なぜ「サブウェイ」は失敗したのか?サブウェイ童貞の俺が考察してみる

広告

サンドイッチのチェーン店「SUBWAY(サブウェイ)」が破産したとかなんとか。そんなニュースが舞い込んできました。

今回は、一度もサブウェイを体験したことの無い、いわば「サブウェイ・チェリーボーイ」の私が、独断と偏見で「何故サブウェイが日本で受け入れられなかったのか?」を考察してみたいと思います。

 

あっ、サンドイッチじゃなくてサンドウィッチですか?どっちですか?もうね、この「まぎらわしい」時点で、すでにマイナス。

「いいえ、当店が提供するのは、ピザじゃなくてピッツアです!(サンド富沢)」くらい、煩わしいですね。

どっちゃでもええわい。

 

「サブウェイ」FC店運営会社“破産” 4年半で200店減のサブウェイ、今も大量閉店進行中(佐藤昌司) - 個人 - Yahoo!ニュース

「サブウェイ」FC店運営会社が破産

サンドイッチチェーン「サブウェイ」のフランチャイズ(FC)店を首都圏を中心にピーク時に約20店を展開していたエージー・コーポレーションが1月16日に東京地裁から破産開始決定を受けたと東京商工リサーチが同日に報じた。

 

もうね、今回は、念入りな下調べとか抜きで、事前に抱えているザックリかつボンヤリとしたサブウェイ情報のみを駆使して、ダイナミックかつアクロバティックに考察していこうと考えております。

あらかじめご了承ください。

 

 

サブウェイは、日本以外ではめちゃくちゃポピュラーらしい。世界最大の飲食チェーン店。それが何故…?

これちょっと驚きですよ。

なんと、店舗数ではマクドナルドを超えてるってさ。

サブウェイはアメリカに本社を置き、世界で4万2000店以上を展開する世界最大の飲食チェーンだ。店舗数ではマクドナルドに優っている。

 

なぜ、世界全体ではこれだけ繁盛しているサブウェイが、日本国内では苦戦し続けているのか。撤退を余儀なくされているのか。

ちょっと不思議ですよね。

日本サブウェイは、いったい、どこでどう間違えてしまったんでしょうか…?

 

日本のサブウェイは野菜が多くとれることを売りとしている。日本サブウェイは08年から「野菜のサブウェイ」のスローガンを採用し、それを前面に出してアピールしてきた。これが奏功し、健康に気を使う女性を中心に支持を集めることに成功した。

はいー、ここ、ちょっと気になりますね。

「野菜のサブウェイ」を前面に押し出して、健康に気を使う女性の支持を集めることに成功…だと?

 

いや、これ、成功じゃなくて失敗なんじゃねぇのかな。

ターゲットの絞り方、失敗してるんじゃねぇの?

 

これねぇ「健康に気を使う女性」って言ってるけどさ、

おそらくね、

「流行に敏感な女性」

ってのと、客層がかなり被ってると思うんよね。

サブウェイの偉い人たちは、そういった「流行を作る側の人」を囲い込めば、上手くやっていけると踏んだんじゃないかと。(憶測です)

※一部、表現を修正しました。

 

・・・・・・

しかしね。

 

流行に敏感な人は、一カ所に留まっていないわけよ。

「はい、次、はい、次!」って、新しいものにどんどん飛びついていくわけだからさ。

 

一度、行きつけの吉牛(吉野家の牛丼)が決まったら、何度も同じ店舗に通う、おっさんリピーターとはワケが違うんよね。

 

もし仮に「流行の最先端を行く、シャレオツなヤングガール」たちの間で「シャレオツなサンドウィッチのサブウェイ」が多少話題になったとしても、そりゃ逆に、少し経てば廃れる、って意味とほぼ同じだから。

 

流行を追いかける人たちは、飽きたら次のコンテンツに乗り換えますよ。スムーズに、スタイリッシュにね。

まぁ言ってみれば、過去には、ティラミスとか。パンナコッタとか。

爆発的に流行っては消えていった商品ってあったじゃないですか。

ウーパールーパーとか。

そういうカテゴリーの中に片足つっこんじゃったんだとしたら、そりゃサブウェイも終わるでしょうよ。

 

「流行りに敏感なヤングガール」をターゲットにした場合、一時的には支持を集めることができたとしても、恒久的な人気は維持できないんよ。

 

 

ね?

