極端な話ですけどね、学校の義務教育で「サバイバル」の授業、取り入れた方がいいんじゃないか?って時々、思ったり思わなかったりしてるんスよね~。
そもそも学校ってさ、子どもたちに、この世知辛い世の中を渡っていけるだけの「生きる術(すべ)」を教えることが、すごく大事じゃないですか。
若人たちが、社会の荒波にもまれても、なんとか自力で無人島まで辿り着けるだけの知力と体力と時の運を身に付けさせること。
それこそが、本来の教育なのでは?って話なんすよね。
サバイバル技術さえ身についていれば、会社をクビになっても平気!無職だって怖くない…!お前ら…もっと積極的にサバイバれ!
ぶっちゃけた話、サバイバルテクニックを学校で教えないのは、意図的なものかも知れないな…って気がしてきましたよ。
だってさ、
日本国民の大半が「サバイバー」になっちゃったらどうする?
みんな働かないで、洞窟とかで生活しちゃったら…どうする!?
洞窟おじさんカズマみたいに。
経済を回す、みたいなことなんすかね。
大量生産大量消費をうながすために、バカな国民を必要以上に働かせ、必要以上にモノを買わせる…そうやって経済、回そうぜ!
って富裕層的な、「甘い汁吸いまくり隊」的な連中が悪だくみしてんのかな?
富める者がますます富み、貧しき者はさらに貧しく…!
貧富の差はますます拡大し、金持ちが金持ちのためにルールを改正し続け、トリクルダウンもヘチマもありゃしねぇ!
我々は、踊らされているんすよ。
本当は要らんものを買わされている。
金持ち共の養分として死なない程度に生かされている。
冗談じゃないっすよ!
オレはもうね、こんなクソみたいなルールのマネーゲームになんて参加しねぇ!
イチ抜~けた!
・・・・・・・・・
みたいな感じで、多くの国民が目を覚まし、サバイバル生活へとシフトしていってしまえば、搾取する側だった連中としては非常~に困るわけです。
ハンバーガー屋のCEOは、バイト君がポテトを揚げ続けてくれないと困るわけです。
パートのおばちゃんが、シェイクをぬるぬるっとしてくれないと困るわけです。
鷹匠はタカが働かないと困るし、
鵜飼いはウが働かないと困るんです。
「搾取する側」は「搾取される側」に働き続けてもらわないと、上前を撥ねることができなくなるのです。
・・・・・・そういうことなんすかね?
だから、学校でサバイバル技術を教えない。
「自力では生きられない人材」を大量生産した方が国としてはあやつりやすい。
自力でも生存可能な人間たちをコントロールするのは難しい。
我々は、
舐められている!
こうなったら、各自で学んでいこうじゃないか!サバイバル・テクニックとやらをな!
はい、ということで。
長々とアツい感じの前フリがありましたけど、いよいよ本題に入りますか。
実際ね、食べられる野草とかさ、食べられるきのことか、いろいろ知ってると、いざという時に役に立つと思うんだよね。
例えばですよ、物騒な話ですけど、もしも日本に爆弾が落ちたりとか。戦争に巻き込まれたりだとか。
そういう状況で、疎開することになったり、山奥に隠れる必要性が出てきた時、サバイバル技術を知ってるか知ってないかで、精神的な余裕も全然違うと思うんだよね。
例えばさ、正しい「野グソ」のたれ方とか、知ってるのと知らないのとでは、サバイバル・ライフのクオリティに差が出てくると思うんだよね。
うんこを分解してくれるバクテリア?が地中の深さ何センチのところに、多く生息しているか?とかさ。
ケツを拭いたトイレットペーパーはそのままでは分解が遅くなるので、そのまま地中には埋めずに、燃やして灰にしてから埋める、とかさ。
いろいろと、知っておくとイザという時に役に立つノウハウをさ、学校の授業で教えたらいいと思うんだよね~。
絶対、子どもたちは興味津々で食いついてくると思うし。
子どもたちひとりひとりがたくましく「生きる力」を身に付ける、
それこそが学校の目指すべきところなんじゃないか?なんつって。
「いざとなったら、ひとりでも生きていけるよ!大丈夫!」
って思って生きていれば、精神的にもかなり安定すると思うんだよね。
会社をクビになったらどうしよう…?
