NHKの「バリバラ」で、アウトサイダーアートの特集をやってたので観たんですけどね、
やっぱり……いいね!
うん、アートはいい!!
特にアールブリュット(生の芸術)は最高!!
なんつ~かな、世界全体がこんな感じならいいのにな、って思うね。
ひとりひとりが自由に個性を発揮して、みんながそれぞれ、別々の方法でキラキラと輝いている。
そんな世界。
生きづらさを抱えている方々は「バリバラ」を観てみよう★大丈夫だ。つらいのは君だけじゃないぞ!
とりあえずね、「バリバラ」はホント、生きる勇気をもらえますから。
観た方がいいです。オススメ。
何といっても、番組のキャッチフレーズ?が
「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」の人たちへ
みんなちがって みんないい
みたいな感じだからね。
こんなもん、観ないわけにはいきませんよ。
しかも!
今回の特集はアート!!
ぃやっほ~~い(^^)/!
番組の公式ページ
アート特集!独創的な作品を次々と生み、世界の注目を集める滋賀県の「やまなみ工房」。
77名の障害者たちが、寝転びながら、歌いながら、思い思いのスタイルで創作している。
美術と無縁だった彼らをアートに向かわせたのは、“健常者に近づく(普通である)ことからの解放”だった。
個性あふれるアートの現場の魅力に迫る。
プラス、統合失調症への理解を深める不思議なテイストの新コーナー「妄想リアル」も初登場。
とりあえず、最高でしたね。
普通であることからの解放。
今の世の中って、型にハマれない規格外の存在は、切り捨てられちゃうワケですよ。
「普通」であることを強要される。
不器用にしか生きられない人なら、心当たりがあるはずです。
かくいう私も、超絶不器用です。
みんなができてるのに、どうしてお前はできないんだ?
って咎められる。
周りと同じであることが求められる。
そうやってず~~っと説教されながら生きてきました。
そりゃ、ウツにもノイローゼにもなりますわ。
我々はキュウリじゃないんだからさ。
そんな、同一規格にむりやり押し込められてもねぇ…。
みんなと同じように生きていけないヤツだっているさ。
オリジナルな、唯一無二の存在だって、ええじゃないか!
ええじゃないか!ええじゃないか!
でね。
そうやって疎外感を感じて生きてきた人にも輝ける場所ってのがあってね。
それこそがアート、芸術の世界なのです。
アートの世界では、他の誰にも似ていないことが、むしろメチャメチャ評価されるんですよ。
生きづらさを抱えた、ずっと孤独だった、誰に対しても共感できなかった、そういう人間こそが、輝ける世界なんです。
アート、最高!!
ず~~っと、ひとりぼっちだった人は、ぜひともアートに挑戦してみてください。
自分の内側でマグマのように煮えたぎっていた、行き場のない巨大なエネルギーをすべて創作活動にぶつけてみてください。
とてつもない作品が生まれるはずです。
上手いとか、下手だとか、そんなしゃらくさいことはどうでもいいんです。
基本的な技術をマスターしてから…とか、
デッサンを勉強してから…とか、
クソどうでもいいわ。そんなこと。
アホか。
アカデミズムに洗脳され過ぎなんだよ。
本当のアートは、もっと自由なんだよ。
自分自身の魂を燃やせ。
芸術は爆発なんだよ。
岡元俊雄さん
寝転んで肩肘を付きながら割り箸に墨をつけ描くという独特のスタイルを貫く岡元俊雄さん。工房に来て10年ほどは、とにかく集団にいるとイライラし、パニックをおこすという日々が続いていた。そんなある日、トラックに強いこだわりをみせる岡元さんの姿を目撃した施設長の山下さんが何気なく「トラックを描いてみたら」と勧めたところ、寝転びながら堰を切ったように次々と絵を描き始めた。
岡元俊雄さんの作品。凄い。
山際正己さん
