私は、独自に編み出したこの方法を3~4年前に採用して以来、生活必需品以外のモノは、ほぼ買っておりません。買うとしても年に一回とか。
めちゃくちゃ効果があります。浪費癖のある人には、ぜひオススメしたい!
まずは「オレは不要なモノをたくさん買って経済を回してんだよ!」という詭弁に対して一言
無駄使いする人の常套句ですね、「経済を回しているのだ」っていう。
そんな言い訳めいた発言、1ミリも説得力ありませんからね。
「経済を回すために何か買わなくちゃ」なんて、本当は思ってないくせに。
見え透いたペラい言い訳。
お金が余って困ってるんなら、無駄なもの買わずに、全部オレによこせ。
オレが有意義な使い方してやるから。
ノーベル賞を受賞した山中教授でさえ、研究のためのカネが足りなくてメチャメチャ困ってんだよ。
ご支援のお願い Request for Support
山中伸弥所長から皆様へのメッセージ
iPS細胞実用化までの長い道のりを走る弊所の教職員は、9割以上が非正規雇用です。
これは、研究所の財源のほとんどが期限付きであることによるものです。
しかし、2030年までの長期目標を掲げ、iPS細胞技術で多くの患者さんに貢献するべく、日々の研究・支援業務に打ち込んでいます。
皆様のご支援は、長期雇用の財源や、若手研究者の育成、知財の確保・維持の費用などに大切に使わせて頂きます。
どうか、皆様のあたたかいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
信じられるか?
ノーベル賞受賞者を援助することもできないんだぞ、この国は。
なっさけない。非常~~に情けない。
今の日本は、せっかく凄い才能やスーパーな人材が揃っていても、国自体がそれをロクに援助したり支援したりするつもりがない。
宝の持ち腐れですよ。
こりゃ、沈没して当然だ。
はい、そろそろあったまってきたんで、本題に入りますか。
「断捨離」なんかよりもはるかに効果がある無駄なモノを買わなくなる方法。
日本古来から伝わる「八百万の神」という考え方。そして今、世界はMOTTAINAIの大切さに気付き始めた
八百万の神(やおよろずのかみ)。
めちゃくちゃたくさん、神様がいるって考え方。
神羅万象、この世のありとあらゆるものに、神は宿る。
そういう考え方ね、たぶん。
なんにでも、どこにでも、神様はいるんですよ。
山の神。川の神。森の神。
家の神様、玄関の神様、トイレにだって神様はいます。
トイレの神様/植村花菜
※ここから先は、植村花菜さんの名曲「トイレの神様」をBGM的に流しつつ、読み進めていってください(号泣必至)
だからいいですか、
「このセーターは、ときめかないから捨~てよっと♪」
とか、本当は、やっちゃイカンのよ。
いいですか、今、あなたが、軽薄なあなたが、何もためらわずに、平然と捨てようと思った「ダサいセーター」にも神は宿っているんですよ。
「ダサいセーター」には、「ダサいセーターの神」が宿っているんです。
それを、なんで平然と捨てることができちゃうんでしょうか?
捨てられたダサいセーターの気持ちを、あなたは考えたことがあるの?
あなたには、モノを大切にする気持ちってないの?
コスパとか合理性とか、そういう欧米で主流の価値観に毒されて、本当に大切な「心」を見失っていませんか?
大量生産、大量消費の、虚しいサイクルに絡めとられて、ただの歯車の一つに成り下がっていませんか?
もう一回、「こころ」を取りもどそうよ。
思い出してみてよ。
日本には「もったいない」という素晴らしい言葉があったでしょう?
世界は今、「もったいない」の大切さを認識し始めていますよ?
