アメリカ大統領選挙について、そのへんのサルたちと同程度の知識しか持ち合わせていなかった私でも、何となく理解できたよ!
頭が良くて、事情に詳しい方々の記事を読んで、
「トランプ勝利のワケ」そして
「事前のヒラリー優勢の空気は何だったのか?」が、なんとな~く理解できました。
まぁ、あくまでも、なんとな~くなんですけど。
今回は、私が得た、付け焼刃のニワカ知識を、サルレベルをさらに下回る、タスマニアデビルレベルでお伝えします!
ちょっと探してみると事情通がたくさんいますね!
みんな、いろいろ知ってるなぁ~。
こういう中身のある記事は、私には書けそうもないね!
中身で勝負しないブログを目指します♪
めいろまさんの「トランプは年収150万円のアメリカ人にとってのアメリカンドリーム」という記事を読んでみたよ!
(この記事は「今だけ無料!」と書いてあるので、数日後には有料になるのかな?)
非常~に興味深い。
途中、難しいワードがいっぱい出てきて、脳細胞が死にましたが、私でも分かる部分だけ、ちょっと引用。
今回の結果は、単なる庶民の怒りの発動というよりも、「普通の人々」が、「現在の世界の仕組み」というものにNOをつきつけた結果なのではないかと考えています。
その仕組とは、「高度な教育を受けたごく一部の層」が、ソフトウェアを作ったり、稼ぐ仕組みを設計し、「手を動かす部分」は人件費が安い新興国に投げ、世界中に売りまくる、というものです。
まずこれ、基本。
基本的な考え方。
サルレベルの私なりに解釈しますと…。
世界には
ごく一部の「持ってる人」
と
大多数の「持ってない人」
がいるわけですよ、
「持ってる人」が何を持っているのかというと、
お金であったり、勉強する機会であったり、まぁいろいろです。
生まれた時から、持ってるカードもありますね。
裕福な家に生まれたとか、
地頭がいいとか、外見が美しいとか、健康体だとか。
「さまざまな良い経験」を得るチャンスがあるので、さらに、洞察力とか、行動力とか、忍耐力とか、オプションでいろいろトッピングされちゃいます。
頭が良くて、家が金持ちだと、最高レベルの教育を受けることが出来て、さらにスーパーな「持ってる人」になるわけですね。
そして、
それに対して「持っていない人」もいるわけです。
何らかの理由で教育を受けられないとか、十分な医療を受けられないとか、
超~ブサイクに生まれちゃったとか、めっちゃ頭悪いとか。
今日一日、命の危険にさらされずに生きることさえできない状況だったりとか。
定職に就くこともできない。
病院にも通えない。
明日死ぬかも分からない。
でね。
人口の割合で言えば「持ってる人」はごくわずかなんですよ。
地球人の大多数は「持ってない人」なんです。たぶん。
便宜上、面倒なので適当に数字あてはめときますかね。
地球が100人の村だったら、
「持ってる人」が10人、
「持ってない人が」90人、
って事にしておこう。
(本当はもっとえげつない数字な気もするが…)
そして、社会のルールってのは、「持ってる人」主導で作りあげてきたわけですね。
基本的には「持ってる人」にとって都合がいいルールなわけ。
たとえば、
お金持ちはさらにお金持ちに。
貧乏人はさらに貧乏に。
みたいな感じかな。
ただ「持ってる人」たちがあまりにも「持ってない人」たちの生活をないがしろにした時に、革命的な何かが起こるワケですな。
「いい加減にしろ!」ってなるわけだ。
ヨガとエスプレッソを楽しむ人達にとっては、女性を選ぶことには意味がありました。それは自分が望む世界の実現であるからです。それに移民が増えても自分の家の掃除をする人が増えるだけで、複雑なソフトウェアを設計できる自分の仕事は脅威にさらされません。
年収150万円の人達は、「友愛」「平和」「人種平等」「女性の権利」を叫んでも、自分の時給は上がらないし、正社員の仕事はみつからないし、家のローンが払えるわけでもなく、次々にやってくる移民と、床掃除の仕事の取り合いになるだけなのです。
今のアメリカ社会の仕組みだと、「持ってる人」たちは特にルールを変える必要はないわけね。
「持ってない人」に、地位や、利益を奪われる心配はないから。
ゴリゴリにゴリってる格差社会。
しかし
「持ってない人」たちはどうかというと、今のシステムのままだと、一向に暮らしが良くならない。
それどころか、
別の国から来た「さらに持ってない人」に、自分たちの今までのポジションを奪われつつある。
これはもう、死活問題ですよ。
「持ってる人」が目指すのは、世界平和かも知れないけど、
「持ってない人」にとって大事なのは、今日、明日の自分の生活ですよ。
持ってない人にとっては、
「遠く離れた国の飢えた子供の明日」より、
「明日解雇されるかもしれない便所掃除のバイト」の方が大問題なんです。
結局、
「持ってる人」の多くはヒラリー支持、
「持ってない人」の多くはトランプ支持、
的な構図になったと。
本当は、もっと様々な要素が絡まり合っているんでしょうけど、それを言い始めるとサルやタスマニアデビルには伝わらなくなりますからね。
