先ほどの前編の続きね。
人間はそれぞれ「生まれた時に与えられた手持ちのカード」を駆使して、勝負しなければならないって話。
貧しい家庭に生まれた者、ブサイクな顔で生まれた者、障がいを持って生まれた者…。
それぞれが自分だけの戦い方を見つけ出さなければならない。
人間の価値は何で決まるか?既存の概念を破壊するところから始めればよい。
貧乏な家に生まれた者は、その境遇を嘆く。
もっと金持ちの家に生まれたかった。
「カネが無い」よりも「カネがある」ほうが、より良いと考えているからだ。
ではどうするか。
多くの場合、
「カネが無い」状態を脱して「カネがある」状態へと向かおうと頑張る。
オレから言わせてもらえば、そうじゃないね。
そのやり方だと、既存の概念の上に乗っかっているだけだ。
誰かが作った「カネはたくさん、あった方が良い」というルールにのっとって、お行儀よく勝負しようとしている。
そうじゃない。
発想の飛躍が必要だ。
もし仮にだ、そもそも、
「カネなんて有ろうが無かろうが関係ねぇ!」
って考えることが出来れば、その時点ですでに困難を克服している。
タイラー・ダーデンは言う。
仕事の中身でお前は決まらない。預金残高とも関係ない。持ってる車も関係ない。財布の中身も関係ない。クソみたいなファッションも関係ない。
今、自分の中にある「価値体系」を根本から破壊する。
そうすれば、今までハンデだと思っていたものがハンデでは無くなる。
「そんな無理言うなよ」って思うだろうな。
今まで、誰かの作ったしょうもない物差しで自分の人生を測ってきた人間には、
全く新しい価値尺度を自ら創り上げる事なんて、想像もできないだろう。
遠い昔にチカラのある誰かが、自分にとって好都合なルールを作った。
自分が勝てるルールを作った。
それだけのことだ。
そんなルールに乗っかるな。
奴隷になるな。
オレの言ってることが理解できるだろうか。
幸い、このブログの読者は皆、聡明なヤツばかりなので非常に助かる。
(たまに的外れなことを言ってくるヤツはいつも一見さんの中学生だ)
頭の悪い人間は言うだろう。
「でも、お金がなければ、病気になっても薬が買えないよ!」
そういう、頭の悪いコメントは書いてこないように。
クスリが買えなければ、死ねばいいだけの事だ。
ただ、受け入れればよい。
「病気になったら薬を飲んで健康になって長生きする」という、既存の価値観をそのまま鵜呑みにするのではなく、そこから意識を変えていく。
まず「早死によりも長生きの方が良い」という考え方を捨ててみてはどうだ?
かなり上級者向けだけどな(笑)
最初から、野生動物のように「生きる」ことを捉えていれば、それほど動じることもないだろう。
おそらく野生動物なら、病気や怪我は、死に直結するはずだ。
ジタバタしてもしょうがない。
受け入れるしかない。
「あぁ、お迎えが来たんだな」と、心静かに、受け入れればよい。
あえて分かり易く、極端な話をしたつもりがかえって分かりにくくなってしまったな。
しかしまぁ、考え方としては、そういうことだ。
すでにある「既存のルールの枠内」で戦わないこと。
逆転の発想。
発想の転換、そして飛躍。
「カネなんてどうでもいい」って考え方は、ちょっとぶっ飛び過ぎていて穏やかではないので、もうちょっとソフトな例を挙げてみるか。
分かり易く、キュートでポップなキャラクターに例えて考えてみよう。
例えば、ここに、ハブさんとマングースさんがいるとしよう。
マングースさんの趣味は、高級時計集めだ。
ロレックス、オメガ、パテックフィリップ、パネライ、ブレゲ、オーデマピゲ、ブライトリング、カルティエ、ブルガリ、タグ・ホイヤー、そしてフランク三浦・・・。
マングースさんは、給料のほぼ全額を腕時計にブッ込んでいるが、それでも全然、カネが足りない。
