川崎フロンターレと大久保選手の関係がイソップ童話みたいだ。

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今年のJリーグ(J1)は川崎フロンターレが連覇、ということでね、大変盛り上がりましたけれども。

その影で、大久保選手の生き様が、ものすごくイソップ童話っぽいというか、日本昔話っぽいというかね。

非常~に示唆に富んでいる感じがして、サッカー観ない人にとっても、興味深いと思うんすよね~。

 

2017年。大久保「川崎フロンターレにいても優勝できないから移籍するぜ!」大久保が去った結果、川崎優勝。

大久保は川崎フロンターレに4年くらいいたのかな?

そんでもってその間、チームは、なかなか優勝できないわけよ。惜しいところまで行くんだけどさ。

それで業を煮やした大久保選手、「オレは優勝できるチームに移籍する!」っつって、川崎を飛び出すわけですよ。

 

それが2017年ですかね。

大久保が川崎フロンターレに見切りをつけて、FC東京に移籍して。

んで、結果、川崎が優勝と。

そのまま川崎に残っていれば、大久保も優勝を味わえたんじゃねぇか?って話なんだけどさ。

 

何なんでしょうね、これ。

「優勝してぇ~優勝してぇよ~~」ってうわごとのように唱えていた大久保が抜けたとたん、川崎優勝。

 

ってかさ、大久保もさ、もうちょっと言い方あるんじゃないか?って気がするよね。

「このチームは優勝できなーい!(だから移籍する)」

ってことでしょ?川崎に対して。

「文字が小さすぎて読めなーい!」でおなじみの渡辺謙さんじゃないんだからさ。

 

ともかくさ、大久保の言い方が失礼よ、川崎のチームメイトに対して。

 

大久保から「このチームじゃ優勝できないから、オレは移籍するよ」って話を聞いた時、チームメイトたちはどう思っただろうか。

大久保から「一緒にやるのがお前らじゃ力不足なんだよ」って言われたと捉えた選手もいたんじゃないだろうか。

いずれにしろ、感じ悪いよね。

 

でもまぁ、結果、川崎は大久保抜きで優勝ですからね、大久保選手を見返してやることはできたと思いますが…。

 

なんかさ、すご~く、イソップ童話っぽいというかさ、日本昔話っぽいというか。

 

優勝を求めて去っていった大久保の古巣のチームが優勝という。

大久保もあと1年辛抱強く待っていれば、念願の優勝トロフィーを手にできたんじゃねぇか?っていう。

まぁ分かりませんけどね。

大久保が残っていたら、チームの輪が乱れて川崎は優勝できなかったかも知れないし。

 

んでさ、このお話は、ここで終わりじゃなくて。さらにイソップっぽくなっていきます。

 

 

2018年。あまりにも優勝したい大久保は、古巣の川崎に戻ってきた!しかし…

「よ~し、今度こそ、優勝メンバーの一員になれるぞ。うっしっし…」と思ったかどうかは定かではありませんが、これ、ビックリですけどね。

後ろ足で砂をかけるかのように去っていった大久保選手が、ひょっこりと1年で川崎に戻ってくるんすよね。

 

どのツラさげて、帰って来やがった!?

って話なんですけど。

けっこう、ファンの方々も怒ったらしいです。

 

川崎フロンターレのファンも怒ったし、FC東京のファンも怒ったらしいです。

 

FC東京を去る時も、大久保は後ろ足で砂かけるような発言したらしいし。

「オレがFC東京を変えます!」みたいな話だったのに、このチーム駄目だなっつって、1年で見切りをつけて、チームをボロクソに批判して。

 

あ、あとあれだ。

試合後にFC東京のユニフォームを脱いで地面に叩きつけたり、蹴っ飛ばしたりね。

そういうことすんのね、大久保。

それで東京のファン大激怒ね。

 

大久保には「チーム愛」みたいなのが無いのかも知れんね。

実際、転々とチームを渡り歩いているんで、チームやチームメイトへの愛着とは無縁なのかな…?

 

とにかく、どういうわけか、大久保選手、円満にチームを去れない体質というか。

もともと性格がクレイジーだ、ってのもあるのかも知れませんけど。

 

んで、そんな大久保をもう一度迎え入れるべきかどうか?ってことで、川崎の選手たちに対してアンケートが実施されたらしいです。前代未聞って話ですけど。

ようするに、

「どうする?大久保…もう一回、仲間に入れてあげてもいい?」

って、運営側が、主力選手たちに聞いたらしいです。 

 

このエピソードからしても、大久保がかなり問題児というか、面倒な存在であることは感じ取れますね。

 

んで、結果、大久保はもう一度、川崎に戻って来ることができたんですけど、チームの調子はイマイチで。

どうも、今年は優勝できそうもない。

しかも大久保には、もはや、定位置というか居場所もなく、なかなか試合に出られない。

 

さて、どうしますか。

優勝できそうもない、試合にもあんまり出してもらえない。

そりゃ当然、「こんなチームにいてもしょうがない。オレは移籍するぜ!」ってなりますよね。大久保の性格からして。

 

ということで、大久保選手は、シーズン途中にもかかわらずジュビロ磐田に移籍します。

んで、どうなったか。

大久保が去った川崎フロンターレは後半戦、どんどん調子を上げて、結果、2年連続優勝!

(大久保の去就とチームの好不調の間に因果関係があるかどうかは不明です)

 

なにこれ。

あまりにもイソップ…。

こんなこと、実際にあんのか…。

 

大久保にだけは優勝トロフィー触らせねぇぞ、っていう、何者かの強い意志を感じます。

それが、サッカーの神様なのか、川崎の選手たちの想いなのか、何なのか分かりませんけど。

(勝手な憶測)

 

これ、なんつーか、ものすごく示唆に富んでいませんかね。

例えば…

何事も、簡単に見切りをつけるもんじゃないよ、とか。

目先の利益に飛びついて、自分だけイイ思いしようとすると落とし穴があるぞ、とか。

いろんな見方があるような気がしますね、この現代の童話。

 

童話『大久保選手と川崎フロンターレ』。

 

 

最後にまとめ。

この記事は事実をもとにしたフィクションであり、私なりの勝手な解釈や妄想が混入しております。あくまでも「エンタメ仕様」となっております。

実在する大久保選手と川崎フロンターレとは、一切関係が無い…わけではありませんが、興味を持たれた方は、ご自分で調べてみてくださいネ。

 

まぁね、大久保選手の悪ガキっぽいところが好きだ、って人もいるでしょうし、そういうのも個性ですから。

 

なにはともあれ、川崎フロンターレのみなさん、優勝おめでとうございます!