いや~~ホントね、ハリさんの小物感ね(笑)
こういう芸風?っつ~のかな。
3周まわって「アリ」なんじゃないか?って思えてくるから不思議だよね。
野球解説者ハリさん(張本勲氏)の人間としてスケール感がもう…。逆に好感度大。
昔はさ、オレも嫌だったのよ、ハリさん。
「喝!」って言ってさ。
いろんな人に「物申す」的なポジションでさ。
でも、ぶっちゃけハリさん、人として偉大だったわけでもなんでもなくてさ、ただ単純に、
「昔、異常に野球が上手だった人」って事なんですよね?
何そのポジション。
なんで偉い「てい」で上から断罪しちゃうの。
しかも、ちょいちょい、ピントがずれてるんだよなぁ。
どこに需要があるのかな?って、一時期、ホント不思議だったのよ。
あの「喝!」のコーナー、ハリさんの主張聞いてると、頭にくるじゃん?
どうしてあんなコーナーがいつまでも続いているんだろう?って、不思議だったんだよね。
「休みの日の朝から張本なんて観たくねーよ!」って、みんなチャンネル変えちゃうんじゃないの?って。
とはいえ、私も1年に一回くらい、偶然にあの番組、見ちゃうんだけど。
大体いつも、
「張本、お前が喝の対象じゃ!」
ってツッコんじゃったりして。
でも、今はハリさんのこと大好きです。
(あの番組は見ないけど)
なんだろうね。
マスコット的な存在なんでしょうね、ハリさん。
あの~、あれだ。
なんだっけ。
まんべくんだ。
おしゃまんべのゆるキャラ。
もう、ハリさんの中の人は、そのへん、割り切って演じてるんでしょうね。
炎上してナンボだ、って。
ハリさんの小物エピソードとか、山のように出てくるじゃん?
ノムさん(野村克也氏)いわく、ハリさんのバット、めっちゃ小さいらしいじゃん。
(風呂場でかたくなに隠していたらしい)
で、ハリさんがバッターボックスに立った時にさ、
キャッチャーのノムさんが、
「おい、ハリよ。お前のは随分と小さいらしいな。」
みたいなことを耳元でささやいたら、ハリさん、顔真っ赤。
ハリさんは空振りするフリして、キャッチャーのノムさんを思いっきりバットでぶん殴ったらしいじゃん。
(うろ覚え。たしかそんなエピソードがあったはず)
まぁ、ノムさんも人としてどうかしてるんだけどさ。
どっちもどっちな二人。
ハリさんはけっこう、人としてどうかなっていうエピソードもいろいろあったりして、どのツラさげて他人に「喝!」って言ってんだ?
って感じてる人も、けっこういると思うんだよね。
でも、私はハリさんのこと大好きです。
ハリさんと言えば、イチローとの確執ね。
王(王貞治)さんや長嶋(長嶋茂雄)さんは、自分の記録を抜くような選手が出てきたら、ホントに嬉しそうに、喜ぶじゃん?
嫉妬とか、全然感じてないはずなのよ。
がんばってる若手が出てくると、素直にうれしいんだろうね。
今後の野球界の発展のために、がんばれよ!期待してるよ!
って感じだと思うのよ。
ところが、ハリさんは、小物だからね。
イチローに自分の記録を抜かれるのが、メチャメチャ嫌だったんだろうね。
イチローの悪口ばっか言ってさ。
「イチローは日本とアメリカの合計だから、そんなのは認めない」とか言ってね。
ホントしょ~もない。
「私の記録は抜かれていない」つってさ。
素直におめでとうって言えない人なんだよね。
過去の栄光に執着して、偉大な若手の台頭に嫉妬する。
でも、私はハリさんのことが大好き。
確か、イチロー選手が、以前、
「残念ながら野球界にはリスペクトに値する先輩は少ないです」
っていうようなことを言ってたよね。
最初に聞いた時、「えっ!?」って思ったけど、実際、よく考えてみると、そうかもしれない。
昔の野球人ってさ、きっと子供のことから野球漬けの毎日でさ。
ぶっちゃけ、学校の勉強だってほとんどしてないんでしょ。
知らんけど。
ただ「野球というゲーム」が尋常じゃなく上手、っていうだけで、大金稼いで、チヤホヤされて。
野球さえ上手ければ、人格者である必要はないからね。
イチローが言うように、昔の野球人は、メチャクチャな人も多かったと思う。
ちなみに、イチローは、ハリさんのこと、
「素晴らしい人だ」
って称賛しています。
(ハリさんに散々バッシングされた後に)
「ハリさんは、チームメイトの偉業を、まるで自分の事のように喜べる、素晴らしい人です」
的な褒め方してたよね?
まぁ完全に、イチロー流の皮肉なんでしょうけど。
【奇跡の跳躍】
— ハリウッド・ネコ師匠 (@gattoliberoTW) 2016年8月18日
王さんの偉業をまるで我が事のように喜ぶ張本氏。性格の良さが伺えます。本当に心から喜んでいなければ、これほど高く跳躍することは科学的に不可能です。助走無し、変な態勢で推定80cm#張本勲 #ハリさん #喝 #イチロー pic.twitter.com/SwMZisTFUZ
ようするにイチローも私も、ハリさんの事が大好きです。
それで今回は、卓球の水谷選手に「喝!」って言って炎上
リオ・オリンピックね。
卓球の水谷選手に「喝!」って言って、炎上してるんでしょ?
安定の張本クオリティ。
ハリさんの中の人も、心得てますよね。
台本のト書きに、ちゃんと書いてあるんだろうな。
ト 張本、ここで炎上
職人ですよ。
現役時代さながらの。
なんかもう、笑っちゃったよね…ホント。
何してんのハリさん…
リオ五輪で、卓球の水谷隼選手が日本男子史上初メダルとなる銅メダルを獲得した。日本中が歓喜に沸くなか、サンデーモーニングでご意見番を務める張本勲氏だけが「ガッツポーズが大きすぎる」とまさかのダメ出し。その後、張本氏自身が現役時代に特大のガッツポーズをしていたことが発覚し、大炎上している。
ハリさんいわく。
「ガッツポーズっていうのは肩から下で行うもの」
知らんがな。
今回の炎上騒動について、張本氏に対し「そういう芸風の老人だからマジメに取り合っても仕方ない」という意見も散見された。確かに、本気で怒っているというより呆れているコメントが多かったようにも思える。いずれにせよ日本中が歓喜に沸く中、不必要に水を差したのは事実だろう。ひとまず「張本氏に喝!」としておきたい。
もう、本気でハリさんの事を怒ってる人はいなくなりました。
結論。
現在、日本国民全員がハリさんのこと大好きです。