異常気象、戦争、難民、人口増加、経済格差、宗教、エネルギー、ゴミの問題…
日本だと高齢化とか、貧困化とか、移民の問題とか、自然災害なんかも近年はヤバみを増していますね。
なんかこう…ワタクシ個人的には、全然、未来に希望が持てないというか。
明るい未来を想像できないというか。
だから何なんだ?って話なんですが。
今回のエントリーは単なるジジイのボヤキですので、生暖かい目で見守ってやってください。
今回は別に「世の中に物申す!」的な話じゃないので、ぬるい感じでいきたいと思います。
コタツでみかんを食いながらだべっている、くらいの勢いですので、「なんとかしてあげあし取ってやろう」とか、そういうのナシでお願いいたしします。
いや~ホントさ、大丈夫なんですかね、この調子で。
世の中がどんどん悪くなってるような気がしてきたんだけど。
「いやいや、良くなってる。良くなってきてるよ~」って自分自身に言い聞かせてここまでやってきましたけどね、やっぱどうも、さすがに誤魔化し切れない状況になってきたというか。
「いや、確かに、良くなった面も当然ある。間違いなくあるんだけど…でも、悪くなった面も確かにあるよなぁ…」っていう。
実はぶっちゃけ、私個人的には、そんなに悲観はしてないんですけどね。
「悪くなってるな~」とは思いつつも、悲観はあんまりしてないんです。
なんでか?っていうと、本当に世界がヤバくなる頃には、私自身、もうこの世にいないと思うんで。
お先に失礼!って感じで、この世の地獄を目の当たりにする前にポックリ逝ってるんじゃないかと。
まぁ、言い方が間違ってるかも知れませんが、
ある意味「勝ち逃げ」です。
本当に日本国民が、あるいは人類全体が、地獄のどん底で苦しむような頃には、私はもう、生きてないと思うんですよね。
これがラッキーなことなのかどうなのか分かりませんけど。
まぁ、今現在、高齢者とか、あるいは中高年くらいかな、そのへんの年代の人たちは、ある程度「勝ち逃げ」できると思うんですよね。
「勝ち」と呼べるほど「勝ち」でもないのかも知れんけど、でもね、少なくとも、今現在、十代二十代の若者と比べれば、まだイージーモードだと思うんよね。
まだマシというか。
問題は、これからの日本を、これからの地球を、背負って生きていく世代ですよ。
前の世代が放置していった負の遺産をがっぽり受け継いで。
厄介な問題の尻拭いをさせられて。
これねぇ~、ちょっと気の毒というかさ。
いや、ちょっとどころじゃないよね。
めちゃめちゃ申し訳ない。
若い人たち、大丈夫ですか?
息してます?
おーい。
通常、人生に必要なのは「明日はきっと今日よりも良くなるはずだ!」っていう希望、期待感なのかも知れないが…
「明日はきっと、今日よりも酷くなる」っていう予感を抱えながら毎日を過ごすのって、相当な地獄じゃないですか。
実際にどうかはともかく、感覚としては
「日に日に悪くなっている」と感じているとしたら、そりゃ生きていくの、辛すぎますよね。
例えばさ、戦後の焼け野原の闇市とかさ、実はみんな、そんなに悲壮感なくて、活気にあふれていた、って話とかもありますよね。
意外とみんな、生きる気力に溢れていたとか。
最初にそういう証言を聞いた時に、「うそっ!?」って思ったんだけど、冷静に考えてみたら、あながち、無い話じゃないなって気がしてきたんよね。
というのはさ、
「今以上にどん底は無い」とかさ、
「戦争中よりはマシだ」とかさ、
「明日は今日よりも良くなる」とかさ、
「日本はもう一度復興するはずだ」とかさ、
そこに根拠があるかないかはともかく、
とにかく、当時は未来に希望を持って生きていた人たちも少なくなかった、って話らしくてさ、あ~、そうか、そういうことなのか、ってちょっと納得したんだよね。
例えばさ、今ここにAさんとBさんがいるとします。
Aさんも、Bさんも、今の月収は10万円だとしましょうか。
んで、
Aさんの来月の給料は11万円。
Bさんの来月の給料は9万円、だとしましょう。
どっちの方が、未来に希望を持って今日一日を生きられますか?って話ですよ。
「未来に対する期待感」が、今日一日を前向きに生きるためのモチベーションにどれだけ影響を与えるのか?って話ですよね。
AさんとBさんの今月の給料が全く同じだとしても、
「じゃあ今日一日、同じだけ人生を楽しめるか?」っていうと、そうじゃないんだよね。
Aさんは、2か月後には給料が12万にまで上がってるかもしれないとワクワクし、
Bさんは、2か月後には給料が8万にまで下がるんじゃないかと怯え、ナーバスになる。
まだ確定してもいない未来のことで、心は上向きになったり、下向きになったりする。
と、いうことはよ?
