イオンウォーターのCM「おとなはながい~ボウリング~」篇に共感!

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安藤サクラさんが男子高校生に言うのです。

「だんだんカッコつけなくなってくるわけ。そこからがカッコイイんだよ」

って。

分かる、分かるわ~~非常~に共感!

「カッコよさとは、一体何か?」今日はそのへんを掘り下げてみよう。

 

イオンウォーターのCM「おとなはながい~ボウリング~」篇の15秒バージョンに共感

まずは、何はともあれ、一回、視聴しましょうかね、イオンウォーターのCM。

これ、なかなか本質を突いてるわけですよ。

 

イオンウォーターCM|「おとなはながい~ボウリング~」篇15秒

www.youtube.com

ボウリング場。
高校生グループとおしゃべりしている、安藤サクラさん。
オトナのかっこいいってなんだろう。
私たちの毎日には、イオンウォーターがあります。

 

CM内の安藤サクラさんの名言的セリフを文字に起こしてみました。

まずはカッコつけたくなるよね。

そういう時期でしょ。

でもね、だんだん、

カッコつけなくなってくるわけ。

そこからがカッコイイんだよ。

 

くぅ~~!分かる、分かるね!

本当にカッコイイって、そういうことなんだよね。

 

 

自分の中に「オリジナルの価値観」を持っていないうちは、テレビや雑誌やネットのいいなりになるしかない

人間、誰しも、最初は素人。

 

おぎゃーと生まれたばかりの時は、見様見真似で、大人たちの真似をしながら、パクりながら、いろんなことを身につけていきますよね。

 

悪い言い方をすると「全部、他人の受け売りの価値観」というか。

最初は、そうするしかないんだよね。

何も分かってないわけだから。

 

んで、思春期の頃なんか、めっちゃあがくわけよ。

気づくわけだ、自我に目覚め始める。

「オレは一体、何者なんだ?」って。

過渡期ですね、少年少女から大人へと変わる瞬間。

 

今までは、親や先生が、押し付けてきた価値観を鵜呑みにして生きてきた。

しかし、それって、自分自身が自分の中から導き出した答えなんかじゃないんだ、って気づくわけだ。

それで、葛藤する。

親に反抗する。

 

夜の校舎の窓ガラスを叩き割るとか。

盗んだバイクで走り出すとか。

どうしていいのか分かんないけど、とにかく、エネルギー自体は大量に余ってるから、社会に反抗するようなかたちで発散しちゃったりして。

これはこれで、ダサいのかも知れないけどね。

 

とにかくだ、高校生の頃なんて、メチャクチャ何も分かってないと思うんよね。

分かってないんだけど、分かったような気になっちゃう。

めっちゃ分かってないくせに、めっちゃイキっちゃう。

オラついたり。ドヤったり。

それで、20年後に「うわ!20年前のオレって恥ずかしい!」ってなる。

いわゆる黒歴史だな。

(実体験)

 

安藤サクラさんも言うわけよ。

イオンウォーターのCMで。

チャラついた高校生の男子たちに

「まずはカッコつけたくなるよね。

そういう時期でしょ。」

って。

 

ぶっちゃけて言うと、モノを売りつける側の大人としては、このへんの思春期の子どもを騙してグッズを買わせるのが、一番チョロいんだよね。

簡単にひっかかる。騙せる。

「今、これ、超~流行ってますよ~」って言えば、アホみたいに買ってくれるから。

すぐ飛びつく。条件反射的に。

「このアクセサリー持ってたらモテますよ」

とか。

鵜呑みにして、すぐ飛びつく。チョロい。超~チョロい。

 

まぁ、思春期だけじゃなくて、大人になってもそういう人、いるけどね。

そういう人は、「開運の壺」?とか300万円で買ったりするのかな…。

なんでも鵜呑みにせず、ちゃんと自分の頭で考えるクセつけないとね。

 

ようするにだ。

この記事は「イオンウォーター飲みましょう」っていう話では、ナイ。

 

 