お昼休み、誰もいなくなる30分間だけアトリエに来て制作をするという人もいる。山際正己さん。作るのはカッパのようなお地蔵さんと決まっている。20年間で作った数は4万個を超える。 「やまなみ工房」では、時間や管理の呪縛から解放されることで、次々と独創性あふれるアートが生み出されているのだ。
山際正己さんの作品。凄い。
酒井さん最高じゃん。
食事中も移動中も、ずっとラーメンの袋を凝視したままなんだよね。
素晴らしい。
酒井さんを受け止める工房の環境も素晴らしい。
感動するわ。
酒井美穂子さん
酒井美穂子さんは、ラーメンの袋を見つめて20年になる。工房では、彼女にさまざまな作業を当ててみたが、ラーメンの袋を手放そうとはしなかった。そこでスタッフは、一日中触り続けて、シワシワになったラーメンの袋を、彼女の表現と捉え、それを保管している。
つまり、ここ「やまなみ工房」では、作品を作ることが目的ではなく、自分らしく生きることこそ「アート」と考えているのだ。
作品をつくることが目的ではなく、自分らしく生きることこそが「アート」
・・・・・・素晴らしい。
番組で紹介していた「やまなみ工房」のアーティストたちは、ホント、えげつないほど凄まじい。
問答無用。
圧倒的なエナジー。
爆発してる。
輝いている。
生きるってこういうことでしょ。
こういう生き方もOKな世界であるべきでしょ。
とりあえず、やまなみ工房、行ってみたい。
やまなみ工房について
やまなみ工房に通う人達にはそれぞれに「これをすることで私は幸せである。」があります。
やまなみ工房の“日常の中のある日”を覗いてみると、一人一人がそれぞれの方法で“特別な自分”を毎日表現しています。
粘土で何かを作る事が好きな人、絵を描くのが好きな人、歌うことが好きな人や刺繍が好きな人、おしゃべりが好きな人もいれば、一人静かが好きな人、元気よく体を動かす人、じっとするのが好きな人、好きな事や得意な事は様々です。
しかしその表現の多くは今日の一般社会の中において、対価に結びつく事が難しく、行為そのものの価値や彼らの本質が見失われることも少なくはありません。
互いの違いを知る事。
それぞれの価値観を大切にする事。
描きたいように描いてみよう。
つくりたいようにつくってみよう。
君は君らしく生きてみよう。
あるがままの自分が認められ存在できる場所で、自由に自分の可能性に向かう事が出来ればどんなに嬉しい事でしょう。
自分らしく過ごす日常の中で生まれた僕の色、私のカタチ。
やまなみ工房は、様々な表現から感じる個々の本質を大切に、感性とは何か、豊かさとは何かを考え、それぞれの可能性、そしてHAPPYが無限に広がる事を目指します。
やまなみ工房が目指す世界のあり方って、障がい者のためのものなのかなぁ?
そのまま、人類全般にも当てはまるんじゃね?
障がいのあるなし、関係ないよな。
世界全体が、やまなみ工房になったら最高じゃん。
我々が目指すべき社会って、こういう感じだよなぁ。
できるやつも、できないやつも、存在しててOKなのよ。
大きかったり、小さかったり、長かったり、短かったり。
みんな違ってて、それでもOKなのよ。
本当は、ダメなやつなんていないんじゃないのか?
生まれた時から、最初からダメな人間なんて存在しないんじゃないのか?
みんなそれぞれ、どこかに
輝ける場所があるんじゃないのか?
一人一人が、簡単に諦めず、粘り強く、自分のスタイルを探し続けて見つけること。
自分にできる範囲で、輝こうとしている誰かのチカラになること。
お互いに助けたり助けられたりして協力し合うこと。
自分自身にできる事をコツコツとやり続けること。
何を言ってるのか、分からなくなってきました。
そろそろ寝るか。
こういう過去記事もある。
世界的なアウトサイダーアーティスト、ヘンリー・ダーガーについて書いた。
ある意味、偉大なアーティスト。サバンナ八木。
アートの世界に決まりはない。自由だ。己を解き放て。