今の若い世代の人たち、大丈夫ですか?って心配になるんよね。
「この先、日本はどんどん生きづらくなる」
って日々感じながら生きてるとしたら、そうとうキツイだろうな、って。
未来に希望を持って生きることができてますか?って。
もしも、「世界は悪くなる一方だ」って感じながら生きてるとすれば、そりゃちょっと救いが無さすぎるっつ~かさ…。
私は何とも言えない気持ちになるわけです。
自分の世代は幸か不幸か逃げ切れるだろうけど、子どもや孫の世代の人々は、どれくらい難易度高めな世界を生きなくちゃならないんだろう?とかさ。
今の世の中、生き易くなったようで生きづらくなってるんじゃね?例えばコンビニとか。
今、日本中、コンビニだらけじゃないですか。
スゲー便利だよね。
メッチャ助かる。
んでさ、まぁ利用する側としてはありがたいんだけどさ。
コンビニで働いてる人に課せられるスキル、難易度高すぎじゃね?
時々「オレはコンビニの店員さえも務まらないくらい無能だ…」っていう自虐とか見るとさ、
「いやいやいや、コンビニの店員なんてめっちゃ難しい仕事だろ!普通の人間には出来なくて当たり前じゃ!」
って思うんよね。
だってさ、コンビニで働こうと思ったら、品出しとかできなくちゃダメなんだよね?
あと、レジ打ちとか?お金の計算とか?
これ、まったく別のスキルだよね?
タバコとか商品の銘柄を覚える能力とか、
公共料金の支払いがどうのこうのとか、
知らない人間に笑顔で対処する能力とか、
これ全部、一定の水準でクリアしてないとコンビニで働けないってことじゃん?
正直、私は無理なのよ、コンビニ店員、絶対に無理。できない。
私から見れば、コンビニ店員さんなんて、十種競技の選手みたいに万能型の人間だからね。
関連性の無い様々なスキルをどれもこれも、高い水準でこなせなければ、コンビニで働くことはできないんよね。
私から言わせれば、たかがバイトに様々な能力を求め過ぎなんよ、って話なんよ。
品出しがめっちゃ速くても、笑顔で接客できないヤツはアウトだし、
レジ打ちがめっちゃ正確でも、収入印紙の貼り方が覚えられないヤツもアウトじゃん。
なんかいろんなことを無難にこなせるヤツじゃないとダメなんだよね、現代社会って。
コンビニに限らず、どんな立ち位置でも。
他者から求められるレベルがどんどん跳ね上がってんのよ。
昔はね、文字の読み書きができなくても、一応生きていけたんだよね。
そういう人にも居場所があった。働く場所があった。
まともに他人と会話が出来ないコミュ障でも、居場所があった。
たとえば「職人」として、ただ黙々と、わらじを編むだけの人生とか、傘を貼るだけの人生とか、まぁなんかよく分からんけど、高度なコミュニケーション能力が無くても生きていける選択肢っていくらでもあったと思うんよね。
「実は昔から当然、発達障害の人って大勢いたんだけど、それでも問題なくこなせる職がいっぱいあったから、問題にならなかったんだ」っていう話をどこかで読んだけど、きっとそういう側面ってあると思うんだよね。
昔はさ、ごく一部の知人としか関わらずに、ただひたすら黙々と毎日毎日、反復作業を繰り返して人生を終える、っていう生き方、いっぱいあったと思うんよね。
人生の大半、ただひたすら布を染め続ける染物職人とか、
ただひたすら、うちわを貼る職人とか。
よく分からんけど、別に万能型じゃない人間でも、それなりに生きていけたんだと思うのよ。
お金の計算ができなくても、文字の読み書きができなくても、コミュニケーション能力が低くても、それでも許される社会だったと思うんよね。
そう考えると、
やっぱさ、
世界は、社会は、高度に発展するほどに、人が生きづらくなってるんじゃねぇかなって思ったりするんよね~。
なんでもそこそこにこなせる人じゃないと、非常に生きづらい世界になってしまったような。
あ、そうそう、一説によると、「コンビニをバラバラに解体すると100個の職業が成り立つ」みたいな話をどこかで見かけたんだよね。
ざっくり推測するに、こういうことだと思うんよ。
もしもコンビニが無い場合、おにぎりが欲しければ、おにぎり屋さんで買うことになる。
はい、1個職業成立~、みたいな。
おにぎり屋さん、
文房具屋さん、
お菓子屋さん、
本屋さん、
タバコ屋さん
・・・・・・・・・とかさ、
なんかよく分からんけど、コンビニを解体すると「万能型じゃない人」が働ける場が、一気に確保できるってことらしいんだよな。
現代社会では「無能」と呼ばれるような人々でも十分に働くことが可能な仕事場がたくさん確保できますよ、って話らしいんだよね。
なるほどねぇ~、そういう考え方もあるんだな~とか思ったりして。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
まぁね、皆さんはすでに気づいていると思いますが、今、このエントリーは盛大に脱線しております。
こういうことを書く予定ではなかったんですが、結果、こうなりました。
(そして力尽きました)
また日を改めて、出直してきたいと思います。
今日はこのへんで。
何かホント、すんません、ぜんぜん救いのないフィニッシュで。
ナウなヤングへ贈るちょっと前向きで熱めな記事。
半分ネタだけど半分マジです。人類滅亡まであと約30年って話。