「まずはカッコつけたくなるよね。そういう時期でしょ。でもね、だんだん、カッコつけなくなってくるわけ。そこからがカッコイイんだよ」

そういえば以前、某有名大学の学生から

「人生の成功に外見(ルックス)の良さが影響すると思うんですが、ネコさんはどうお考えですか?」

みたいな質問をいただいたことがありました。

 

ブログで回答した気もするけど、ツイッターの方で回答したかもしれない。

(ちょっと見つけるのが面倒なので、リンクはらない)

 

んで、私は、

「外見によるアドバンテージ?そんなの誤差の範囲でしかないよ」

みたいに答えたんですよね。

 

「ソフトバンクの孫正義はイケメンか?ユニクロの柳井正はどうだ?イケメンか?カッコいいか?」

って。

経済的な成功だけじゃない。どんな分野でも同じことだよね。

中身だよ、中身。

 

ようするに、まだ大学生だと、「内面の勝負」というステージまで経験してないんだろうな。

無意識的に、自分の半径数メートル内で起こっている出来事を世界の全てだと感じている。

そして、そんな大学生たちの日常の中では、さぞかし「イケメン」が重宝がられている、ってことなんだろう。あらゆる状況でね。

「自分の観測範囲内では、どう考えてもイケメンの方が有利に見える」ってことなんでしょうなぁ。

 

そんなもんよ。

 

しょせん、にんげんなんて「井の中の蛙」よ。

狭い価値観の中で生きてんのよ。

 

そこに気づくことができれば、イケメンかどうかで、人を判断するようなことは無くなるんよ。

その人の内側を見ようとするようになるんよ。

そして

ある意味では、人間として成長するって、そういうことなのかも知れないね。

 

 

大人になると、外見なんて所詮、枝葉の部分にしか過ぎない、ということに気づく。

もちろん、バカなミーハーを騙してカネを巻き上げる職業の人とかは、バカなミーハーにウケの良いファッションに身を包むでしょうし、そういった方々にとっては、外見ってのは死ぬほど重要な要素ですよ。

 

でもね、例えば、普通のおばちゃんとか、普通のおっさんとかはさ、そもそも外見の良し悪しで付き合い方を変えるとか、そんなことしてられないからね。

隣に住んでるおじさんは、にこやかで、やさしいし、とても親しみやすいけど、顔面がブサイクだから駄目だ、みたいな話にはならんのよ。

 

相手のルックスも自分のルックスも、度を超えて不快でなければ、基本的には何でもありになっていくんですよ。

外見よりも、その人の内面、人間性の方が何倍も何十倍も大事になってくるんよね。

長く生きてると、そういう場面が、人生で何度も何度も訪れるんよ。

 

そもそも、外見で人を判断するとか、自分自身も判断されるとか、そんなのウザいし、めんどくせぇだろ?

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マツコ・デラックスいわく。

歯の無い人ってみんな幸せそう。

圧倒的にあの人たちはねぇ、他者の目というものを気にしていないのよ。

だから幸せなのよ。

モテようとか、隣の女より綺麗でいようとか・・・

ずーっとそれを気にしだしたら不幸におちいる。

(歯の無い人たちは)そこから解放されているんだと思う。

 

 

何度も言ってるけど、本当の意味でのカッコよさってのは「生き様」の問題だからな

どんなに着飾っていても、生き方がダセェならダセェんだよ。

全裸であろうと、葉っぱ一枚だろうと、関係ねぇんだよ。

 

生き方がカッコイイやつはカッコいいんだよ。

顔面の作りなんかどうだっていいんだよ。

 

むしろ、顔面の作りにばかり執着してる奴なんか、超絶ダセェだろ。その時点で。

 

オレの中で、本当にカッコイイ人ってのは、こういう人たちよ。

 

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大抵みんな、顔面偏差値で言えば、大したことない。

むしろブサイク寄りだ。しかし、ハートはとびっきりの男前なんだよ。

 

あと、こういうおばあちゃんとかね。最高。

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ファッションのことについて、がっっっっつり語っている過去記事。

本当のお洒落さんになりたいなら熟読必須!

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