すげー面白い話、発見した。「錯覚資産」なるものについての話。
ってか、この本を書いてる方は、はてなブロガーだったんだね。知らなかった💦
(分裂勘違い君劇場)
『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』という本が最初の5章まで無料で読めるよ。
ツイッターのタイムラインでちょいちょい見かけた『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」できまっている』という本ね。
書いてる方は、はてなブロガーだったんですね💦
さっき、第1章を読んだんだけど、かなり面白かったデスよ。
これ是非、皆さんも読んでおくれやす。
無料で5章まで読めるんで。
第1章を読んで、いろいろ思ったよ。錯覚資産という考え方、なるほどなって。
ものすごく簡単に言うと
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
みたいなことですかね。
痘痕も靨(あばたもえくぼ)
とかね。
人間は皆、相手の実力を見てその人物を判断しているつもりでも、実際にはそこに付随しているもろもろの価値に翻弄されているので正確には判断できていない、というような感じでしょうかね。
これを、「勘違いさせる力」と名付けたわけね、著者のふろむだ氏は。
読んでて、なるほどな~と思いましたね。
非常に面白い。
一部引用。
この世界は、思考の錯覚に満ち溢れている。
なぜなら、「プラスのイメージを引き起こすもの」であれば、
なんでも「全体的に優秀」という思考の錯覚を引き起こしてしまうからだ。
たとえば、
「売り上げを半期で73%増やしました」
「DAU500万人のアプリのサーバを運用していました」
「株式会社凸凹商事の営業部長をやっていました」
「月間300万PVのブロガーです」
「あの有名人のベストセラー本を担当した編集者です」
なんていうわかりやすい実績は、どれも「思考の錯覚」を作り出す。
たとえそれが実力によるものではなく、上司や同僚や部下や顧客のおかげで達成できた実績だったとしても、強烈な思考の錯覚を生み出すのだ。
でもこれ、こんなに思いっきり、手の内を明かしちゃって大丈夫なんでしょうかね。
だってさ、
盛んに
「Amazonで270万冊中 10位」
って感じで、本が売れてますアピールしてますけど、これだって思いっきり、錯覚を生み出そうとしているってことだもんね。
あ~、この人、今、記事を読んでいる私に錯覚を起こさせようとしてんだな~。
って、読んでる側が気づいちゃうよね。
大丈夫なんだろうか。
筆者は、複数の企業を創業した経験がある。そのうち1社は上場した。
それなりに有名な本の監訳、翻訳、執筆をしたし、海外講演もした。
それは、私の実名を知る本書の編集者が保証してくれる。
今まで書いたブログ記事の累計読者数も、少なくとも数百万人にはなる。
もちろん、いわゆる「成功者」の知り合いも、普通の人よりは、はるかに多い。
資産が数億円、数十億円になった元同僚もけっこういる。
彼らとは、のべ千時間以上、同じ経営会議・人事評価会議・戦略会議・役員合宿・役員飲み会などに出席して、さまざまな議論を重ねてきた。
このへんの、ものすごく立派な自己紹介?も、まさに錯覚を起こさせるためにバラ撒いてる餌、って感じがしちゃったりして。
ふふふw
あ、あとね、「何故、ペンネームで本を書いているの?」って話にもちょっと。
実名で書くと、どんなに正直に書いているつもりでも、
無意識のうちに体面や人間関係に配慮してしまって、
ウソをついている自覚なしに、文章の中にたくさんのウソが混じるからだ。
ウソつきだからウソを書くのではなく、実名に絡みついている関係性がウソをつかせるのだ。
私は、人間関係に縛られず、「本当のこと」を書きたかった。
立場上、書けないことも、誠実に書きたかった。
だから匿名で書いたのだ。
なるほど~。
分かるね~。
実名で書くと、リアルな人間関係に配慮して正直に書けなくなる場合ってあると思うね。
でもさ、そういえば。
なんか風の便りに聞いた話だと、「ブロガーは実名顔出しすべき。匿名のブロガーは信用できない」みたいなこと言ってるプロブロガーさんもいるんですよね?
これもさ、あれだよね、
言ってみれば、プロブロガーさんが、読者のみんなの脳みそに錯覚を起こさせるために打ってる布石みたいなもんなんだろうなぁと。
「匿名のブロガーよりも実名顔出しブロガーの方が正直だし信頼できるのである。すなわち、オレは顔を出しているから信頼に値する人間である」
みたいな?
自分の正当性をアピールするための「下ごしらえ」みたいなもんだと思うんですよ。おそらく。
きっとね、こういう人は、自分の頭がハゲていたら、「今、ハゲるべき7つの理由」とか「まだ、東京でボーボーなの?」とか、言うんでしょうね。
それで、もしも奇跡的に毛が生えてきたら「今、毛を生やすべき7つの理由」みたいなこと言うだろうし。
どっちに転んでも、常にその場その場で自分の立場、自分の手法、自分の行動を正当化するための後付けの理由をあたかも「真理である」みたいな顔して語るんでしょう。
ふふふw
こういうのってさ、やっぱ・・・
バラしちゃって…いいのかな?
とにかく、この本、ヤバいっちゃヤバいね💦
さて…と。
私は、匿名でブログを書いているので、リアルな人間関係に左右されずに正直にブログを書けているのか。
それとも、どこぞのプロブロガーが言うように、実名顔出しじゃないから信頼できないインチキ野郎なのか。
さて、どっちかな~~。
とりあえず、これから『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』の第2章、読みたいと思います!
超~楽しみ!
【追記】
先ほど、2章~5章まで、読み終わりました。
・・・・・・・・・
ちょっと…やっちまいましたね…。
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている - 第五章 - 分裂勘違い君劇場ANNEX
ヤバい。第5章で種明かしするとは知らずに、第1章を読んだ時点で「著者の自己紹介がそもそも錯覚狙いだ」って指摘した記事を書いてしまった…_| ̄|○💦 <a href="https://goo.gl/GyvVpg" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://goo.gl/GyvVpg
2018/08/10 19:56
ま、まぁ、自分は第1章を読む時に錯覚せずにちゃんと的確に違和感を感じたぞ、ってことで。曇りなき眼で見定めたぞ、ってことで💦
ドンマイ、オレ。