「子育て」と「車の運転」、どっちの方が難易度高いか?っていったら、おそらく「子育て」の方だと思うんですよね。
将来、人工知能(AI)が世界的な規模で人口の増減をコントロールするような時代になったら、おそらく「子作り&子育て」は、免許制になるんじゃないかと。
車の運転は免許が必要なのに、もっと難しい「子育て」は無免許でOK。そういう時代はいずれ終わると思う。
どうして車の運転には免許が必要かと言うとさ、おそらくね、
「人の命にかかわること」だからだと思うんですよ。
事故を起こせば、自分や他人の命を奪うことになる可能性が高い。
簡単に人を殺せてしまう道具だからですよね。
取り扱いには注意が必要。
あぶない。
危険があぶない。
デンジャラスな危険があぶない。
じゃあ、「子作り」や「子育て」はどうなんだ?っていうと、実はこれも、めちゃくちゃ、「人の命にかかわること」じゃないですか。
なんだったら、車の運転なんかよりも、はるかに人の命にかかわる行為ですよ。
生まれた子どもが、いずれ親になり、また次の世代へと命を繋いでいく…と考えると、「車の運転」よりも、よほど重大な案件ですよ。
そう考えると…。
「子作り&子育て」は、これほどまでに人類にとって重要で、しかも、難易度の高い行為であるにもかかわらず、なんで、今まで、無免許でOKだったのか。
そういう側面から考えると、ちょっと不思議と言えば不思議な気もします。
変な話、「子育て」と同等の難易度がある行為って、何だろうな…って考えるとさ、例えば…何だろう…ジャンボジェット機の操縦とか?
あるいは…シルク・ドゥ・ソレイユの演者に選ばれるとか…?
なんかよく分からんけど、そのくらい、大変な、偉業だと思うわけですよ、「子育て」って。
そういう意味では、今、子育てしてる人は、ホント凄いと思うね。
立派ですよ。マジリスペクトですよ。
自分の日常を誇ってもいいと思うんだよね。
心の中で自分を褒め倒していいと思うのよ。
「わたし、スゲー!」
「おれ、スゲー!」っつって。
またしても、痛ましい事件が…。大やけどをした3歳の子を放置して、パチンコをしていた22歳の無職母親と交際相手の男を逮捕
これなんかもう、「子作りや子育ては、誰でも可能!簡単お手軽!」って話じゃねぇんだな…って痛感させられる事件じゃないですか。
大やけどの3歳、ラップ巻いて9時間放置か 容疑の母親:朝日新聞デジタル
3歳の長女が大やけどを負っているのに放置したとして、神奈川県警は5日、母親(22)と、同居する交際相手の男(21)=いずれも横浜市鶴見区=を保護責任者遺棄の疑いで逮捕し、発表した。長女は背中から腰にかけて3カ月以上の重傷を負い、現在も入院中だが、上半身にラップを巻かれた状態で9時間にわたり自宅に置き去りにされていたという。
逮捕されたのは、母親の無職橋本佳歩容疑者と、自称運転手田中聡容疑者。県警によると、2人は4日正午ごろ、やけどを負った長女に治療を受けさせず、自宅で放置した疑いがある。いずれも容疑を認め、「パチンコに行っていた」と供述。橋本容疑者は「シャワーを浴びた際、過って熱湯をかけた」と説明しているという。長男(5)が4日夕、「ママがいない」と近くの会社事務所を訪問。通報を受けた鶴見署員が、意識がもうろうとした状態で布団に横たわっている長女を発見した。その後の同日午後9時ごろ、橋本容疑者らが帰宅したという。
横浜市などによると、橋本容疑者の親族から昨年11月、「育児に心配がある」と相談があった。市などは家庭訪問するなど支援を続けてきたという。
これ、5歳の長男が、近所の人に助けを求めたから、発覚した事件ですからね。
そう考えると、こういうのは氷山の一角であって、まだ公になっていない、同様の案件はおそらく、大量にあるでしょう。
今、この瞬間も、現在進行形で、親が親の責任を果たしていない家庭は、山ほどあるんでしょう。
無職の母親は22歳で5歳と4歳の子持ちですか…。
17歳で出産…?
