元SMAPの中居くんが芸能人の友達を作らない理由
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元・SMAPのリーダー、中居正広さん(以下・中居くん)が、語っていました。
中居くん自身が司会を務めるバラエティ番組『ナカイの窓』での一場面です。
何故、芸能界に親しい友達を作らないのか?
うろおぼえです。正確に知りたい方は、ご自分で検索してみてください。中居くんが芸能界に友達を作らない理由。
『ナカイの窓』という番組内で、中居くん本人が語っていました。
「なぜ芸能人とは距離を置いて付き合うようにしているのか。」
それを聞いた時、私は、
「スゲーなー!」とか、
「立派だなー!」とかいうよりも、
「中居くんは強い人だな…!!」
って思いました。
メンタルが、ハートが、強くなければ、そういう立ち位置を維持できないと思うんですよね。
誰とも仲良くならないように心がける…って。
ちなみに、別の番組では中居くん、
「唯一、友達と言えるのは、鶴瓶だけかなぁ…」
って言ってました。(うろおぼえ)
笑福亭鶴瓶師匠。
中居くん「鶴瓶」って呼び捨て。
もともと鶴瓶師匠と中居くんはかなり長い付き合いですが、友達として認めあう理由はそれだけではありません。
まぁ、鶴瓶師匠は特殊な存在ですからね、通常の友達としてカウントしないほうが良いでしょう。
一度でも会話したら、一般人だろうと芸能人だろうと全員友達、というスタンスですからね、鶴瓶。(呼び捨て)
間違い電話がかかってきたら、その相手と友達になって、最終的にはその人の娘の結婚式に出ちゃうような人ですから。
鶴瓶師匠は「一度でも自分と関わった人は全員友達」みたいなスタンスなんで、中居くんも友達というわけですね。
全ての人との距離感がほぼゼロ。
これってある意味、すごい特殊能力ですよね。
「生まれ変わったら鶴瓶になりたい…!」私は本当にそう思いますよ、少しだけね。
はい、お待たせ。中居くんが、できるだけ芸能人と親しくしないように心がける理由。ズバリこういうこと。
うろおぼえなんで、多少間違えてる部分があるかも知れません。
(気になる方は、各自で調べてみてね)
中居くんは思ったそうです。
司会者としてやっていくためには、番組に来るゲストの好き嫌いによって、自分のテンションを変えてはいけない。
誰がゲストの時も同じトーンで接するようにしたい。
憧れている人や、仲の良い人がゲストの時に、テンションを上げてはいけない。
苦手な人や、興味がない人がゲストの時に、テンションを下げてはいけない。
ゲストに誰が来た時でも、淡々と同じトーンで、番組を進めることが大事。
う~~む……強い。
中居くんは「心」が強い。
ある意味では、鶴瓶師匠も同じ考え方なのかも知れませんね。
鶴瓶師匠の場合も、人によって距離感を変えないわけですから。
鶴瓶師匠は「全員と距離感ゼロ」。
中居くんは「全員と適度に距離を保つ」。
という選択。
「人との距離感に差をつけない」という話をする時に、自分の小学生時代のエピソードを思い出す私。
今だに根に持っている、というわけではないんですけど、なんというかな、自分の人間形成に大きな影響を与えた出来事がありまして。
トラウマと言えばトラウマなんでしょうかね。
とりあえず、その時に受けた衝撃だけは尋常じゃなかったかな。
それまで私は、
- 人類皆平等。
- 人に優劣はない。
- 誰もが同じだけ大切な存在。
- 人間の価値に順番をつけてはならない。
みたいなことをね、漠然と信じていたわけです。
まだ小学生だからね。
誰に教え込まれたんでしょうかね。
親だったのか、テレビだったのか、本だったのか。
洗脳と言えば洗脳だったのかなぁ。
そんなある日、担任の先生がこう言ったわけです。
「好きな人同士で組んで、二人一組になってくださ~い」
って。
私は、言ってる意味がよく分からないわけですよ。
「みんな同じだけ大切な存在なんじゃないの?」
って。
えっ?
優劣、つけていいの?