離婚することになったらどうしよう…?
とかさ、
ニートとかひきこもりとかも、
結局は
「お金が無くなると生きていけない。生きていけなくなったらどうしよう」
っていう不安から、苦しみが生まれているわけじゃん?
「最悪、カネが無くなったらテント生活すりゃいいや」
って思っていれば、人生の折々で大胆な決断もしやすいのではないか?
「心の支え」と言うか、
「心のセーフティーネット」。
サバイバル技術を身に付けていることが、一種の命綱の役割を果たし、安心感を生むと思うんだよね。
「人生なんて、いざとなったら何とでもなるぜ」
っていう開き直りにも似た思いを、常に心の片隅に置いておくことができれば、その人はきっと精神的に強いよ。
きっとね、すごいヤツが必ずクラスに1人くらいは、いるんじゃないでしょうかね。「あいつは国語も算数も全然ダメだけど、サバイバルの授業になるとキラッキラ輝いてるな!」っていうヤツ。
火を起こすのがめっちゃ速いとか。
海水を真水に変える方法を5通りも知っているとか。
イノシシをさばく手際がめっちゃ良いとか。
コンパスを使わずに北が分かるとか。
キタキツネを呼べるとか。(るーるるる…)
電気ウナギを素手で触れるとか。
砂漠でもほとんど水分補給しないとか。
何十キロも追いかけ続けて、最終的にはガゼルを捕獲するとか。
荒れ狂うゾウをなだめることができるとか。
複数の薬草を調合し、魔法の薬を生み出せるとか。
伝説のヒグマと互角以上に渡り合えるとか。
絶対にそういう、「サバイバルの授業が無ければ単なる劣等生だった」みたいな子、いると思うんだよな~。
どう?今、この記事を読んでいる君、サバイバりたくなってきただろう?
今きっと、野生の本能が目覚め始めて、「うぉ~!やったるで~!」ってなってるナウなヤングが多数、出現していることと思います。
ただね、サバイバルって言っても、なかなか最初はとっつきづらいと思います。
なので。
まずはテントを担いで旅行に行ってください。
キャンプとかね。
疑似的に、サバイバル生活を体験してみてください。
自分の中に眠っていた生存本能を呼び覚ますのだ!
夜遅くまでゲームやってさ。
体に悪いもん食って。
親のカネでフィギュア買い集めて。
現実逃避的に日々を誤魔化して。
そうやってニートしながら
「生きるって何だろう…?(中二)」
とかスカしたこと言ってるヤツはドロップキックをお見舞いしてやりたいです。
あまりにもダサい。こっちが恥ずかしい。
ぬるいんだよ!
てめぇの生き方はよ!
旅に出る根性も無いなら、庭でテント張って寝ろ。
スマホもゲームも没収だ。
野草を食え。
寝袋で一カ月寝ろ。
お父さんの建てた家で生活し、お母さんの買った羽毛布団で寝ながら、ニンテンドーが目の前に差し出してくれたゲームで時間を潰し、てめぇの手でつかみ取ったものなど何もない。
すべてをみんなにお膳立てしてもらっておいて、
「生きる意味を知りたいんです…」
とか、お前はアホか?
