ドイツのシュタインマイヤー大統領が「ウクライナ訪問」を提案したものの、ウクライナ側から「こっちくんな」と拒否られた模様。
(Frank-Walter Steinmeier)のカタカナ表記がいろいろあるようで。
フランク=ヴァルターとか、フランクワルターとか。
シュタインマイヤー、あるいはシュタインマイアーとか。
日本に住んでいると、ヨーロッパの事情とかって、イマイチ、ピンとこないじゃないですか。
特に私みたいに、ただボーっと生きているような「意識低い系」よりもさらに低い「意識無い系」の民なんかは、地図を見せられてもどこがドイツなのか分からないレベルですからね。
実際のところ、ぶっちゃけ、全然ワケが分かってません。
「メルケルってイイ人なのかな」とか。
そんなレベルで。
でも、最近私ねぇ、ちょっと思うんだけどさ。
「自分が勝手に、西側の先進国っぽい国々を、買いかぶりすぎていたのかな」
って思うことが多くなってきてますよ。
意外と、ドイツとかフランスとか、「実は、たいしたことないんじゃねぇのかな」っていう。
ものすごく大人だと思ってたけど、意外とそうでもないのかな、っていう。
あ、前フリ長すぎましたね。
ウクライナはドイツのやり方にムカついている。信用していない、ってことなのだろうか。ウクライナ側がドイツ大統領の訪問を拒否。
ウクライナ、独大統領の訪問拒否 過去に親ロ政策を推進 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
【4月13日 AFP】ドイツのフランクワルター・シュタインマイヤー(Frank-Walter Steinmeier)大統領は12日、他の欧州連合(EU)加盟国首脳と共にウクライナ訪問を提案したものの、ウクライナ側から拒否されたことを明らかにした。
元外相のシュタインマイヤー氏は、過去にロシアに友好的な姿勢を取ってきたことで国内外から批判が集中。最近になり、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対する親善的な姿勢は間違いだったと認めていた。
なるほどねぇ~、今のドイツの大統領はシュタインマイヤーさんなのね。(初耳)
んで、シュタインマイヤーさん、以前は「外相」というポジションで、ロシアと仲良くやっていたわけだ。
「親ロシア」「親プーチン」みたいな姿勢をとっていたわけだ。
ふ~~ん。
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「今どんな気分?」って聞いてみたいね。
最近になって自分の過ちを認めた、って話だけど、そんな人、大統領にして大丈夫なんかね?
表面上はどうであれ、本音の部分では「人権よりもカネですよ」みたいな思想だってことはないのかね?
でもまぁあれか、みんなそうか。
口ではきれいごと言ってても、本音は「人権よりもカネ」か。
私も他人のことアレコレ言えねぇか。
カネに目がくらんだことが無い者だけが石を投げよ、的な。
独紙ビルト(Bild)は匿名のウクライナ外交官の話として、「シュタインマイヤー氏がロシアと密接な関係にあることは誰もが知っており(中略)キーウでは現時点では同氏は歓迎されない。それが変わるかどうかはこれからだ」と伝えた。
シュタインマイヤー氏は社会民主党(SPD)所属で、大統領としては2期目。アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)前首相政権下では2度外相を務めた。長期にわたってロシアに友好的な姿勢で知られ、ロシア産の天然ガスをドイツに輸送するパイプライン「ノルドストリーム2(Nord Stream 2)」の建設計画を推進していた。同計画は、ロシアによるウクライナ侵攻を受け停止されている。
シュタインマイヤー氏がロシアと密接な関係にあることは誰もが知っている、と!!
うわ~、これ、ドイツ国民もなんつーか、バツが悪いというか、気まずい感じあるだろうなぁ~。
「人選、しくじったなぁ~」みたいな。
だって、もしも仮に今の日本の総理大臣が鈴木宗男だったら、日本人だって、超~気まじぃもんなぁ~。
いや、例えが間違ってるような気がするな。
シュタインマイヤーとプーチンは大の仲良し。
そしてプーチンは極悪非道の侵略者!
・・・・・・
気まじぃ~~~。
シュタインマイヤー氏は社会民主党(SPD)所属で(略)長期にわたってロシアに友好的な姿勢で知られ、ロシア産の天然ガスをドイツに輸送するパイプライン「ノルドストリーム2(Nord Stream 2)」の建設計画を推進していた。
はい、計画終了~。
文字通り、オワタ。
ドイツ語で言うと「OWATA」。(嘘)
ってか、完全に、プーチンのこと、信用しきってたんだねぇ。
お人好しのイイ人なのかなぁ、シュタインマイヤー。
っていうかさ、あえて悪い言葉を使わせていただくと、ドイツもフランスも、けっこうボンクラなのかな?って気がしてきた。(政治的な面で)
ドイツ人とフランス人にはごめんなさいだけど、あれね、政治の面でよ?意外とさぁ、けっこうボンクラな部分、あるのかな?って。
というのもさ、最近、いろいろと海外のニュースを観る機会が増えてさ。
そしたら、たとえばこれ。
フランス軍情報トップ、解任へ ロシアの侵攻予測できず - BBCニュース
ロシアによるウクライナ侵攻を予測できなかったとして、フランス軍情報当局トップのエリック・ヴィドー将軍が解任される見込みであることが、報道で明らかになった。
報道によると、7カ月前に就任したヴィドー氏は、「不適切なブリーフィング」と「問題に関する熟達度不足」が問題視されたという。
ロシアのウクライナに対する大規模侵攻をめぐっては、アメリカがその計画を正確に把握していた。一方、フランスは侵攻の可能性は低いと結論づけていた。
軍関係者は、ヴィドー氏がその責任を取らされた格好だと、仏AFP通信に話した。
