また河瀨直美監督。スタッフへの暴行で撮影監督&撮影チームが途中降板していたことが発覚

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あの東大入学式での「ロシアという国を悪者にすることは簡単」発言で炎上中の河瀨直美監督が、今度は「撮影スタッフの腹を蹴った」とかで話題になっておりますね。

いや~、怖いですねぇ~…。

叩けばホコリが出てくるんすかねぇ~、映画監督っつ~のは。

 

関連記事。

今度はキックではなく顔面パンチが発覚。

【またまた河瀨直美監督】スタッフの顔面を拳で執拗に殴打か。スタッフは荷物をまとめそのまま退職していたことが発覚 - 自由ネコ

 

 

最近、映画監督や俳優によるパワハラやセクハラが「絶賛、白日の下に晒され中」ですが、東大祝辞で叩かれていた河瀨直美監督も例外ではなかったようで。

これね。

東京五輪公式記録映画・河瀬直美監督 撮影中の暴行でカメラマンが降板 | 文春オンライン

 映画監督の河瀬直美氏(52)が、撮影中にスタッフの腹を蹴り、その結果、撮影監督とスタッフらが作品を降板する事態が起きていたことが「週刊文春」の取材でわかった。

 

これさぁ~、いろいろと意見はあると思うんですよ、

「たかが、女の蹴り一発だろ?たいした暴力じゃないよ」

とか、

「女に蹴られたくらいで男がギャーギャー言うな!」

とか、

「蹴られた方が悪い」

とか、

河瀨直美という人間を悪者にすることは簡単である

とかねぇ…。

どこかで聞いたような言い回しですが。

 

まぁ、人それぞれ、見方は違うと思いますが、個人的に引っかかったのはここよ。

同作の撮影チームは撮影監督の月永雄太氏が率いていたが、程なくして月永氏はチームごと撮影監督を途中降板した。

「ことを収めようと、当初は蹴られたAさん側が陳謝したといいます。にも関わらず、河瀬監督はすぐに自分の非を認めなかった。月永氏としては部下を守る形で、自分から降板を申し出たそうです」(撮影業界関係者)

 

河瀨監督に土手っ腹をボゴォッッッッ!!!!って蹴られたAさんはひとまず置いといてさ。

撮影チーム全体を率いていた月永雄太氏が、チーム丸ごと全員で降板しているという事実ですよ。

 

これ、けっこうデカい話ですよ。

 

スタッフがちょっと頭をひっぱたかれたとか、ひとりのボンクラなスタッフのミスが原因とか、そういうレベルの話じゃないんすよね。

チームの全員が「辞めさせてもらいますわ」って去ってるわけですから、なかなかのパワハラ案件である可能性が高いんすよね~。

 

そして。河瀨直美監督のコメントもまた、かなり香ばしいっていうか、なんていうか・・・

河瀬監督は「週刊文春」の取材に対し、事実関係を否定はせず、次のように回答した。

「3年前に既に、当事者間、および河瀬組内において解決をしていることでございます。当事者同士、および組のスタッフが問題にしていない出来事についての取材に対して、お答えする必要はないと考えます」

 

 

「スタッフの腹を蹴り上げたなどの事実はございません」とか、否定するのかと思ったら、

「3年前の話を蒸し返すんじゃねぇよ」と。

うん、これは、蹴ってるね!

 

スタッフの土手っ腹にボゴォッッッッ!!!!って、蹴りを入れてますね!

河瀨監督がムエタイ選手じゃなくて、ホント良かったですよ。

 

これね、こんな小さなイザコザをいちいち蒸し返すんじゃねぇよ!って思ってる方もいるとは思うんだけどさ、

ちょっと逆に考えてみるとさ、なかなかの話なんすよね。

 

もしも、男性の映画監督が、女性スタッフの腹を蹴り上げて、その結果、撮影チーム全員が降板するような出来事があったとしたら、どうですか?

これ、なかなかの案件ですよ。

ヤバ味がえぐいっすよ。

男性と女性を入れ替えて考えると、ヤバ味が分かりやすくなりますね。

 

 

つい先日、是枝裕和氏、西川美和氏ら「映画監督有志」のみなさんが「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します。」と題する声明を発表したばかりなんだけどね…

タイミング、激悪。

このタイミングで文春砲。

 女優への性加害など、映画業界内のハラスメントが告発されていることを受け、是枝裕和氏、西川美和氏ら「映画監督有志」は3月18日、「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します。」と題する声明を発表。そこでは、

「映画監督は個々の能力や性格に関わらず、他者を演出するという性質上、そこには潜在的な暴力性を孕み、強い権力を背景にした加害を容易に可能にする立場にあることを強く自覚しなくてはなりません。だからこそ、映画監督はその暴力性を常に意識し、俳優やスタッフに対し最大限の配慮をし、抑制しなくてはならず、その地位を濫用し、他者を不当にコントロールすべきではありません」

 などとしている。

 

いやいやいや・・・。

 

まさに。

 

「映画監督は個々の能力や性格に関わらず、他者を演出するという性質上、そこには潜在的な暴力性を孕み、強い権力を背景にした加害を容易に可能にする立場にあることを強く自覚しなくてはなりません。だからこそ、映画監督はその暴力性を常に意識し、俳優やスタッフに対し最大限の配慮をし、抑制しなくてはならず、その地位を濫用し、他者を不当にコントロールすべきではありません」

 

河瀨監督、大丈夫でしょうか。

 

 

ってか、河瀨監督もアレですねぇ…。東大の入学式でスピーチなんてしなければ、過去の悪事が暴露されることもなかったような気がしますね…。いや、よくわからんけどな。(結局、文春のさじ加減か)

 

一応、スピーチの、イイ感じのところだけ引用しておきましょうか。

さて、あなたが今いる場所にはどんな光景が見られますか?
 あなたのまなざしは、何を見て、何を描いてゆくのでしょう。
 その未来は明るいですか?

 

これから東大生になる新一年生の前で、ドヤって、カッコイイこと言っちゃった直後に、いろいろとさぁ・・・。

 

今の河瀨監督、

「・・・・・・というわけで、皆さんはイキって同僚や部下の腹を蹴らないようにネ!」って、スピーチに付け足したい気持ちでいっぱいかもしれませんね…。

 

これはもうね、反面教師ですよ。しくじり先生ですよ。

私は思いましたね。

東大の入学式での祝辞なんて、絶対、オファー受けるもんじゃねぇな!って。

 

 

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