2004年に環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア出身のワンガリ・マータイさん。この方が環境を守る世界共通語として「MOTTAINAI(もったいない)」を広めることを提唱し、国内外で「もったいない」という言葉が注目を浴びたことは、多くの方がご存知だと思います。
ときめくとか、ときめかないとか、バカなこと言ってんじゃないよ。
簡単に命あるものを捨てるんじゃないよ。
神様が宿っている、と考えれば、そう簡単には捨てることができなくなるはずだよ。
「飼ってた子犬がデカくなったから、もう要らない!新しい子犬GET!」と言った女性タレントが炎上したことがあったはず
うろ覚えですけど、確かそんなことがあったはず。
子犬、可愛いじゃないですか。
それで、ある女性タレントが、ワンちゃんを飼い始めるわけです。
でも、それ、小型犬じゃなかったらしくて、どんどんデカくなってさ。
それで
「もう可愛くないし、いらん」
ってことで。
とはいえ、捨てるのは忍びないんで、実家の親にあげたって話なんですけどね、これさ、
「ペットの子犬がデカくなりすぎて、ときめきを感じなくなったから、もう要らん!」
っていうことなのよ、実は。
ときめかないものを捨てるって、そういうことなのよ。
「靴でも、シャツでも、上着でも、ときめかないならどんどん捨ててこうぜ」
っていうのは、
靴にも、シャツにも、上着にも、神様なんて宿ってない、命なんて宿ってない、単なる物質でしかない、そういうふうに考えてる、ってことなのよ。
ものすごく軽薄でドライな考え方。
こういうの、ほんと、悲しいし、心が痛いね。
軽い気持ちでペットを購入して、軽い気持ちで捨てる。
軽い気持ちで子作りして、軽い気持ちで子どもを捨てる。
そういうの、やっぱ、悲しいよ。
もう一回、「八百万の神」、思い出してみてよ。
どんなものにも、神様が宿ってるって想像してみてよ。
このまっしろな神様は「おしらさま」といいます。東北地方では、古来「おしら様」という同じ名前の神様が信仰されてきました。そのご神体は桑の木で作った棒の先に男女の顔や馬の顔を彫り、衣を重ねて着せたもので… pic.twitter.com/sD0yNACQqL
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) November 21, 2014
おしら様って大根の神様かと思ってたら違うんだ…。
この大根の神様、名前はおしら様と呼ばれている神様です。劇中では大根の神様として登場していますが、実際は養蚕、農業、馬の守り神として有名です。農業の神様なので、ベストなモチーフなのかもしれません。
その本来のお姿は、東北地方で信仰されている家の神様です。東北地方以外にも、茨城県や静岡県などに、おしら様を祀った神社が存在しています。
全てのものに魂が宿ると考えるようになると、モノを簡単には捨てられなくなる。
シャツでもパンツでも靴下でも、モノを大事にするようになります。
「はい~!ときめかなくなったから処分~!」
などとは全く考えられなくなります。
全ての生きとし生けるものを慈しみ、
さらには
生きていないものさえも魂が宿っていると考え、慈しむ。
捨てらんないッスよ、ほんと。
可哀そうだもん、天寿を全うさせずにゴミにしてしまうなんて。
自分がそういうことされたら、イヤだもん。
「お前、ときめかないから廃棄ね」
って言われたら、どんな気分?
人からやられて嫌なことは、やらない。
そういうことだよね。
はい、いよいよ核心に迫ってきましたよ。
(まだ前フリだったことにビビった?)
とはいえ、どうしても、気に入らない服とかもあるんだよね…それをどうするかが重要なのです
どう考えても、ときめかない服って、あんのよね。
一時の気の迷いと言うか、衝動買いと言うか、
買ったけど着ない服ってあるでしょ。
そういう場合どうすべきか?っていうのが、今回の話の肝です。
それでは、発表します!
ど~しても、ときめかない、あんまり着たくない服は、どうすればいいのか?
答えは…「イヤイヤながら、それでも歯を食いしばって着る」、です!
