『はてなブログ読者数ランキング』というサイトがあるんですが、3月8日で更新を終了した模様。
ちょっと残念ですね~。あんまり需要なかったんでしょうかね…?
読者数の増加とそれに伴うランキングの上昇を励みにしていたブログ主にとっては痛手か。
『はてなブログ読者数ランキング』の存在って、精力的にはてなブログを運営していたブログ主にとっては、モチベーションの維持にも一役買っていた部分、あったと思うんですけどね…。
ただ漠然と、何の目標も持たずに読者数の増減を眺めていても、なかなかモチベーションには繋がらないと思いますが、「ランキング」形式で表示されると、なんとなく、上を目指そうって気持ちが湧いてくる、っていうのが人情ってもんですよね。
例えば、
「アナタは現在、1002位です!」
って言われれば、
「よし!あと2つ以上順位を上げて1000位以内に入るぞ!」
って気持ちが湧いてくるとかね。
各自がそれぞれ、自分なりの目標を設定して、それをモチベーションとしてブログを続けられるのであれば、ランキングも、それなりに意味があるとは思うんですよね。
私も以前、『はてなブログ読者数ランキング』から得られたデータを元に、いくつか記事を書いたことがありますが…もう、こうして引用する事も出来なくなると思うと、ちょっと残念ではあります。
読者数ランキングの結果に一喜一憂しすぎるのは考え物だが、自分以外の、読者が多いブログたちを参考にする、って方法もある
『はてなブログ読者数ランキング』を眺めると、どういうブログが、読者を集めているのかが分かるわけですよね。
その傾向が分かる。
読者が多いブログには、何か秘訣があるのかも知れないし、何らかの共通点を発見できるかもしれない。
例えば、あくまでも、私なりの分析ではありますが、ランキング上位の、レジェンド級のブログの多くは「面白い」んですよね。
純粋に、ユーモアのセンスが優れている。
読者を笑わせることを意識して書いている。
いや「笑わせる」っていうよりも「笑顔にする」っていう言い方のほうが適切か。
そういうことを意識しているブログが多いように思います。
もっというと、語弊があるかも知れませんが、あえて一言で言い切っちゃうとすれば、
「バカを演じることができるかどうか」
が、重要なポイントなんじゃないかな?って気がしています。
道化を演じることができるかどうか。
自分自身をも茶化すことができるかどうか。
おそらく、バカを演じることができる人っていうのは、「本当は頭が良い人」で、なおかつ「自分に自信がある人」だと思うんですよね。
本当のバカは、バカを演じることはできないし、
自分に自信の無い人は「少しでも自分を利口に見せようとする」んですよね。
これ、気付いてるか気付いてないかで、全然違うと思いますね。
本当のバカに「賢くなれ」って言っても無理っぽいし、
ユーモアセンスの無い人に「面白くなれ」っていうのも酷だし、
自信の無い人に「堂々と生きろ」って言うのも難しいんだけどさ。
でもね、
ちゃんと自分で自分自身を把握していれば、ある程度、自分なりにイイ感じの自己表現の仕方って、見えてくるとは思うんよね。
バカなのに、難しい言葉を多用するのは、余計バカに見えるから辞めよう、とかさ。
本当に利口な人は、一部の人しか理解できないような難しい言い回しとか使わないから。(先回りして、幅広いレベルの読者層を考慮して書いてるから)
あとね、無理矢理、面白いことを書こうとして、すべり倒す、っていうのを防ぐ方法はね、「無理して笑いを取ろうとしないこと」ですね。
爆笑を誘う必要ないんだからさ。
1記事に、一カ所とか二ヵ所とか、うっすらとユーモア的な何かを、ひそかに滑り込ませる程度でイイと思うんよね。
よほど、ユーモアセンスに自信があるなら、どんどんブッ込んでいけばいいと思うんだけど、なかなかね、難しいもんですよ、文章で「面白さ」を表現するのって。
ほんのちょっとでいいんですよね、笑いの要素は。
クスクスって笑えるとか、ニヤニヤって笑えるとか。
それでも十分、読者には、暖かい空気感みたいなのは伝わると思います。
「さぁ~!これから面白いこと言いますよ~!爆笑必至です!」みたいな前フリは、自爆もいいとこです。
その時点で「この人、センスねぇな」って気づかれますんで要注意です。
私も、数々の過去記事で、豪快にスベリ倒してきましたが、結局ね、「さぁ笑いとるぞ!」っていうこっちの意気込みが、前面に出ちゃうと、上手くいかないような気がしますね。
「私は笑いを取るつもりは一切ございません」みたいな顔して、真顔で面白いことをするヤツが、一番ウケたりしてね。なかなか難しいもんです。
やっぱね、「笑いをとる」というよりも、「笑顔にする」くらいの感覚でいいんじゃないかと思いますね。
書き手側に「ブログを訪問してくれた人が、少しでも笑顔になってくれたらいいな」
っていう気持ちがあるかないかで、訪問者の反応も全然違ってくると思いますね。
あ、それと。
普段、下ネタばっかり多投していると、いざ、下ネタを封印しなければならない状況になると、まったく面白いことを言えない、書けない、っていう感じになるから要注意です。感覚が鈍るというか。
下ネタなんて、ドーピングみたいなもんですからね。
なんか、『はてなブログ読者数ランキング』とは全然関係ない話になっちゃいましたが。
でもまぁ、こんな感じでね、読者数の多いレジェンド級のブログをいくつもチェックしてると、いろいろと気づくことがあるんじゃないかと思います。
自分のブログには何が足りないのか。何が欠けているのか。
ちなみに、私のブログに決定的に欠けている要素は「完成度」ですかね。たぶん。
毎回、行き当たりばったりで書いてますから。丁寧さが無い。
でも、能力的に、このテイストじゃないと持続できないんだよな~。不本意ですが。
低い完成度のブログをのらりくらりと続けて、はや3年…。
これはこれで「こういう味わいなのだ」と言い張って、今後もなんとなく続けていこうと思います。
「読まれるブログとはエンターテインメントである。」的な話。