昨日、NHK「スーパープレゼンテーション」の再放送を観ました。
月間150万PVって言ってたかな、超人気ブログを運営するティム・アーバンが語っていました。
「物事にすぐ取り組まず、先延ばしにする人の脳内」の話。
ブロガーだから「しゃべり」は得意じゃないのかな?って思ったら、全然そんなことはなく、めちゃめちゃ「ベシャリが達者」でした(笑)
何でも後回し、先延ばしにする人の脳内には「人間」と「サル」と「怪物」が住んでいる…?
先延ばし魔の脳内、というよりもティム・アーバンの脳内だけかも知れませんが…。
「人間」と「サル」と「怪物」が住んでるらしいですよ、奥さん…!
厳密に言うと「理性的判断マン」と「快楽主義モンキー」と「パニックモンスター」だそうで…。
こんな感じ。(モンスターはあとで登場します)
Why Procrastinators Procrastinate - Wait But Why
絵:ティム・アーバン
非常に味わい深いイラストですね…。
グダグダな感じの手書き画像も、ティムの魅力の一つのようです。
ものすごく簡単に言うと、人間がコントロールするのをサルが邪魔する、って感じなんですね。ティムの脳内では。
人間は何か生産的なことをやろうとするんだけど、快楽最優先のサルはそれを邪魔する。
例えば、
「ナンシー・ケリガンと トーニャ・ハーディングの事件に関する ウィキペディアの記事を読もう」
とか。
「冷蔵庫の中身を確認しよう。(10分前にも見たけど)」
とか…。
そして待っているのは「YouTube地獄」です。
無限にYouTubeを見続けてしまうという、あの忌まわしい負のスパイラルに堕ちてしまう。
そして気づくと「ジャスティン・ビーバーの母親のインタビュー動画」まで観てしまっている自分がいるのです…。
ティムは完全に、脳内のサルにあやつられていますね…。
しかしこれ、あるあるですよ。
めっちゃあるある。
私も先日、YouTube地獄にまんまとハマりまして。
全然、ブログ書けねぇんだよなぁ…。
— 自由ネコ@はてなブログ (@gattoliberoTW) 2017年11月17日
ふと気づくと、YouTubeで「ついに判明したピラミッドの建設方法」みたいな動画を観ている私がいる…。
ピラミッダー(ピラミッドをつくる人)は、本当にすごいなぁ…。自分はあんなにピラミッたことない。
現代人の多くはピラミれないであろう。
いったい、何がどうなったのか、自分でもよく覚えていないんですが、ふと気づくとYouTubeでピラミッドの作り方を観てたんですよね…。
ハッキリ申し上げておきますが、ワタクシ、ピラミッドをつくる気は1ミリもないんです。
なんで観てたんでしょうか。
今、私はブログを書いている…。これもひとえにティム・アーバンのおかげです。ありがとう、ティム!
最近どうもね~「ブログは明日書けばいいや…」っていう日々の連続で。
完全に、脳内のコントロールパネルをサルに牛耳られている状態でした。
ブログにはノルマが無いんでね、あと回しにしたければ、どこまでもあと回しにできちゃう。
しかし!
やるべきことはやるべきだった!
サルに主導権を握らせてる場合じゃなかった!
あと回しにすべきじゃない!すぐやる!今やる!
己をコントロールするのだ!
脳内の快楽主義モンキーをコントロールするのだ!
ようするに!
「あと回し」よりも「サル回し」だっ!
(これを言いたいだけ、っていう感じが若干、滲み出てしまいました…)
例えばさ、ご飯を食べた後に、お皿を洗うのめんどくさいな~って思うじゃないですか。
その時に、自問自答するのです。
「え?どうすんの?お皿、洗わないの?脳内のサルの言いなりになるのか?」
って。
そうすると、サルに敗北している自分に対して、悔しさが湧いてくるというか。
「オレ今、サルにあやつられている…くそっ!」
ってちょっと思うじゃないですか。
反骨精神ですよ。
「おとなしくサルに平伏すようなワイとちゃうで!」
って、なるじゃないですか。
んで、お皿を洗うことができる。
これですよ。
持ち前の負けん気の強さ。
自分との闘い。
ってか、自分の脳内に巣食うエテ公との闘い。
そんなこんなで、己を奮い立たせて、今、このブログ記事を書いているのです。
サル VS オレ!
勝者、オレ!
(脳内)
短い動画なんでね、ぜひ、「先延ばしマン」や「ギリギリまでやらないマン」は観ておくれやす。日本語の字幕もついてるし。ティム・アーバンの演説。
それにしても、ベシャリが達者!
ホントに「ブロガー」なのかね!?
演説の後半に「パニックモンスター」の説明があります。
実は先延ばし屋には 守護天使がいて いつも見守って くれています。
最悪の時だろうとも それは「パニック・モンスター」とも 呼ばれています。
人生なんて、長くてもせいぜい100年程度。
すでに、元気に動ける時間は多くは残されていないかもしれない。
本当にやるべきことは何なのか、もう一度整理してみるか…。
もう、あと回しにしないぞ!
(時々はあと回しにするけど!)
そんなことを思いました。
過去記事
もちろん、スーパープレゼンテーションもノミネート!