可能な限り、シンプルに。
ようするに。
今、この瞬間、甘い汁を吸っている、既得権益をむさぼっている「持ってる人」は、自分が圧勝しているゲームのルールをわざわざ変える必要はないと考えている。
今、めっちゃ負けてる人、負けつつある人、このままだと負けが見えている人たちは、「どうすべきなのかよく分かんないけど、とにかくなんとかして、ゲームのシステムを変えたい」と思っている。
ということなんじゃないかと。
※
あくまでも、私なりの見解です。適当です。
ちゃんと考えたい人は、自分で勉強してみてね。
柴さんの「アメリカのポップスターは、束になってもトランプに勝てなかった」を読んで。
非常~に濃密。必読。
これ、ちょっと興味深かったですね~。
若者たちがヒラリー推しだったっていう話。
This is how the millennials voted. Hoping this means the next generation will turn this planet around pic.twitter.com/TZrUv4LEbz
— Theresa Caney (@Theresa_Caney) 2016年11月9日
年齢に関しては若者がヒラリー、高齢者がトランプを支持していたことをデータが示している。特にミレニアル世代の投票結果を見るとほぼ全ての州が青に塗りつぶされている。
若者たちの多くは「持ってる人」ではないはずなんですけどねぇ。
何故かトランプではなく、ヒラリーを応援してますね。
あえていうならば、
未来は明るいはずだ、という「希望」を持っているのかな。
あるいは、まだ
「今のシステムだと自分たちは搾取されるだけだ」
という危機感が芽生えていない、ということなのかも。
「自分はきっと『持ってる側』に行ける人間だ」と、楽観視してるのかも。
う~ん…。それとも…
「たとえ自分の生活レベルがさらに落ち込んだとしても、それによって世界が平和になるのであれば本望だ。」
と考えているのか…。
ちょっと意地悪な見方ですけど、単純に若者たちがミーハーだった、というだけだったりして。
自分が推してるミュージシャンが、ヒラリーを支持してるから、我々もヒラリーを応援しよう!的な。
いや、分かりますよ、分かりますけどね。
私も経験がありますから。
高倉健さんがKIRIN「生茶」のCMに出てた頃、コンビニでお茶を買う時に、ついつい「生茶」を選んでましたからねぇ…。
ヒラリー支持、あるいは反トランプのミュージシャン、多いですねぇ~。
見たところ、トランプ支持のアーティストはほとんどいなかった。キッド・ロックとアジーリア・バンクスくらいかな。マドンナも、ビヨンセも、レディー・ガガも、ケイティ・ペリーも、アリアナ・グランデも「#I'mWithHer」(クリントン支持のハッシュタグ)だった。
カニエ・ウェストも、チャンス・ザ・ラッパーも、エミネムも、アーケイド・ファイアも、いろんなミュージシャンが「反トランプ」だった。ローリング・ストーンズも、エアロスミスも、ニール・ヤングも、R.E.M.も、ホワイト・ストライプスも、トランプの選挙キャンペーンに自分たちの曲が使われたことを非難してきた。
おそらく、マドンナのファンも、ビヨンセのファンも、ガガのファンも、ヒラリーを支持した事でしょう。
そんな気がしてなりません。
でも、ちょっと考えてみるとですよ?
超大物ミュージシャンは皆、
「持ってる人」たちですからね。
今のゲームのルールの中で成功を収めている、ごくわずかな超絶セレブですから。
そりゃ、ヒラリーを応援しますわなぁ。
「持ってない人」の明日の生活を心配するよりも、
素敵に、華麗に、「平和」「人種平等」「女性の権利」を訴えることの方がはるかに大事。
さて。泣いても笑っても、トランプが大統領になることはすでに決まっています。
ということで、一応、これも。
マイケル・ムーアが提唱する、これからやるべき5つのこと。
何が言いたいのか私の知能ではよく分かりませんでしたが。
ひとつ、言えるのは「近藤春菜じゃねぇよ」って事だけです。
とりあえず「一夜明けた朝のToDoリスト」の2番目だけ引用。
2. 評論家や予想屋、世論調査員、その他メディアの中で、自分の考えを変えず、実際に起こっていることに目を向けようとしない奴らを首にしよう。偉そうに話をしていた奴らが今、「分裂した国を癒そう」とか「一つになろう」と俺たちに言うんだ。そんなクソ発言を、奴らはこれからもずっと言い続けるだろう。黙らせよう。
どういうことなんだろう…(´・ω・`)。
本当はもっといろいろなサイトから引用して、もっと細かく言及したかったんですが、すでにメンタル的に燃え尽きてしまいました。
タスマニアデビルレベルだとこんなもんです。
ご容赦ください。
いつも通り、中途半端にフィニッシュです。
トランプ関連の過去記事。
実はトランプ、めちゃめちゃイイこと言っています。
選挙直前に書いた記事。
こちらは選挙当日の255日前(2月28日)に書いたエントリー。
当時はブログ始めたばっかりで「やさぐれキャラ」で執筆しております(笑)