しかし、この関係者によると、ヴィドー氏に求められていたのは「作戦に関する軍事情報であり、事前の計画に関するものではなかった」という。ヴィドー氏はロシアについて、ウクライナ侵攻の手段を有していると結論づけていたとされ、「彼が正しかったことは証明された」と、この関係者はAFP通信に述べた。
まぁ、ものすごくザックリいうと、フランス軍が、ロシアのウクライナ侵攻の気配にまっっったく気づいていなかったボンクラだったということで、将軍が責任を取らされてクビになった、っていう話なんですけど。(実際は、将軍はロシアの侵攻はありえると結論付けていたらしいので、クビは気の毒)
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ロシアが2月24日にウクライナに侵攻する直前、たびたびプーチン氏と協議していた。それもあり、フランス当局がプーチン氏の意図を読み違えたことで、同国の面目は丸つぶれとなった。
これ、恥ずかしいな。
ロシアが侵攻する直前まで、プーチンといろいろ話し合ってたんだ、マクロン。
にもかかわらず、プーチンの行動を全く予測できていなかったと。
フランスの面目丸つぶれ、と。
しかも、その時、アメリカやイギリスは、正確にロシア軍の動きを把握し、ウクライナ入りして迎え撃つための準備をしていたと。
いやいやいや、これはフランス…。
「あちゃ~~」って感じだろうな…。
アメリカやイギリスはロシアの動きを察知し、去年からウクライナ入りしていたらしい。フランス、はずい。
【驚愕】ゼレンスキーを狙う暗殺部隊とそれを阻止する米英の特殊部隊との激しい攻防が我々の知らないところで果てしなく繰り返されているらしい - 自由ネコ
あとこれ。2018年、トランプがNATO首脳陣たちとの優雅なお食事会?の席で、面と向かってギャンギャンにドイツらNATO界隈を罵倒する動画。結局トランプが正しかったのか?
2018年の記事。動画あり。
トランプ氏、ドイツを痛烈批判 「ロシアの捕虜だ」: 日本経済新聞
【ブリュッセル=中村亮】トランプ米大統領は11日、ドイツがロシアから天然ガスを大量購入する計画を痛烈に批判した。トランプ氏はドイツのロシアへのエネルギー依存度が高まるとして「ドイツはロシアの捕虜のようなものだ」と指摘。米欧はロシアの軍事的脅威への対抗で結束を目指すが、ドイツがガス購入を通じてロシア経済を潤わせるのは「とても不適切だ」と不快感を示した。
略
ドイツはバルト海の海底にパイプラインを建設してロシア産の天然ガスを輸入する「ノルドストリーム2」という計画を進めている。トランプ氏は「我々はロシアに対する防衛をするのにドイツはロシアに巨額の資金を支払っている」と批判した。
ストルテンベルグ氏(NATO事務総長)は「NATOは意見の違いがあってもお互いを守るために結束する」と強調した。だがトランプ氏は「ある国が我々が対抗しようとしている相手国からエネルギーを買おうとしているのにどうやって協力できるだろうか」と反論。ロシア産ガスの輸入問題は「NATOにとっても重要な話だ」と訴えた。
当時のトランプ大統領が、ドイツをボロクソに罵倒。
トランプ氏
「我々はロシアに対する防衛をするのにドイツはロシアに巨額の資金を支払っている」
「ある国が我々が対抗しようとしている相手国からエネルギーを買おうとしているのにどうやって協力できるだろうか」
これ、今なら、トランプさんが言ってたことが、鬼のように正しい気がするね。
これもその時の記事。
トランプ氏、NATO加盟国の防衛支出増を要求 ドイツを名指し批判 - BBCニュース
ドナルド・トランプ米大統領は11日、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対し防衛費支出を、目標の倍に当たる対国内総生産(GDP)比4%に引き上げるよう求めた。
ホワイトハウスは、トランプ大統領がこの日ブリュッセルで開幕したNATO首脳会議でこの発言をしたことを認めている。
トランプ大統領はまた、防衛費に関してドイツを名指しで攻撃した。
NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長は、全ての加盟国が防衛費にGDP比2%を支出することに注力するべきだと話した。
ストルテンベルグ事務総長はトランプ氏の発言に直接関係する質問には答えなかったものの、「まずは2%を達成するべきで、今はそこに集中するべきだと思う(中略)幸い目標に向かっている」と記者団に述べた。
NATO加盟国は冷戦終結後、防衛費を削減し続けたものの、今は緊張が高まっているため増額する必要があると、事務総長は付け足した。
「NATOはみんなで、お金を出し合って、運営しましょう」って話だったのに、お前ら全然金払ってねぇだろ!お前らが払ってない分をアメリカが肩代わりしてんだぞこの野郎!お前らみんなクソだな!的な感じでトランプさん、大激怒。そしてNATOの人、ビビりまくり。
トランプ氏が面と向かってNATOの偉いさんたちをディスりまくりのお食事会の動画。このあとどんな空気でご飯食べるんだよ…。
はい、そんなこんなで。
意外と「西側のリーダー」とか「欧州のリーダー」みたいな顔してる国々も、なんかアレですね、っていう話でした。
日本もアレだけど、世界もアレだな!
一番アレなのはオレだけだな!
自戒!
最後に。
以前ウクライナが「NATOに入りたい」って言ったときに「ダメ~。入れてやらない」って反対したのはドイツとフランスみたいですね。
こういう恨みはなかなかねぇ…。
ゼレンスキー大統領、NATO入り阻んだ独仏に怒り 「ロシアへの譲歩の結果を見よ」 - 産経ニュース
NATOは08年、ブカレストで開いた首脳会議の声明で、ウクライナとジョージアは将来的に「加盟国になる」と明記したが、仏独の反対で加盟は実現しなかったとされる。
う~~~む…。