「無職」という言葉が持つ無限の可能性
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ある方のプロフィール欄に「無職兼作家」って書いてあったんですよね。
おぉ…なんか…カッケー。よく分からんけど「二足のわらじ感」カッケー。
そもそも、無職って何なんだ?って話なんですけどね、そんなのはもうね、人それぞれでいいと思うんですよね。
十人十色、人の数だけ無職がある。それでいいぢゃないか。
「無職」を超訳すると「パンク」もしくは「パンクロッカー」という可能性も無きにしも非ず。
ちゃんと、心の目で見た場合ですよ。
くもりなきナマコで…いや、マナコで見届けた場合ね。
「無職」ってのは、ある意味「社会に対する反逆者」っていう側面を持っていると思うんですよね。
「オレは、長いものに巻かれねぇぞ」っていう、気骨みたいなものも若干、感じます。
かつて、夏目漱石は
「アイラブユー」を「月が綺麗ですね」と訳したとか。
ようするにそういうことですよね。
表面だけをなぞるのではなく、本質を見極める。
言葉の奥にある、本当のメッセージに耳を傾ける。
そう考えると「無職」というワードは、なにかこう、底知れない、「凄み」すら感じさせる、得体の知れないパワーを秘めているような気がしてならないのです。
たかが無職。されど無職。
無職を笑う者は無職に泣く。
限りなく透明に近い無職。
featuring 村上龍
トンネルを抜けるとそこはハローワークであった。
supported by 川端康成
先日、ふと思い立って、いろんなものを無職にしてみた。無職が秘めた、無限の可能性に驚愕!!
先日、実験的にツイッターで、ジブリ的な何かを無職にしてみたんですよね。
「無職」というワードをつければ、なんでも無職になることが判明。
— 自由ネコ@はてなブログ (@gattoliberoTW) February 16, 2019
「風の谷の無職」
「となりの無職」
「ニートと無職の神隠し」
「仮ぐらしの無職ッティ」
「崖の上の無職」←あぶない。何か思いつめている感じがする。
そしたらなんと、「いいね」が100個くらい付きまして。
普段のつぶやきは「いいね」数個しか付かないんですけど。
なんかこう、やっぱ、「無職」ってのは、マジですげぇんじゃないかと。
一昔前だと「アニメ好き」とか「オタク」っていうと、からかわれたり、見下されたり、イジメられたり、肩身の狭い思いをする場合もあったじゃないですか。
私が中学生くらいの頃とか、クラスメイトの前で「アニメ見るよ」って堂々と言えないような空気ありましたからね。
なんか、隠れキリシタン的なイメージでしょうかね。
でも今はどうでしょうか。
「オタク」という言葉は、市民権、勝ち取った感じありませんかね?
イケメン俳優とかが平然と「僕、実は◯◯オタクなんです」とか言っちゃうとか。
矢口真里さんとかも「私、マンガとかすごく好きなんですよ!得にオススメなのはワンピースです!」みたいなこと言ってたりとか。(うろ覚えです)
おそらくね、そんな感じで、今後はもっと「無職」という言葉が、市民権を得るんじゃないかな?って気がするんですよね。
「えっ!お前、無職なの?カッケー!」
みたいなことさえ、あり得るんじゃないかと。
無職に成り下がるんじゃなく、むしろ、率先して無職へのステップを駆け上がっていく、みたいな。
いろいろ考えているうちに、「無職」というワードに対するネガティブなイメージが、私の中から消え失せてしまいました。
もっと堂々と、無職を表明してもええじゃないか。
卑屈になる必要は無い。
そう、われわれは、心の奥底では、うっすらと感づいているのだ!
働いたら負けってことを!
「働いたら負けかなと思ってる」というのはほんと真理ですよね。ニート時代の田端さんすげぇ……。
— イケハヤ (@IHayato) January 2, 2018
今はLINEの執行役員だからなぁ。ツイッターやってばかりで働いてないみたいだし……。 pic.twitter.com/UAnwpUwfSb
私も今後は「無職兼ブロガー」と名乗るようにしたいと考えています。
ところで。ジブリ編だけでは表現しきれない「無職」の魅力をアナタに届けたい!
【「無職」というワードをつければ、なんでも無職になることが判明。】シリーズなんですけどね、まだまだ無職の可能性を存分に引き出せているとは言えません。
無職の持つポテンシャルは、こんなもんじゃないです。
お見せしましょう…無職の本当の威力を…!!
テレビ番組編
世界の果てまでイッテ無職!
無職トーーク!
プロフェッショナル無職の流儀
無職どん(大河ドラマ)
無職は何しに日本へ?
水曜日の無職タウン
クレイジー無職
無職の血ぜんぶ抜く(献血)
ど~~ですか。
「無職」という魔法の言葉を混入させると、全てのものが無職になってしまいますよね。ホント不思議です。イリュージョンです。
「無職」の可能性は無限大ですね。
のびしろ、ハンパないです。
トム・クルーズ主演「トップ無職」っていうのも考えたんですけどね。
大空を舞うエリート無職同士の華麗なるドッグファイト!
なんかもう、全然意味が分かりません。