これがもうね、けっこうな拷問なんすよね。
全然、気に入ってない服を着て過ごすのって、テンション激下がるじゃないですか。
でもね、それでもなお、歯を食いしばって、その服を着るのです。
着るっていうか、着倒すんです。
部屋着として、室内で、コテンパンに着まくるのです。
徹底して、着たくない服から着る。
お気に入りじゃない服から着る。
もう、ボロボロになるまで着る。
(洗濯はしますよ)
そしてボロボロになったところで、その服が寿命を迎えたところで、
天寿を全うしたところで、そこでようやく「ありがとう」と感謝して、廃棄するのです。
言ってみれば、「老衰で死ぬまでは捨てない」的な発想。
これがねぇ~、めちゃくちゃ効果あるんですよね。
軽はずみな気持ちで洋服を買うことが無くなります。
かつて槇原敬之が「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」って歌ってましたけど、
「もう洋服の衝動買いなんてしないよ絶対」
って、メッチャクチャ、心の底から思うようになるんです。
「軽い気持ちで購入して失敗する」っていうことに対して、ものすごく敏感になります。
そのくらい、キツイ拷問なんですよね、気に入らない服を着続ける、ってのは。
ものすごくツラい。
だから、もう二度と、こんなツラい思いはしたくない!って、心底思うようになるんです。
そうすると、Tシャツ1枚買うだけでも、メチャクチャ熟考するようになります。
簡単に、軽い気持ちで服を買って「やっぱ似合ってねぇな」とか、悲劇ですから。
似合ってなくても、その服がボロボロになるまで着続けないとダメ、っていう縛りがありますから。
【この先、閲覧注意。】
それでね、これ、本当は書くべきじゃないのかもしれませんけど…。
コツとしては、どんどん着て、どんどん汚して、どんどん洗濯するってのが、この拷問を早めに抜け出すポイントです。
結局、服ってのは、ただ着てるだけだと、あんまり劣化しないんで、相当長く着れるわけですよ、数年とか余裕で着れちゃう。
だから、拷問を早めにやり過ごすためには、めっちゃ洗濯するってのがポイントです。
洗濯機に入れて、グルングルン回すと、徐々に劣化が速まってきて、寿命が短くなります。
って、速めに寿命を迎る方法を教えちゃう時点で私も相当なワルですね。
姑の味噌汁の塩分を濃くする的な。
・・・・・・なんか、
最後の最後で酷いこと言っちゃいましたが、まぁでもね、今回提唱した「自由ネコ方式」を導入しようという方にとっては、非常に有意義な情報なんじゃないかって思います。拷問の期間を短縮する方法。
あ、あとね、最後に。
なんかさ、
「気に入らない服を着続けるのって地獄」
って言っちゃいましたけどね、
これだと、本当に全く救いがないじゃないですか。
ということで、
ちょっとホッコリする話をするとですね、
実際には、毎日のように徹底して着ていると、意外とね「気に入らない服」でも、愛着が湧いてきて、好きになってくるんですよね、これはマジで。
だから、最後に、拷問期間が終了し、ボロボロになった服を捨てる時には、けっこう名残惜しいというか、もうちょっと長生きしてほしかったな…みたいな気持ちになってるんですよね。
あれほどまでに、好きじゃなかったアイツのことを、いつの間にか好きになっている自分がいる、っていう。
「いままで、ありがとう…」って。
そういう気持ちで、ボロボロになった服をゴミ箱へと送り出すことができます。
(ウエス、ぞうきん経由でのゴミ箱行きなら、なお大往生かと)
興味を持たれた方は、是非、チャレンジしてみてくださいネ!
あ、そういえば、これ書くの忘れてた。
いま私は、捨てられない大量の服の山を抱えて、着倒すだけで精一杯な日々を送っております。。
新しい服を導入する以前の問題なのです。
負債を抱え過ぎているような状態。
だから、買わない、というか買えないのです。
昔はオシャレ大好き人間だったので、すでに一生分の服、買っちゃったんですよね。
結果、それが裏目に出て、現在はその処理(着倒す)に追われております。