石田(仮名)~・・・。
居候(いそうろう)先から追い出されちゃったかぁ~…。
人生、甘くねぇなぁ~。
でもまぁこれで全てが終わったわけじゃない。
気持ち切り替えていこう!
ここからだよ…勝負は!!!
説明しよう。まずは、石田(仮名)に関する豆知識
あくまでも、私なりの石田(仮名)の印象&見解ね。
まず、起業家として成功するにおいが全然しない。
昔、和田アキ子が
「あなたには希望のにおいがする~♪」
って歌ってたけど、
石田(仮名)には、何か
「会社を立ち上げて上手く回していける感」
というか、そういう気配がない。
しかし!
しかしだ。
石田(仮名)には、何か別の魅力をヒシヒシと感じる。
可能性を感じる。
組織の中で輝くようなタイプじゃないし、やり手のビジネスマンに成れるとも思えないが、何か別の方法で輝けるんじゃないか?
そんな気がしてならない。
彼の持ち味を存分に発揮できるフィールドが、間違いなく別の場所にあるはずだ。
私はそう睨んでいる。
羽生善治は短距離走ではボルトに勝てないが、ボルトは将棋では羽生に勝てない。
— ネコ師匠@自由ネコ (@gattoliberoTW) 2016年5月6日
戦うなら、自分が勝負できるフィールドを見極めないと、努力が全然報われない事になりかねない。
無暗やたらに頑張るのもいいが、それと同じくらい、自分の長所、特性、ストロングポイントを知ることが大事。
彼は気づいていないだけだ。
自分のストロングポイントに。
長所を生かすべきなのに、そこに気づいていない。
ということで。
割と真面目に、石田(仮名)を活かす方法、そのポテンシャルを存分に発揮できる道を探ってみたいと思う。
参考過去記事。
ダイヤの原石的存在の石田(仮名)を存分に活かす道4選
ふざけていると思われるかもしれないが、こっちは真面目に考えております。
結果的におかしなことになったとしても、それはいわゆる不可抗力というものです。
その1 石田(仮名)ユーチューバーへと華麗なる転身
まず、ユーチューバーにとって、もっとも大事なのは、知名度のアップですね。
どれだけ面白い動画を作成しても、その存在を誰にも知られていなければ、ちっとも拡散しないわけです。
逆に超有名人であれば、あんまり面白くなくても、何とかなる可能性もあります。
「本能寺の変」で大ブレイクしたエグスプロージョンも、最初の頃はいくら動画をUPしても、誰にも見てもらえなくて大変だった、と語っていました。
まず、観てもらうところまで行かないわけです。
しかし。
石田(仮名)には、すでにある程度の知名度があります。
(ブログの記事が大炎上しましたからね)
彼にはアドバンテージがあります。
これは、他の新参ユーチューバーにとっては、喉から手が出るほど欲しいアイテムなんです。
彼のファンも、彼のアンチも、とりあえず一度は、石田チャンネルをチェックするはずです。
動画を再生してくれるはずなんです。
そこから先は、まぁ実力が必要になってくるんですけどね。
石田(仮名)には、なんというかすでに「ヘタレキャラ」の印象がこってりとこびりついていますからね。
これを上手に活用すれば、それなりに面白い動画が作れるような気がします。
毎日、何かにチャレンジして、ことごとく失敗してみる。
いつ見ても、失敗ばかりしている石田(仮名)。
これ、確実に愛されますよ。
例えば。
ソフトクリームの機械で、巻き巻きして失敗するとか、そういうしょ~もない感じの動画を毎日、手を変え品を変え、ひたすらUPする。
このカオスなソフトクリームをつくった店員さんは、その後、超絶人気の深夜番組「月曜から夜ふかし」に登場してましたよね?