だからこのブログ「自由ネコ」は、お洒落な若い女性からの支持が全然ないんだけど、吉牛システムのおかげで、細々とやっていけるわけよ、ってやかましいわ。

このブログはシャレオツでヤングガールな読者を募集しております。

 

 

まぁとにかくですよ、

世界中にサブウェイがあるらしいけど、繁盛している店舗っておそらくね、「若い女性の集う場所」って感じではないんじゃないかな。

決して、「野菜が大好きなヘルシーガール御用達」みたいな方向性で売ってないと思うんだけど、どうだろうか。

知らんけど。

 

 

ってかね、私が一番言いたかったのはさ「ジャパニーズ・おにぎり文化をなめんじゃねぇぞ」ってことなのよ。

さて。前半でもっともらしい説を唱えたところで…。そろそろ本題に入りましょう。

今までのは、読者を煙に巻く目くらましにすぎません。

 

今回の記事のキモは、この先にあります。

 

日本ではサンドイッチを外食で主食として食べる習慣がなく、日本サブウェイはそういった習慣を根づかせることができなかった。価格の高さや商品提供の遅さ、注文の難しさなどがそれを阻んでいると指摘されている。

 

サブウェイのダメなところ

  • 価格の高さ!
  • 商品提供の遅さ!
  • 注文の難しさ!

っていう話なんですけどね、これさぁ、どれもこれも、「おにぎり」には到底、叶わない要素なワケですよ。

 

「サンドウィッチ VS おにぎり」という目線で考えた場合ね、どう考えてもサンドウィッチの分が悪いんすよね~。

 

例えば、コンビニのおにぎり、イメージしてみてくださいよ。

せいぜい、100円~200円くらいの価格帯が主流じゃないですか。

 

でね、普通の日本人にとっては、その頭があるからさ、サブウェイのサンドイッチの値段を見た時にさ「おにぎりに換算すると◯個分の値段か…サブウェイ高いな!」ってなるわけじゃないですか。

 

「商品提供の遅さ」、ってのもアレですよね、脳内でおにぎりと対戦させちゃうと、サンドイッチには勝ち目がないんすよ。

もしもコンビニでおにぎりを買ったとしたら、せいぜい、ワン・ツー・スリー!で海苔が巻けちゃうわけですから、3秒ですよ、秒殺ですからね。

 

おにぎりなら、購入から、かぶりつきスタンバイまで、わずか3秒ですよ。

ゆりかごから墓場まで、わずか3秒。

 

F1のピットインだったら、まだ前輪も交換してないうちに、おにぎり的にはGOですよ。

何言ってるか分かりますか?

私は分からなくなってるんですけど。

 

あとね~、サブウェイの弱点、「注文の難しさ」ね。

ライバルのおにぎりに関しては、自分が思い描く理想の味の一品に辿り着くまでの道のりが、非常にシンプルかつイージーじゃないですか。

中に入っている「具」のチョイスに全力を傾ければ、大抵の場合、イメージ通りのおにぎりにありつけます。

鮭にしようか…梅にしようか…おかかにしようか…そうだ、ツナマヨしよう!

ってなるわけじゃないですか。

いたってシンプル!

いたって簡潔!

 

まるで居合切りのような、まばたきに匹敵すると言っても過言ではないほどの一瞬の作業!

それが、おにぎり選び!

 

そんなね、潔さ極まりないおにぎりのセレクトシステムに対して、サブウェイときたら、なんという難解極まりない注文のシステム!

もうね、

この難しさには、難解トラフ大地震と名付けたいくらいです。

(そのくらい、私は憂いている、ということです)

 

・・・・・・・・・

 

いかがでしたでしょうか。

 

サブウェイが日本で市民権を勝ち取れなかった理由が、なんとなく読み取れましたでしょうか。

 

 

なぜか炎上しがち?な食べ物ネタ。

gattolibero.hatenablog.com

 

gattolibero.hatenablog.com