「友だちを好きな順番にならべてOKなの?」
って。
変な話、私は、自分の頭の中で、クラスメイトひとりひとりの重要度に順位をつけたことが無かったわけです。
本当に「みんな同じくらい大事」そう思っていたんですね、バカだから。
大人たちが言う綺麗事を鵜呑みにしていた。
家が近いから、とか、観てる番組が同じだから、とか、好きなスポーツが同じだから、とか、いろいろな理由で、頻繁に会話する子と、めったに会話しない子はいたけれど、それが理由で、クラスメイトの大切さに差がつく、という感覚はまったく無かった。
だから先生が
「各自、(一番)好きな子と組め」
って言った時に、なにかこう、完全に
「騙された!」
っていう気持ちになったんだよね。
「今まで自分が信じてきた事は何だったんだ?」
って。
「実は自分以外の人間は、密かに順位をつけていたのかよ?」
って。
先生はきっと、クラス内の生徒たちのパワーバランスとか、派閥の有無とか、そういうのを炙り出すつもりでやったんだろうね。
そうこうしているうちに、クラスメイトたちは「わ~~!」って感じで、フルーツバスケットみたいな感じでさ。
盛り上がって。
どんどん、二人一組になっていくわけよ。
気が付いたら、最後まで残っちゃってたよね、私。
クラスの誰にも選ばれなかった。
「私にとっての一番はキミだ」と言ってくれる人は現れなかった。
私は、誰にとっても、
「君のことは3番目に大事だよ」とか、
「クラスで5番目に仲良しだよ」とか。
そういう存在だったんだ、っていうのも非常にこたえた。
その後は
「好きな人同士、三人一組になって~!」
があって、
「四人一組になって~!」
があって、
五人一組もあったと思うけど、そんなことは全然、覚えていない。
「こっちのグループにおいでよ!」
「いや、きみは、うちのグループにきて!」
みたいな引っ張りだこになっても、そんなことはもうどうでもよかった。
単なる数合わせだろ。
頭の中は、もう真っ白ですよ。
最初の「二人一組」の時に、自分は誰からも選ばれなかった、という現実がショックすぎて。
まぁ自分も誰かひとりを選ぶ、という意思が無かったんだから、そうなるのも特別に不自然なことでは無かったんだけどさ。
なんかもう、完全な人間不信。
社会に対する不信感。
人に優劣や順番をつけちゃダメだ、と私に教え込んだ大人たちへの不信感ね。
騙しやがったな。って。
大人たちが言う、綺麗ごとや建前を鵜呑みにしていた浅はかな自分自身への失望と不信。
グループ分け実験の残酷さに気づいていない担任教師への怒りと不信。
実は友達に順位付けしていたクラスメイトたちへの不信。
とりあえずなんかもう、全部、信じられないわけですよ。
何を信じたらいいんだ?っていう。
まぁ小学生だったしね、全然、自分の中で消化できないわけ。
もしかするとその時から、ず~っと、
「人生とは何ぞや?」
って自問自答し続けているのかも知れない。
今でもやっぱり、心のどこかでは
「基本的に、人間なんて、信じるに値しないな」
っていう気持ちをずっと、持ち続けているんだと思います。
普段はあんまり意識してないけど。
もうね、それが良いことだとか、悪いことだとか、そんな次元は、はるか昔に、とっくに過ぎてるんで、自分の中で何かがグラつく、ということは全然ないんですけどね。
良い方向にも悪い方向にも傾くことは無いでしょう。
私に出来ることは、淡々と、この生きづらさを抱えて、それでも堂々と生きていくことだけなんで。
そこから解放されたいとも思ってないしね。
腹をくくってますから。
もうとっくに覚悟を決めた。
ただこのまま、ありのままの自分で生きていくだけです。
いびつだろうとなんだろうと。
非の打ち所のない人を演じない。
— ネコ師匠@自由ネコ (@gattoliberoTW) 2016年8月23日
不完全な自分のまま堂々と生きる。
たとえそれが、どれだけ無様なものだったとしても、偽らず、目を逸らさず、言い訳せず、受け止めること。
大切なのはその覚悟。#自由ネコの中の人 pic.twitter.com/P9AD1s3MDO
ということでまとめ。中居くんには、心の強さを感じる、って話。
中居くんは、自分の意志で決めた事とは言え、
「良い司会者、良いMCになるために、芸能人とは親しくしない」
って、心がけているわけですから、この人、強いなぁ…って思うんですよね。
なかなか、出来ることじゃない。
鶴瓶師匠も凄いけど、中居くんも凄い。
何か急にタモさんが出てきちゃいましたけど。
おそらく、中居くんはタモさんの影響も強く受けてるんじゃないかな?って気がするんですよね。
「笑っていいとも!」でタモさんと長く共演して、司会者としての心構えなど、いろいろ学んだんじゃないかと思います。
勝手な憶測ですが。
ちなみに、タモさんも、人とは距離を置くらしいですから。
極力、友達を作らないようにしてるらしいんで。
確かタモさんも、学生時代に親友に裏切られた、メチャクチャえげつないエピソードがあったはず。(読んだけど忘れた)
いずれ、タモさん流の人付き合いについても、サクッと調べて記事にしたいと思います。
カミングスーン。