【高円寺びっくり大道芸】街全体がステージ!パフォーマーだらけでした
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「高円寺びっくり大道芸」をのぞいてきました。
街じゅうの路上に約30カ所の「演舞場(芸を披露する場所)」が用意されていて、常にどこかで誰かがパフォーマンスをしているというファンタスティック極まりない状況!
高円寺、最高!
路上の表現者、最高!
【高円寺びっくり大道芸】とは?
先日のゴールデンウィーク中の開催が第8回目でした。
(4月30日(土)と、5月1日(日)の2日間)
【高円寺びっくり大道芸】の開催期間中、高円寺の街のいたるところに「大道芸の会場」が用意されています。
(会場といっても、ただ路上に線が引いてあるだけなんですけど)
約30カ所のステージで、約40組のパフォーマーが芸を披露する2日間です。凄い!
(芸人たちは、それぞれ、場所を移動して1日に3回ステージに立ちます)
例えば、こんなパフォーマーが人気を集めておりました。
日本語がペラペラでビックリ。
The English Gents(ザ イングリッシュ ジェンツ)
アクロバットコメディ
英国紳士のエレガントな装いの中に潜む、燦然と輝く美しいボディ!軽々とアクロバティックな技を披露したかと思いきや、コミカルなパフォーマンスも抜群で、もう笑わずにはいられない!ハンサムでマッチョ、エレガントなのに、面白い!
やはり「はだか芸」は盛り上がりますね。
今回、我々取材班は時間が無くて4組のパフォーマーしか観ることが出来ませんでしたが、そのうちの3組は、服を脱ぎましたからね。
「高円寺びっくり大道芸」の攻略法! 来年参考にしてね(笑)
まずは、駅前で配られている「公式ガイドブック」を入手します。(無料)
これが無いと、路上の、どこがステージとして設定されているのか分かりませんし、どんなパフォーマーが、何時に芸を披露するのかも分かりません。
全部で40組ほどのパフォーマーが出演し、街のどこかで「同時進行」で芸を披露していますので、上手く計画を立てて巡回しないと、お目当ての芸人を観れなくなる場合があります。
とにかく公式ガイドブックを徹底的に熟読しましょう。
最初に「パフォーマー紹介」のページで、観たい演者をピックアップ。
まずはお目当ての大道芸人をプログラムでチェックしましょう。
このパフォーマーが観てみたい!という「お気に入り」が数組は見つかるはず。
今回の出演者はこういった面々でした。
ワタクシ的には、Fraser Hooper(フレイザー フーパー)がツボでした。
日本語が全くできないようですが、そこは表現力でなんなくカバー。
お客さんを何人も巻き込んでボクシングの試合が始まります。
これを高円寺の路上で観れちゃうんだからありがたい!
高円寺では、この動画よりもパフォーマンスが長くて、そして面白かったです。
気になるパフォーマーを発見したら、今度はタイムテーブルでステージに立つ時間を確認し、なおかつ、MAPでステージの場所を確認。
お目当てのパフォーマーが見つかったら、今度は何時にどのステージに立つのかをチェックします。
この時、考慮しなければならないのは、
「自分自身の移動時間」と、
「パフォーマンスの開始時間と終了時間の若干のズレ」です。
例えば、「大道芸人Aさん」と「大道芸人Bさん」のパフォーマンスを観たいとしましょう。
Aさんは、駅から徒歩10分の北側のステージで3時から芸を披露する
Bさんは、駅から徒歩10分の南側のステージで4時から芸を披露する
それぞれ芸人の持ち時間は、目安として1回のステージが30分です。
・・・
これ、両方、観れそうじゃないですか。
でもね~、なかなか難しいんですよ、実際は。
実際にシミュレーションしてみよう。
JR高円寺駅北側の、歩いて10分のステージで3時からAさんのパフォーマンスを観るとしましょう。
本来であれば、Aさんのパフォーマンスを観終わるのが3時半です。
と、こ、ろ、が!
実際には3時半では終わらないケースがほとんどだと思います。
会場が盛り上がれば、その分、演者はサービスしてくれます。
終わりの時間がずれ込んでいくのです。
芸の最後に「投げ銭」タイムがありますから、出来る事ならその時まで、パフォーマンスを観ているべきです。
最後の投げ銭の直前に、その場を離れるのは、お客のマナーとしては最悪です。
人としてよろしくありません。
彼らの芸に対して、敬意を払うべきです。お金も払うべきです。
彼らはそれを糧にして日々、生活しているわけですから。
ということで、Aさんのパフォーマンスを堪能し、きっちり投げ銭を払った時点で3時40分くらいでしょうかね。
ここから猛ダッシュで、Bさんがパフォーマンスをする駅の南側へと移動します。
駅まで徒歩10分のところを5分で到達、駅を突っ切って、更に5分南へ走る!
Bさんの演じる会場に到着したのは3時50分!
よし、4時からのパフォーマンスに間に合った~!
・・・と思うでしょ?
ところがだ。
Bさんが人気のパフォーマーだった場合、すでにその会場周辺には、大勢のお客さんが陣取っているわけです。
パフォーマンスをガン見できるようなポジションは、すでに残されていないんですよね。
ましてや、Bさんが、会場の雰囲気を温めるために、4時スタートのところを4時前にちょっとだけ逆立ちしたり、何かパントマイムでもやろうものなら、オーディエンスはさらに増えていきます。
4時からのステージを4時に観に行っちゃ、手遅れなんですよね。
このへんの誤差を考慮して、巡回ルートを考えないと、たとえパフォーマンスが観れたとしても、かなり後ろの方からだったり、
最後の「投げ銭」タイムまで芸を観ることなく、途中で会場を移動しなければならなくなります。
自分自身の移動時間、
鑑賞しやすい場所を確保するための早めの行動、
そしてパフォーマンス開始と終了時間の誤差、
これらを考慮して、常に余裕を持って、各会場を回るようにしましょう。
それではみなさん、来年の第9回【高円寺びっくり大道芸2017】でお会いしましょう。
さりげなく過去記事。投げ銭よろしくお願いしますという話。