【映画レビュー】シン・ゴジラ(小出恵介カット版)をテレビで観た感想
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今さら映画「シン・ゴジラ」を観ました。
特別編集バージョンといっていいんでしょうかね、小出恵介カット版。
言い方が間違ってるかな。
この感じだと、小出恵介が編集に携わったバージョン、みたいになっちゃいますね…。
実際には小出恵介の登場シーンをカットしたバージョンなんですけど。
いや~~、面白かったですね!
シン・ガッディ―――ラ!
(石原さとみの影響を受けた私)
まず、最初から何も期待せずに観たのが良かったのかも知れません。
そもそも私ね、怪獣映画をまともに観たことが無いんですよね。
ゴジラもガメラも、映画館で観たことが無いどころか、2時間通して観たことさえない。
せいぜい、テレビで放送してるのをチラ見する程度の経験しかない…気がするのです。(うろおぼえ)
正直な話「怪獣映画」に何の思い入れもない。
そのおかげで、今回の「シン・ゴジラ」に対して「怪獣映画らしさ」を求めることもなく、フラットな気持ちで観ることができました。
単純にね、頭からっぽにして楽しむことができる「パニック映画」とか「ディザスタームービー」とかの類だと思いましたね。
過去のゴジラ・シリーズに何らかの思い入れを持っている人が観ると、モヤモヤが残る出来栄えなのかも知れませんけど、純粋に「映画なんて楽しけりゃいいんだよ!」って考えてる人にとっては、悪くない映画だと思いました。
祭りですよ、祭り。
ゴジラ祭りよ。
ガッディーーラ・フェスティバルだからね。
そんなもん、祭りの場で難しい顔して理屈こねてもしょうがない、っていう。
踊る阿呆に見る阿呆ですから。
斜に構えて能書きたれてる場合じゃないんですよ。
祭りの輪の中にダイビングしろ!
でっかい花火を打ち上げろ!
た~~まや~~~!
祭りじゃ~!お前ら(役者陣)乗っかれ!便乗しろ!総勢328名!エキストラ抜きで、ちゃんと名前のついている役が300人を超えるのは異例の事態らしい。
祭りなんて、参加してナンボですからね。
とりあえず出演してナンボ。
おんばしら祭りじゃねぇんだから、人海戦術で次から次へと、どんどん丸太にまたがってくるんじゃねぇよ!
参考
登場人物多過ぎな件。
『シン・ゴジラ』の328人全キャスト一覧は、これだ!! | シネマズ by 松竹
片桐はいりがお茶くみのおばさん役で登場したのは分かったけど、前田敦子がどこで出てきたのか分からなかった…。
とりあえず、消防士役の小出恵介がプライベート的な不祥事で殉職?、ということでね。出演シーンは全部カットになったそうですけれども。
小出恵介に関する過去記事2つ。
中尾彬「挨拶しない役者が3人いる。1人は小出恵介」あと2人は誰よ? - 自由ネコ
#24時間マラソンランナー予想 ズバリこの人では? - 自由ネコ
でもねぇ…ヤツは、この程度のことで、へこたれたりしませんよ…。
ヤツは…!
小出恵介は、きっと帰ってくる!何度でもよみがえるさ!
「シン・小出恵介」としてな!!
ゴジラの幼虫?が変すぎる!!!顔はウツボ、足はカンガルーだと思いました!!
意味分かんねぇんだよな~~。
にょにょ~~んって海から登場して、川を遡上してくるんだけどさ、その時のルックスがもうね……
変すぎる!!
ラブカっていうよりも、ウツボだな~、あの顔は。
手とか、全然発達してないのに、足が!
太ももとか、めっちゃ太い!!!
意味分かんない!
海での生活に適した形態じゃない!!
陸に上がってから、だんだん太くなれよ!
最初はスリムであれ!
なんで最初から下半身デブなんだよ!
安産型で、骨盤がバーンと張ってるんだよ!
丈夫な子供が埋めそうですね!!!
失礼。ガチでうっかり変換ミス。
誤「埋めそう」
正「産めそう」
そんなことよりも、私が一番、印象に残ったのは、流暢な日本語を話す日系アメリカ人役のサット――ミ・イスィハァ――ㇽア(石原さとみ)。
これがもうね…。
なんで石原さとみは仕事を選ばないんでしょうかね。
今、キティちゃんの次に仕事を選ばないタレント、石原さとみ。
ことわれ、ことわれ!
こんな役、地雷以外の何ものでもないわ!!
史上最年少の40代での大統領就任を目指す日系アメリカ人役!?
日本語も堪能だが、ちょいちょいネイティヴならではの正確な発音が出ちゃう役!?
「ガッディ―――ラ……いえ、ゴジラが…」
一回、アメリカンな言い方してから、日本語っぽい発音で言い直す!!
ふざけてんのか!
駅前留学の威力ハンパねぇな!
(それは別の英会話教室か)
石原さとみ、流ちょうな英語でニューヨーカーと談笑
とりわけ印象に残っているシーンがあります。
サット――ミ・イスィハァ――ㇽア(石原さとみ)がけっこうな長ゼリフを言うシーンがあるんですけどね、
ちょいちょい話の途中で出てくるカタカナ系の単語をネイティヴっぽい発音で言わなきゃダメなワケですよ。
これがもうね…純粋に単なる罰ゲームなんすよねぇ…。
例えば「ワシントン」って発音せずに
「ゥワ―――スィントン」
って言わないとダメなワケ。
なにこの修行。
しかもこのシーンがさ、長回しなのよ。
サット――ミは、延々と歩きながら芝居しつつ長ゼリフを喋らないとダメなんだよね。
鬼でしょ。監督、鬼だよ。
それで、セリフの途中で
「西海岸へのゴジラ上陸の可能性が13パーセント上がった」
っていう部分があるんだけどさ、
鬼門は「パーセント」の発音な訳よ。
PERCENT
の、Rのところで、巻き舌で発音しなきゃNGになっちゃうわけ。
サット――ミ・イスィハァ――ㇽア(石原さとみ)は、もうね、「パーセント」に気を取られちゃったんでしょうね、
その直前の
「13(じゅうさん)」
のところで、
「ジ ュ ウ TH ァ ン」
って、何故か「th」の発音。
いや、そこはふつうに「さん」でいいじゃん、っていう。