はい、またお会いしましたね、ネコ川 長治(ねこがわ ながはる)です。
えっ?何のパロディか分からないって?
「いったい何が始まるんです?」って?
そんなもん、自分でググりたまえ!
映画の感想や辛口レビューを人工知能を駆使し独自に数値化!トップ映画はてなブロガーをランキング形式で並べたって?
世の中にはすごいスキルを持った人もいるもんですねぇ~…。
びっくらこいた。
これねぇ、何が面白いかっていうとさ、おそらくね、忖度しないでストレートに率直に映画を批評している「辛口映画コメンテーター」に対して、高い評価を与えてる感じなんすよね。そういうアルゴリズム的な何か。
映画の辛口レビューと感想を機械学習を使って、はてなブログから集めてウェブサイトにした。名前はホット チリ レビューズ。
(略)
ツイッターのつぶやきで「スターウォーズすげーっす」と140文字以内のひとこと感想を読んでも何も分からない。アマゾンやヤフー映画のレビュー欄ではフォーマットが規定されていて、かつ文章も短く、読み応えが無い。
その点ブログは多様なフォーマットで各ブロガーが思う存分に映画レビューを書いている。中にはプロの映画評論家ですらできないような評論を個人ブログで発信されてたりする。
本当に自分に合った映画ブロガーとの出逢いはその後の映画人生を何倍も充実させてくれるのだ。
「映画の感想にこんなこと書いたら、ファンの人にディスられるかな…?」ってビクビクしながら、全方位的に忖度した無難で模範的な映画批評なんて、クソみたいなもんじゃないですか。
「面白かったです!」じゃ、しょうがない。
そんなの、わざわざブログに書く意味も読む意味もないもんね。
他人の顔色を伺わず、正直に、自分の感想を綴る。(結果、めっちゃ辛口な批評になっちゃった。テヘッ)
みたいなね、ギリギリのところを責めてる映画批評の方が絶対面白いわけですよ。仮に自分とは真逆の感想だったとしても。
そういった意味では、私はね、割と責めてる方だと思うんですよね。今改めて振り返ってみると。
もちろん、記事を書いてる時は「よし、責めよう」とは思ってませんけどね、書いてるうちに、平常心を失って、無意識のうちにディスってしまうのです。いや、ディスりじゃない。辛口になっちゃうのです。
逆に言うと、映画を観てもね、可もなく不可もなくな、しょ~もない映画に関しては、言及しないようにしてますから。そもそもブログに書きませんから。
結果的に、大きく分けると「スゲーよかった!」か、あるいは「スゲークソだな!」の2パターンの感想になってしまう、っていうw
あ、ちなみにね、先ほどの記事内に、はてな在住の「トップ映画ブロガー200」のリスト、ってのが載ってまして、このブログ「自由ネコ」が、ちょ~~どぴったり100位でした。縁起イイね。
このブログではそんなにたくさん映画に関する記事は書いてないんですけど、それでも一応100位ってのは、大大大健闘なんじゃないかと思います。
これもひとえに、「辛口」テイストで地道にやってきたことが今回の評価につながったんじゃないかな?って思います。ありがとうございます。
この喜びを家族、裏方のスタッフ、そしてファンの皆さんと分かち合いたいと思います。センキュウ―!
ということで。唐突ですが、自由ネコの過去記事の中から、ワタクシ厳選、オススメ映画レビュー記事をいくつか紹介したいと思います。
まずは、辛くない部門から。
基本、褒める時は絶賛でございます。
私はね、何でもかんでも、あげあし取ってやろうとか、そういう気持ちで映画を観てるわけではありませんので。
まず、これは外せないでしょうね。
まちがいなく2017年のネコデミー大賞受賞作品。
めっちゃ心のハードル高くして観に行ったんだけど、それをはるかに上回る出来栄えでした。オレ氏、絶賛。
「この世界の片隅に」
これも良かったですねぇ~~!
大ブレイク前夜?の頃の星野源、主演映画。
「箱入り息子の恋」
今をときめく人気俳優の星野源さんが35歳の童貞男を演じてるんですが、ドハマリ。完璧です。気持ち悪いです。最高です。
映画全体を包み込むユーモアセンスが最高なんですけど、あとで調べてみたら、監督の市井 昌秀(いちい まさひで)さんは、元芸人さんでした。なるほど納得。
これも、よかったなぁ~。
小手先の技術云々じゃなくてね、もう、主役の老夫婦のキャラクターで、ほぼ決まりですよ。こりゃ当然、魅力的な映画になるでしょうよ。
「人生フルーツ」
そしておまちかね。辛口部門からのエントリー。
これ、酷かったねぇ~~。マット・デイモン主演。
「オデッセイ」
どこかで「オデッセイ良かったです!感動しました!」って感想を見かけた時、とっさに「ウソだろ!?どこで感動?」って思っちゃいましたからね。
バカバカしさ満載で、そういう意味では面白い映画でした。
たとえアカデミー賞受賞作品でも私は容赦しません。いろいろと事情があったみたいですけどねぇ…何賞を獲ろうがそんな肩書は関係なし。つまらないものはつまらない。正直に言う。
「ムーンライト」
そして、過去の映画レビューの中でもっとも辛口だった作品は、おそらくこちら。
「藁の楯」
これ、ツッコんじゃったなぁ~…。
テレビに対して「おいっ!」って何回ツッコんだか分からないくらいツッコんだね。
ホントはね、まだまだ紹介したい映画に関する過去記事もあったんだけど、私自身の気力と体力の関係上、今回は控えようと思います。
このカテゴリーで、過去の映画DVD関連の記事を読めるよ!
では、今日はこんな感じでお開きにしたいと思います。
今後は、映画紹介の記事が増えそうです(笑)
それではみなさん、さよなら、さよなら、さよなら。
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