バカデミー大賞受賞者ラルフ・ザバディルの生き様が映画になっていた

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伝説のバラエティ番組「世界お笑い珍メダル バカデミービデオ大賞」をご存じでしょうか。

世界おもしろ珍メダルバカデミービデオ大賞 - フジテレビ

世界中から集めたさまざまな“おバカ映像”を、番組独自の“バカデミー会員”100人が試写して選りすぐり、ジャンル別に紹介。その中で最も優れたものをバカデミー大賞として表彰する

2006年に番組がスタートした当時は、 今ほど手軽に「世界のバカ」を目の当たりにする機会は無く、我々のような「バカ=カッコイイ」というウンコ的価値観を持つクソ野郎たちにとって、バカデミー大賞は非常に貴重なプログラムでした。

当時、番組からは数々のスター(バカ)が誕生し、明るい未来の到来を予感させました。

このままバカが増殖すれば、ひょっとすると地球上から戦争が無くなるのではないか?そんな期待さえ膨らむほどのワクワク感でした。

  

J.B.デストニー(無職)というスターを発掘

「自分の頭を1分間に何回、蹴る事が出来るか?」にチャレンジしたJ.B.デストニーは、番組を代表するスターの1人でした。

J.B.デストニー(JB Destiny, 本名・ジェーソン・ウィン・ベアフォード(Jason Winn Bareford))当時40歳、無職、独身。大金持ちの兄に寄生。

JBは自分の頭をひたすら蹴りまくり、脳震とうを起こすというミラクルを演じてくれましたが、そもそもチャレンジ云々というよりも、JB自身から滲み出るバカ・オーラが観る者の魂を揺さぶってやまない、というスター性を持っていました。

そして、番組からは他にも、フィンランドのバカ集団デュードソンズ、やたら股間を活用したチャレンジに特化していたザック・ゴードンなど、様々なスターたちが綺羅星の如く、次々と誕生しました。

多くのバカに共通して言えることは以下の通り。

  • とにかく陽気で前向き。
  • 計算はしない。行動する。
  • 既存の概念も含め、あらゆるものを破壊。
  • 自分自身が傷つくことを全く恐れていない。

これ、やっぱりカッコイイですよ、うん。バカはカッコイイ。

ブログに批判的なコメントが付いたくらいで傷ついてちゃダメ(笑)!

 

そんなカッコイイバカたちの中でも、とりわけ印象的なスター(物凄いバカ)といえば、やはりこの人、バカデミー大賞第1回大賞受賞者のラルフ・ザバディル!

 

本来、生きるとはこういう事だ!ラルフ・ザバディルの勇姿を見よ!

ラルフ・ザバディル(Ralph Zavadil)

カナダのケーブルテレビの番組「The Cap'n Video Show」で体を張ったパフォーマンスを繰り広げ、世界(特にオンタリオ州南部のごく一部)に、夢と希望と感動と笑いを振り撒いてきた伝説のドラマティック・タフ・ガイ(バカ)。

 

恐ろしい動画を発見してしまいました。

ラルフさんの番組はこんな感じだったんですね。

お分かりいただけただろうか……

この人は完全に「バカ」なのである。どこか向こうの世界の住人なのである。

The Cap'n Video Show: Episode 1 from Jay Cheel on Vimeo.

 

ちなみにラルフさん、バカデミー大賞を受賞した例のアレ、ハシゴから氷のプールへダイブ!(っていうか落下)した映像、いわゆる「奇跡のウルトラ大回転」の際、首を骨折し回復までに6カ月もかかったそうです。しかも真冬のプールで溺死&凍死寸前。

YouTubeで「ラルフさん」で検索すると出てくると思います)

良い子も悪い子も、ラルフさんの真似しないでね!

※ラルフさんは特別な訓練を受けています。

※スタッフがおいしくいただきました。

 

そんなラルフさんの 反省 半生が、いつの間にかドキュメンタリー映画になっていました(笑)!!

Before there was Jackass, Tom Green and YouTube for toilet flushing cats, there was Canadian Ralph Zavadil. His cable access television show, The Cap'n Video Show, which ran from 1990 to 1995, spawned a small but loyal cult following where each week Ralph performed a series of idiotic and occasionally dangerous stunts, challenging the sensibilities of his small Southern Ontario audience.

 

残念ながら私は英語が全然分かりませんので、詳しいことは理解できませんが、カナダの片田舎で放送されていたラルフさんの伝説の番組「The Cap'n Video Show」は1995年で終了していたんですね。

 

そして15年の沈黙を破って、今度はドキュメンタリー映画化!!!

「あのラルフが15年ぶりに帰ってきた…!」みたいなことなんでしょう。

 

ラルフさんのバカっぷりは健在のようで、ファンの1人としては嬉しい限りです。

私はこれからも、辛い時、悲しい時にはラルフさんを思い出して、困難を乗り越えていこうと思います。

ありがとう!

ラルフ!

ラルフの大バカ野郎!(褒め言葉)