しかもその翌年にも、18歳で出産?
・・・・・・・・・
え~~~~っ・・・・・・。
酒もたばこも禁止されてる年齢ですよね。
酒、ダメ、煙草、ダメ、子ども、OK。
未成年でも、簡単お手軽に、子作り&子育て…!?
そんなに簡単?
「人の命」って、そんなに楽勝で、どうにでもなるもんなの?
それでいいのかな?
う~~~む……。
まぁねぇ、この感じだと、母親の橋本容疑者の両親も、「良い親」じゃなかった可能性、高いですし、容疑者もまた、未熟な親に育てられた被害者でもある、ってことなのかも知れませんけど…。
だって、22歳で二人の子持ちのシングルマザー(しかも無職)である自分の娘に対して、完全スルーを決め込んでる可能性、高そうだもんね…。
(容疑者が、子ども2人を放置してパチンコやってる、っていう時点で、容疑者の親は、子育てに関する支援などはしていないっぽい。憶測です)
橋本容疑者は、横浜市などに「育児に心配がある」と相談を持ちかけていて、市も家庭訪問など支援を続けていた、って話だけどさ…。
それでいいんかね?
それで正解なんだろうか。
人工知能(AI)が台頭して来れば、確実に、人口のコントロールを開始すると思われます。
今現在の、地球全体での人口は75億人くらいですかね。
これ、多過ぎるのか、まだ大丈夫なのかよく分かりませんけど。
いずれにせよ、人工知能が今以上に発達すれば、人口の増減に関して、あれこれと助言をしてくるでしょう。
人口の増加は、地球規模で、環境に影響を及ぼしているでしょうから。
食料問題はどうするんだ?
水は?エネルギーは?
二酸化炭素の排出による温暖化はどうなる?
気流や海流の変化とか、海面の上昇とか、あらゆることと、密接に関係してくると思うんですよね、人口の増減と、それに伴う活動やら、なんやらかんやら。
そんな状況で、ですよ。
「誰でも自由に、ぽんぽんぽんぽん、子ども産んでいいっすよ!」
って、言わないでしょ、人工知能は。
おそらくAIは、「これ以上、人間を増やさない方がいいですよ、このままだと地球規模でドエライことになりますよ」って忠告してくると思うんですよ、いずれどこかのタイミングで。
人口の増減をコントロールしようとするはず。
ただひたすら、人類の、個人の気まぐれや独断に任せて、勝手に子どもを増やしてOK!
みたいな時代は、終わりを告げると思うんよね。
そうなると、「選ばれし者」のみが、子どもをつくることが可能、みたいな世界になると思うんですよね。
すなわち、免許制の導入、みたいな。
ある一定の水準で、知能とか。健康とか、コミュニケーション能力とか、経済力とか、いろいろと兼ね備えている者のみが、遺伝子を後世に残すことができる、みたいな。
どうもね~、そういうことになるんじゃないかと、そういう未来が来るんじゃないかと、そんな気がしておりますよ、私は。
まぁ、それが良いか悪いかはまた別の問題としてね。
「反出生主義」と「ビッグダディ」。一億総林下家問題。
最近、「反出生主義」ってのをよく目にするようになりましたね。
「生まれることに同意していない」と両親を訴えた男性 - GIGAZINE
インド・ムンバイ出身の27歳で、子どもを持つことに否定的な意見を持つ反出生主義者でもあるラファエル・サミュエル氏が、「同意なしに自分を生んだ」として両親を訴えています。
反出生主義は、その名の通り「人間は繁殖すべきではない」と信じる哲学的な立場を指します。特に哲学者のデイヴィッド・ベネターが反出生主義を擁護したことで、哲学の分野でしばしば聞くようになった言葉です。
ようするにこれ、
「なんで、オレを産んだんだ~!!」
って怒ってるわけですけど。
なんかもう、非常~にバカな感じもしますが。
「オレを勝手に産みやがって!」って親を訴えてさ、結果、勝訴しちゃって、莫大な慰謝料をGETすることに成功してお金持ちになって「いや~、やっぱ人生って最高!」って、思いっきり「生まれてきてよかった」側に寝返ったりしてな。
すみやかにひとりで逝くのではなく、親を訴える、という方向を選択した時点で、なんか、「人生」を放棄するつもりはないんだろうね。
何かを成し遂げようという意欲が見える時点で、生きることに何らかの意味や意義を見いだしてないか?
