な人がさ。
「オレのこだわり」っつって、年がら年中、革のライダースジャケットを着用してたりするケースってちょいちょいあったりするじゃないですか。
あれ、まぁカッコイイっちゃカッコいいんだけど…。
・・・・・・・・・
めっちゃ大変そうじゃない?
ライブの時とかも、汗だくになりながら、それでも革のライダースジャケット着てたりするじゃん?
あれ、どう考えても暑いよね…?
この前、某バラエティ番組でロッカーの人が言ってたけどさ。
革のライダースジャケットが臭くなっちゃって、周囲からいろいろ言われるってさ。
いや、そりゃそうだろうなと思いますよ。
トレードマークだかなんだか分かりませんけど、春夏秋冬、ずっと革のライダースジャケット着っぱなしって、そりゃニオイの元の菌も発生するっちゅうねん。
まぁこんな感じでさ、「服装へのこだわり」ってだけでも、けっこうしんどかったりするわけじゃないですか。
んでもって「服装以外へのこだわり」ってのもあるわけじゃん?
それって、場合によっては、もっともっとしんどかったりするんよね。
「絶対に肉は食わない」とか。
「絶対に野菜は食わない」とか。
そういうこだわりも、あるよりは無いほうが、全然、生きるの楽じゃないですか。
「なんでも美味しくいただけます」
って人の方が、全然、ラクに生きられそうじゃないですか。
例えばさ、コアラとか。
彼らは「食」に関しては、かなりこだわりを持っているらしいじゃないですか。
「あっ、オレ、ユーカリの葉っぱしか食べないんすよね」
みたいな。
ものすごいこだわり。ってか偏食。
・・・・・・・・・
これ、めっちゃ生きづらくね?
例えばさ、コアラの中にも、柔軟性のあるやつがいてさ、
「自分は、なんでもイケますよ。納豆とか塩辛とかも食べますし…」
みたいなヤツがいたらどうよ?
こいつは…伸びますよ!
ユーカリだけではなく、和食、中華、イタリアン、なんでもイケるコアラ。
これはねぇ~、生き延びる可能性、高いですよ。
好き嫌いせずに、なんでも食べますから。
パンダと同じ檻の中に入れても、なんだかんだで生き延びる可能性ありますよ。
「あっ、笹しかないんすか…いや、でも大丈夫ッス。食べます食べます」
つって。
笹をバリバリ食うコアラ。
コイツはねぇ…伸びますよ!
伸びしろ、ハンパねぇです。
・・・・・・・・・
う~~む…なんか…脱線してる気がするなぁ…。
「こだわりがあるってカッコイイんだけどね」っていう話をしたかったのに、
「かっこいいこだわり」の例が全然、思いつかない…。
いや、いっぱいあるはずなんだどなぁ…。
世の中的には、「こだわりのあるやつの方がカッコイイ」っていう認識の方が多数派のはずなんだけどなぁ…。
あんまり良い例が思い浮かばない。
(・・・一時休憩・・・遅い昼食を食べております)
あっ、思い出した。カッコイイこだわりの例。最近だとローランドとかね。ホストの。歌舞伎町の帝王でしたっけ
いたいた。
ローランドですよ。
ホスト界の帝王。
一晩で6000万円売り上げた男、でしたっけ。
名言「俺か、俺以外か。」でお馴染みの。
ローランドは確かに、間違いなくカッコイイんすよね。
私も大好きです。
私の相方の大福さんも、ローランドの出る番組は逐一、チェックしております。
ローランドは、ホントにもう、細かいところまで、徹底してこだわってますよね。
「生き方」の隅々までこだわっている。
先日放送していた「アナザースカイ」でも、
「美は細部に宿るじゃないですけど、細かいところを意識できないようじゃダメなんです」みたいなこと言ってましたよね。
ローランドは、己の一挙手一投足にこだわりを持って生きている。
率直に言ってカッコイイ。
しかし、それゆえに、めちゃくちゃ大変そうではあるんすよね。
めっちゃ難易度の高い生き方してる。