お前は、
モンゴルへ行け。
遊牧民と一緒に生活しろ。
私は昔、人生に迷っていた頃、モンゴルの遊牧民になりたいと思ったことがあります。
今の遊牧民がどうなのかは分かりませんが、昔ね、遊牧民は、家畜の糞を燃やして、寒さをしのいでいたわけよ。
日中は暖かくても、夜になると凍え死ぬほど寒くなるわけ。
モンゴルの大草原は。
だからね、日中に、家畜の糞をせっせと集めておかないとダメらしいんだよね。
夜はそれを燃やすわけ。家畜のウンコは大切な燃料なのよ。
んで。
中二病をこじらせた私はきっと、日中に
「人生って何だろう…。生きるって何…?」
とかさ、ポエマー気取りで恥ずかしいことをつぶやいているワケ。
大草原の小高い丘の上に体育座りをしながら
「今、人生について考えてるから、家畜のウンコ集めなんてできないよ…」
って。
超カッコいい感じでほざくわけ。
だせぇ。超絶ダセェ。
日中にウンコを集めなかった私は、夜になったら、燃やす燃料が無くて凍え死にデスヨ。
良かったね、明日は、人生について考えなくても済むよ!
(もう絶命してるから!)
・・・・・・・・・
この感じだよね。
生きる意味とか小賢しいこと言ってる暇があったら、家畜のウンコを集めるべきなんだよ。
日中のウンコ集めを怠ったら、その日の夜には凍死しちゃうんだよ。
だから、
モンゴルの子どもたちは、ウダウダ言ってないで、ウンコを集める。
生きるって
そういうことだよ。
分かったか、ドアホ。
サバイバルの授業は「命」の授業でもある。いのちの大切さを学ぶ授業だ。
ベア・グリルスでもそうだし、カメ五郎さんもそうだけど、サバイバルってね、否応なしに「いのち」について考えさせられるんですよね。
いのち!
そのテーマからは逃れられないのです。
ベア・グリルスの名言と言えばコレ。
「貴重なタンパク源です。」
とりあえず何でも食うww
全世界で放送されているディスカバリーチャンネルの人気番組。
普通の旅行者が最も過酷な環境下に置かれたときのサバイバルテクニックを伝授するというテーマで、番組ホストのベア・グリルスが大自然に挑む姿を追う。
生き延びるため、虫や動物に死骸にも躊躇なく口し、あらゆる難所からの脱出テクを実際に見せるなど、体を張ったベアの姿が人気を呼んでいる。
カメ五郎さん。
カメ五郎さんくらいの達人になると、着てる服や靴などのアイテムが高級アウトドアブランドじゃないんだよな~。
ポーズだけのなんちゃってアウトドアマンは全身ゴリゴリにアウトドアブランドで固めてるのをよく見るけど、カメ五郎さんは普通に、濡れたら乾きにくそうな綿の服を着てる。しかもそのうえで川に入ったり、雨の中、作業してる。最初に見た時、超ビックリした…。
以前見たカッパ(雨具)も、ゴアテックスじゃない超安物っぽかったし。
林業とか、マタギとか、ガチで山の中で仕事してる人は登山靴履いてなかったりするし、結局、高級アウトドアブランドのウェアはそもそもガチのクライマー向けで、普通の人間にとってはオーバースペックなのかも知れないね。(感じ方に個人差があります)
とはいえ、私も以前は、ハイクオリティなアイテムを求めて3万円以上するレインウェア(雨具)を利用したりしてました…。
現在では、「雨が降りそうな時はキャンプを中止するのが正解だな」と思うようになりましたけどね。発想の転換。
ちなみに、
私の相方の大福さんは、ちょいちょい海外の山に登りに行くんだけど、荷物を持ってくれる現地のポーターは、大抵「ジャージにビーチサンダル」だそうです。ビーサンで登山w
最後にひとこと、言っておこう。サバイバルは自己責任だ…!
誰かが何とかしてくれる、
とか、
あの人に言われたからサバイバルやります、
とか、
他人任せにしちゃダメですからね、サバイバルは。
そういう意味では、「人生」とイコールかも知れません。
自分の人生は
自分で決める!
その心構えを学ぶという意味でも、やはり学校でサバイバルの授業を取り入れた方が、健全な青少年の育成には効果的かも知れません。
信じるか信じないかはあなた次第です!
こんな過去記事もある。