みなさんは『苗字と名前の最初の文字を入れ替えてみました』という、伝説的キラーコンテンツをご存知だろうか?
ようするに、
「草刈正雄(くさかりまさお)」は「まさかりくさお」に。
「松平健(まつだいらけん)」は「けつだいらまん」に。
ただそれだけのことであるが、これがもう、じわじわ来るのである。
ボディーブローのように、あとから効いてくるのである。
「森進一」が「しり もんいち」に「イエロー・モンキー」が「モエロー・インキー」になってしまう。
『苗字と名前の最初の文字を入れ替えてみました』は、こちらのサイトの名物企画だったわけです。
新規の更新は2005年が最後だったようです。
今まで感動をありがとう…!
伝説のコンテンツはコチラ。
歴代の名作の数々。
苗字と名前の最初の文字を入れ替えるだけで、これほどのイリュージョンが発生するものなのか!?
思わずうなってしまうような、見事な作品ばかりです。
私も一つ、考えてみました。
「マツコ・デラックス」が「デツコ・マラックス」に。
・・・・・・・・・
いかがでしょうか。
まだまだ甘いですね。
ちなみに、第1回けつだいらアウォード の大賞作品は「けつい うん」でした。
「宇津井健」→「けつい うん」
見事です。
第1回の敢闘賞は以下の通り。
「ゴリ田モウ」
「ゲリ・ユラー」
「くま いるよ」
「とてい ほもやす」
くま いるよさん、いいですね。
ついつい下ネタに走りがちな雰囲気の中、あくまでも老若男女、万人ウケを意識した王道、ストロングスタイルとでも申しましょうか。
殺伐とした現代社会に咲く、一輪の野の花のような、そして、一服の清涼剤的作品。
PTA役員の皆様もご満足の一品。
「くま いるよ」。
ほのぼのと、心が温かくなります。
冷静に考えてみると相当ヤバい状況なんですけどね。
クマがいるわけですから。
第50回、まさに集大成と呼べる「けつだいらグランドアウォード」ともなると、もはや行きつくところまで行ったな、と脱帽するしかない。
50回の集大成・けつだいらグランドアウォード(2001.11)
「苗字と名前部門」の大賞作品は…
「なまづしりあきら」!!
えっ!何?
ナマズ?
尻?
アキラ?
えっ?どういうこと?
もう、パッと見、意味が分からない。
変換前のフルネームが思い浮かばない。
んで、もう降参して、答え見ちゃう。
「・・・・・・・・・島津 斉彬(しまづ なりあきら)かよ…。」
そもそも元の名前が反則級じゃん…。
ちなみに、個人的には、
「もかまつ ちんざえもん」
「フーガン・モリーマン」
「オイリー・ゲールドマン」
あたりが好きですね~。
「歴史上の人物」と「外国人」は、料理しやすいのかも知れませんね。
元がどんな人なのか分からないので、相当乱暴に扱っても大丈夫そうな雰囲気があるからでしょうか?
あと、
「さくまむし どんだゆう」ってのも味わい深いですね。
なんかもう、うっかり八兵衛みたいな、場を和ませるのが得意な、愛されキャラなんでしょうね。(勝手な妄想)
「苗字と名前じゃないもの部門」になると、もはやバーリトゥード、何でもアリなんで、とんでもないアクロバティックな荒業が飛び出してきます。
グランドアウォード大賞作品は…
「俺につけてもそやつはカール」!!
なんだこれは!!!
ノミネート作品も、非常にカオス。
「べこはまヨイスターズ」
「だち、2、3、イーッ!」
「こきたてヒーヒー」
「だち、2、3、イーッ!」ってなんですか。
イーッ!って何!?
ものすごく情緒不安定。
「ウエってきたカルトラマン」ってのも哀愁が漂ってていいですね。
そりゃあね、正義のヒーローだって、飲みたい時もありますよね…。
こっちが二日酔いでも、そんな事情を察することなく怪獣は現れますからね…大変ですよ、ホントに。
そんなこんなで。ぜひ、みんなも文字を入れ替えてみてネ!ところで。
このブログ「自由ネコ」のヘビーな読者の皆様はご存知かと思いますが、私の永遠のライバル的な存在として「ぐわぐわ団」というブログがございまして。
この、ぐわぐわ団の中に、最近、
「ゴルロス・カーン」とかね、
「フィーン・デジオカ」とかね、
往年の『苗字と名前の最初の文字を入れ替えてみました』を彷彿とさせるキャラクターが登場しております。
このシリーズ、まだまだ続く可能性がありますので、要チェックでございます。
みなさんも、面白い作品を思いついたら、どんどんドロップしておくれやす。