裁判所に向かう足取りも軽かったりしてな。
「真剣に何かに取り組んでいる今、オレは確かに生きている!」みたいな。
無意識に歪んだ形で「生」を謳歌していたりして。
だったら生まれてきてよかったんじゃね?的な。
サミュエル氏は、「私は人間がいかにばかげた存在であり、自己奉仕ばかりしているかに気づいたのです。この事実は私をイライラさせます」「人間は生態系を壊し、大気を汚染しています」と語り、人間という存在は地球という生態系における呪いでしかないと主張しています。実際、ある研究によると、人間は地球上に生息する野生の哺乳動物の83%(全生命の0.01%)を殺しているそうです。
地球上には何百万種類もの生物が生息していますが、地球を支配しているのは人間ただ1種のみです。その結果、地球は前例のないレベルの環境危機に瀕することとなっています。サミュエル氏のような反出生主義者たちは、そのような状況にある地球の生態系そのものを心配し、さらに悪化していくであろう環境に産み落とされることとなる子どもたちの将来も懸念しているというわけです。
同意するかしないかは別として、言ってることはよく分かります。
非常~に分かる。
でもまぁ、思想や哲学は自由だろうけど、それを他人に押し付けなさんな、としか言いようがないか。
もしかすると、このサミュエル氏は、けっこう生活に余裕があって、暇を持て余しているのかもしれない。(勝手な憶測)
あ、それとさ、ビッグダディ。林下清志さん。
今、「反出生主義」とかで、「子どもつくらないよ」って人が増えつつある中でさ、ビッグダディ的な人は、次から次へと子どもつくるじゃないですか。
何の迷いも、葛藤もなく、ヤル、できる、産む!っていう。
その結果、ビッグダディの家族みたいに、みんなすくすくとイイ子に育ってくれればいいけどさ、そうじゃないケースもあるような気がすんのよ。分からんけどさ。
なんかさ、
十分に、経済力も、忍耐力も、スキルも、心のゆとりも備えているけど「子どもをもたない」っていう選択肢を選ぶ「思慮深い人」がいてさ、
その反面、
金もないし、頼れる親族も友達もいないけど、軽いノリで「子どもつくっちゃいました」みたいな「深く考えてない人」ってのも、いると思うのよ。
そうするとね、「思慮深い人」の遺伝子は次世代に残らず、「深く考えてない人」のDNAは、どんどん拡散されていく…ってことになるような気がして。
これ、大丈夫なんかな?ってちょっと不安になるんだけど。
結局、たくさん産んだ人のDNAが、後世まで生き残る可能性があるわけじゃん?
そうするとさ、
例えば、大富豪だけど、代々一人っ子、みたいな家系は、
とてつもなく貧乏だけど、ハムスター並に子だくさん、っていう家系に駆逐される運命にあるんじゃないかな?と。
最終的には、日本国民の全てがビッグダディ的な大家族の親戚、みたいな。
あ、あとさ、何十年後か何百年後か分からんけど、最終的に、すべての人類は、「中国系◯◯人」になるような気もしてんのよね。
華僑っつ~の?
チャイナタウンとか中華街って、いろんな国にあるし、中国の人は、移住した後も、その国の文化に染まらず、中国スタイルでコミュニティを築くイメージがあります。
中国人の繁殖力、ハンパない。
結果、最後は地球人全員、中華系になるんじゃないかと。
まぁ、その前に、インド人との抗争とか、あるいは宗教絡みの抗争とかあるかもしれないけどね。
いろいろ話が脱線してるんですが、収拾がつかないので、このまま放置で終わります。
また次回、一緒に未来について考えてみましょう。