普通の人間は、ローランドのようには生きられない。
よっぽど、根性がないと、あんなふうには生きられませんよ。
だからこそ、ローランドはカッコイイ、とも言えるんですけどね。
世の中のホストたちがみんなローランドをお手本にし始めたら、マジでホスト界、激変しますよ。
ローランドはまったくチャラついてないんすよね。
めちゃくちゃ硬派。
元帝京高校サッカー部でしたっけ。
強豪ですよ。
ゴリゴリの体育会系。
ローランドはホストなのに、営業中は一切、アルコール飲まないしね。
普通のホストは店の売り上げに貢献するために、客のお金で高い酒飲むんだけどね。
でも、ローランドはそれをしない。
それでいて売上ナンバーワン。
ちなみに、本の売り上げは、全額、寄付だそうです。
半分は、カンボジアの貧しい子どもたちへ、
もう半分は、東日本大震災の復興支援へ。
はい、男前です。
素晴らしい。
ガチリスペクト。
一応、ローランドに便乗して強引に宣伝をねじ込んでおくか。
【今さら宣伝】
— 自由ネコ@はてなブログ (@gattoliberoTW) 2019年10月28日
お悩み相談が電子書籍になりました。
圧倒的激安価格100円。
売り上げは全額「子どもの貧困対策 子供の未来応援プロジェクト」に寄付しますので、本は読みたくないけど次世代を担う子供たちのために100円寄付してもいいかな…って人は、本を買っておくれやす。https://t.co/rOcLJkMsqb
ローランドしかり、スーパーボランティアの尾畠春夫さんしかり、カッコイイ人は「こだわり」がスゴイ。
私が超~リスペクトしている有名な現代人の筆頭といえば、スーパーボランティアの尾畠春夫さんだったりするんですけど、尾畠春夫さんもねぇ~、めちゃくちゃ強いこだわりを持って生きてますよね。
やっぱ、スゴイ人ってのは、メンタルがすごいんだろうね。
精神力の強さが常人離れしている。
誰も真似できない。
唯一無二の存在。
だからカッコイイ。
リスペクトに値する。
んで。
それらを全部、踏まえたうえで、ですよ。
あえて、私は
「こだわり」なんて無いほうが全然、生きやすい
って言いたいわけです。
何かにこだわった結果、
メンタルをやられてノイローゼになるとか、
心をへし折られてひきこもりになるとか、
そういう人も、当然いると思うんです。
世の中には、いろんな人がいますからね。
強い人も弱い人もいるし、
繊細な人もいるし、鈍感な人もいる。
いろんな人がいるわけで。
誰もが、ローランドや尾畠春夫さんみたいに生きられるわけじゃない。
むしろ、あんな生き方、凡人には参考にならんですよ。
いろんな人がいて、そして、いろんな生き方があっていい。
私はそう思っておりますんでね。
私は、自分の弱さとか、ふがいなさから、目を背けず、認めてしまおうと思ったんです。
弱い自分にも可能な生き方って、どんな生き方だろうかと、考えたんです。
カッコイイ生き方なんてできないし、目指すべきじゃないなって。
そう思ったんすよね。
無理してダメになるよりも、できる範囲で、できることをやろうと。
そう思ったんよね。
「多数派から見て模範的な生き方」よりも
— 自由ネコ@はてなブログ (@gattoliberoTW) 2020年1月16日
「自分にとってちょうどイイ生き方」を。
他の誰でもない、「自分」にとってどうなのか?が一番大事だと思うんよね。
誰かの顔色ではなく、自分の顔色をちゃんとうかがうこと。
世間体とか表面的な部分ではなく、ちゃんと自分の本心と向き合って、答えを出すこと。
そういうことの方がよっぽど大切だろうと。
カッコ良さの追求なんて二の次ですよ。
ということで。
気づいたらけっこう長くなってますね…。
とりあえず、こんな感じでグダグダなまま終わります。
これぞ自由ネコ・クオリティ。