欲しい時計を買うためには、もっともっと高給取りになって、なおかつ、生活費を切り詰めなければならない。
所帯を持つなんてもってのほかだ。
女房子供に回すだけのカネなんて1円たりともあるわけがない。
あ~~カネが欲しい。カネが足りない。
マングースさんは、つねに「金銭的には満たされない」状態だった。
彼はひたすら働き、今では月収300万円を超えたが、それでも高級腕時計収集には、十分な金額とは言えなかった。
それに対して、ハブさんはどうか。
近所の市立病院でアルバイトの掃除夫として働いているハブさんの月収は14万円程度。
一般的に言われている裕福な生活はしていない。
風呂無しの4畳半で、質素に、つつましく暮らしている。
ハブさんの趣味は将棋だ。
過去の名対局の棋譜を眺めながら、盤上に駒を並べてあれこれ考えている時が一番楽しい。
彼の趣味には、ほとんどカネが、かからない。
「趣味を楽しむためにもっと稼がなくては…!」と焦りや苛立ちを感じたことは一度もない。
彼は分かっていた。
人生をエンジョイするコツを。
そんなハブさんの週末の楽しみといえば、乃木坂46の伊藤かりんが司会を務めるNHKの「将棋フォーカス」を観ることだ。
それにしても、将棋界も思い切った策に打って出たものだ。
どうしてこんな小娘を将棋フォーカスの司会に…
第169話 将棋フォー カスMC | 乃木坂46 伊藤かりん 公式ブログ
カワイイから許す。
しかし、いくら伊藤かりんが「将棋LOVE」とはいえ、彼女は将棋に関しては、ほぼド素人だ。
駒の動かし方をかろうじて覚えている程度だろう。
そもそもこの「初手5六歩」とは何なのだ。
事前の研究が無ければ、素人には上手く指し回せる戦法じゃないぞ。
https://twitter.com/shogi_sekai/status/608801397295857665
でも、
カワイイから許しちゃう。
なんだかんだ言って、ハブさんは、伊藤かりんの事が大好きなのだ。
まだ若い伊藤かりんが、たどたどしく、そして元気いっぱいに司会進行しているのを、
「いいよいいよ~、今日のかりん、いいよ~」
と心の中で応援している時が、とても幸せなのだ。
http://www.nogizaka46-toumeinairo.com/
とてもカワイイな。
それにしても、伊藤かりんは、ナウなヤングへ向けた将棋普及活動にとても貢献しているね。
かりん目当てで、将棋に興味を持った男子も多いのではないだろうか?
https://www.instagram.com/p/BBJjXQOkiuo/
真剣な、まなざしが
とても素敵。
伊藤かりんがカワイイから、将棋と関係ない画像も貼ってしまうのだ。
第72話 何度目の青空 か?café | 乃木坂46 伊藤かりん 公式ブログ
第103話 春はまだな の? | 乃木坂46 伊藤かりん 公式ブログ
3時間もかけて伊藤かりんの画像を選別しているうちに、何が言いたかったのか、忘れてしまった。
え~と、ようするにだ、
ハブさんとマングースさん、どちらが幸せか?というのは、実は稼いだ金額とは全く関係が無いって話なわけよ。
カネが無いなら、無いなりの、人生を楽しむ方法を見つけ出せばいいだけの事。
どこかの誰かが提示してくる、安易な「遊び」に食いつくから、カネが必要になってくるわけよ。
カモられてるんだと気づけ。
結局、本題に入れなかった。
次回こそ、言いたかったことを書く!
「何も持っていない人間は、どう戦うべきか?」は、後編に続きます。
結局オレが言いたいことは、こういう事よ。
昨日、5月26日は
伊藤かりんの誕生日だったらしい!
かりんおめでとう!
将棋フォーカス応援してるよ!
by ハブ&マングース&オレ。
前編はコチラ。
この記事の続き、後編はこちら。