温泉の売店でおばちゃんが「私、作るの苦手なんです…その分、量をサービスするので許してください」と言って差し出してきたソフトクリームが予想を遥かに超えていた pic.twitter.com/Fiqxy5s6lj
— 西結せりな@ゴボウBL (@SerinaNishiyui) 2016年5月21日
ソフトクリームを何度つくっても失敗してしまうので、あまりにも作りたくない時は、まだ商品があるのに「完売」の札を出して、客の注文を拒否する、って言ってました。
この「ソフト下手おばちゃん」みたいに、自分の失敗を笑い飛ばすことが出来れば、新しい世界が開けてくるわけです。
人は、誰かの失敗が面白いんですよ。
石田には、その期待に応える「才能」が、きっとある…!
石田の失敗が、世界を平和にするんじゃないか?
私にはそう思えるのです。ちょびっとだけど。
何やってもうまくいかなそうなので、その感じを逆に武器にすべきだと思うんですよね。
なんかもう、名前にいちいち(仮名)って付けるのが面倒になってきたので、シンプルに「石田」でいきます。
その2 ヒモになる。
おそらく。
口には出さないだろうが、今「石田を養いたい」と思っている女性が、少なからずいるのではないだろうか?
石田は、母性本能をくすぐりまくっているような気がする。
勝手な憶測ですが。
ナチュラル・ボーン・捨てられた子犬。
「生まれながらの捨て犬」感。
こういうのに弱い女性って、いるはずなんですよ。
起業とかなんとか言ってないで、すみやかに、迅速に、
「ぼくを養ってくれる女の子大募集中です。君だけの王子様になります。」
ってブログに書いてみればいいのではないか?
きっと、いくらかの問い合わせがあるだろう。
あるいは。
坂爪圭吾氏が提唱する「超ひも理論2.0」というのもある。
これは、特定の女から養ってもらうのではなく、宇宙全体から養ってもらうという発想だ。
宇宙のヒモになる。
なんという壮大なスペクタクルだ。
石田よ、誰なんだお前は。
坂爪氏の「超ひも理論2.0」にも言及している過去記事。
その3 ガチのホームレスになる。
いっそのこと、誰かの家に転がり込むという前提をご破算にして、路上で寝てしまえばよいのではないか?
「石田のホームレス日記」
みたいな方向性でやっていく。
寝床用の段ボールの選び方など、ホームレス(通称・ムレス)初心者にとってはタメになる耳寄り情報をどんどんリリースしていく。
ムレス・ライフハッカー。
今、ちまたにはムレス予備軍なんかも多いような気もするので、有益な情報をどんどん記事にしていけば、きっと読者がつくはずだ。
「工業用ブルーシートのオススメブランド8選!」
みたいなエントリーとか、
「工業用ブルーシートの意外な使い道20選!」
とか、
「工業用ブルーシートでつくるハンドメイド雑貨30選」
とか、
「工業用ブルーシートで・・・
もういいだろ。
ブルシーは。
その4 いわタワー(仮名)と組んで、友情モノのロードムービーを撮影するアメリカ横断の旅に出る。
もう、適当ですよね。
思いつかないから。
結局、こういったウルトラC、斜め上の発想で大逆転しないと、今のままではジリ貧って感じがするんだよなぁ~。
まだ賞味期限が残っているうちに、次のアクション起こしちゃっていいような気がします。
野次馬的なみんなが飽きちゃった頃に
「動画配信始めました~」
とか言っても、観てもらえないからさ。
もう、名前も顔も出しちゃってるし、破れかぶれで、どんどん行っちゃっていいんじゃないでしょうか。
失うモノは何もねぇ!って感じで。
そうすることで、また新たな魅力が生まれてくるような気がします。
レールに沿った人生にピリオドを打ったわけだからさ。
イバラの道を自ら選んだ、ってのは多分そういうことだからさ。
今のところ、誰かの車に便乗してるだけで、自分の足で歩いていないヒッチハイカーみたいな感じになってるからなぁ。
まぁとにかくだ!
石田の未来に幸多かれ!
このエントリーはフィクションであり、実在の人物とは一切関係がありません。
(特に石田祐希氏とは一切関係がありません)
あわせて読まれたい。
石田をモチーフにした短編。