鳥人間コンテストの伝説的パイロット、中村拓磨氏の名言より。
大空を舞う時、人は皆、ロマンチストへと変貌してしまうのでしょう…。
下界へ降りてきた時、こっぱずかしいことになってしまいますがw
【緊急開催】オレの好きな中村拓磨の名言ランキング!BEST100~!だが、ちょっとその前に
いや、ちょっと待てと。
誰なんだ、その中村拓磨ってのは?
って人もいるかも知れませんので、一応ざっくりと紹介しておきましょうか。
中村拓磨とは、鳥人間コンテスト2011 人力プロペラ機ディスタンスの部、優勝チーム「東北大学 Windnauts」のパイロットである。
私これ、リアルタイムで観てましたけどね、当時はさ、なんだろな、まだ免疫ができてなくてさ。
とんでもなく圧倒的に暑苦しいキャラがいきなり出てきたなと。
めっちゃ、こっちが恥ずかしくなっちゃってさ。
「大丈夫なのか?これ?放送していいのか?」
って思いながらね、腹抱えて笑いましたね。
彼の出現は、なにかこう、鳥人間コンテストの方向性を決定づけたと言ってもいい大事件でした。
中村拓磨くん以降、いわゆる「主人公感まるだし」のパイロットが毎年のように誕生するようになってさ、
「動けェ~~オレの足ィ~~!!!」
みたいなね、ひとりごとを絶叫しながら操縦する面白キャラが完全に市民権を得た感じになってさ。
でもね、やっぱさ、パイオニアは違うわ。
中村くんの熱量とかね、THE主人公感とかね、やっぱ圧倒的ですよ。
シリーズ物はやっぱ「1」が一番面白いじゃないですか「ダイ・ハード」とかでも。
圧倒的主人公感#鳥人間コンテスト pic.twitter.com/9Ed7JRLslZ
— aki@リアクト4000 (@reacto4000iizo) August 29, 2018
それでは、仕切り直して!第1回中村拓磨名言ランキングBEST100!5位からの発表です!
※100位から始めると、めっちゃ長くなりすぎてスクロールのし過ぎで腱鞘炎になりますので、急遽、第5位からの発表となりました。
第5位!「何も聞こえない!…無線が!」
GPSが故障し、ナビゲーターからの無線による指示も聞こえない!
なんという絶体絶命感…!!
やはりね、逆境に打ち勝ってこそ、真の主人公ですから。
アクシデントがあるからこそ、より一層、輝ける!
完全にドラマですよ。
絶望的な状況の中、中村拓磨の挑戦が、今、始まる!
第4位!「対岸は見える…だが、これはダメなんだろ?」
GPSもダメ、無線もダメ。
完全に孤立無援状態のまま、飛行を続ける中村拓磨。(本編の主人公)
まさに、糸が切れた凧のように、強風にあおられ旋回を始めてしまう。
Uターン状態でスタート地点へと戻ってしまう機体。
あ~~!!
せっかく稼いだ距離が!
どうなる?東北大学!
どうなる?Windnauts(ウインドノーツ)!?
絶体絶命のピンチの中、パイロット中村拓磨のとった行動とは…!?
第3位!「エンジンだけは…一流のところを見せてやるぜ!!」
こんなセリフ、日常会話の中で絶対、出てきませんからね。マンガやアニメの主人公にしか許されないセリフです。
選ばれし者のみが発することができるワードです。
風に押し戻されスタート地点へと戻ってきてしまった中村。
体力はすでに半分以上使い切ってしまった…。
しかし!
中村はそのままさらに旋回し、体勢を立て直して飛び続ける!
絶対にあきらめない!
不死鳥・中村拓磨、見参っ!
第2位!「はぁ、はぁ、はぁ…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~!!!!!」
すでに完全に体力の限界を超えた中村拓磨。
もはや、残っているのは意地と気力と、仲間との友情のみ!
みんなの期待を背負って、飛べ!中村拓磨!
左足が攣ったまま、精神力だけでペダルをこぎ続ける中村拓磨の絶叫が、機内にこだまする。
「ア゛ァ!ア゛ァ!足がぁ~~!!!」
第1位の発表!しかしその前に。
18キロを通過した地点で、ついに中村…力尽きる!
途中、強風にあおられ、ロスした分も加算すると、直線距離でなんと35キロ!というとんでもないビッグ・フライトだった。
墜落した機体からダイバーに救助される中村拓磨。(本編の主人公)
中村さんよぉ…
あんた、漢(おとこ)だよ!
ということで、中村拓磨名言集第1位はこれ!
鳥人間放送したからかブログや2ちゃん,ニコニコに色々と僕に対するコメントが(笑) 褒められるのは嬉しいけど,どんな大学行ってようが研究してようがパイロットだろうが夢を追ってようが無かろうが,あの動画はとりあえずキモいし暑苦しいだろ(笑)
— 中村拓磨 Takuma Nakamura (@takuma_nakamur) September 6, 2014
ありがとうございます!
とりあえず、中村氏ご本人から「キモいし暑苦しいだろ(笑)」いただきました!
鳥人間放送したからかブログや2ちゃん,ニコニコに色々と僕に対するコメントが(笑) 褒められるのは嬉しいけど,どんな大学行ってようが研究してようがパイロットだろうが夢を追ってようが無かろうが,あの動画はとりあえずキモいし暑苦しいだろ(笑)
余談ではありますが、現在の中村拓磨氏は、一体、今どこで何を?…やはり主人公だった!
その後と現在
先のコンテストの後米国のパデュー大学へ留学。成績優秀者として表彰されたとのこと。留学中にはフライトスクールに通い、自家用機パイロットの資格を取得。
ドイツへのサマーリサーチなどを経て東北大学卒業、ジョージア工科大学大学院へ進学。現在は博士課程に在籍。専攻は航空宇宙工学。主な研究内容はUAV(無人航空機)制御である。尚、大学院進学の際併願したカーネギーメロン大学、ペンシルバニア大学、パデュー大学、チューリッヒ工科大学、ローザンヌ工科大学大学院に合格している。
将来の夢は『あなたを宇宙に連れて行くこと』。
やはり、今でも主人公は、輝いていた!
オレたちの中村拓磨は、本当のヒーローなのさ!
・・・さて、そろそろお別れのお時間です。
最後は、ロシア版鳥人間コンテストの画像で締めくくりましょう。
(何故、ひよこの上に親鳥…?)
では、また明日、このブログでお会いしましょう。