書き続けなければ精神的に死ぬ者だけがブロガーとして生き残る

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ブログに頼らずに生きていける者は幸いである。

これほど救いのない生き方なんて、出来る事なら選ぶべきじゃない。

 

ブロガーの98%は、3年以内にブログを辞めて去って行く。らしい。(数字が確かなのかは知らん)

当然と言えば当然だろう。

疑うのなら、試しにブログを書いてみればいい。

 

十中八九、半年もたない。

耐えられない。

あまりにも、不毛すぎるからだ。

 

形だけの「なんちゃって」ブログを続けること自体はもちろん可能だ。

しかし、

そうやって騙し騙しブログを続けたとしても、得られるものなど何もないだろう。

 

魂(たましい)なんて欠片も入っていないクソみたいな記事を更新し続けるだけの「アリバイ」ブログに、価値があるとも思えない。

ただの告知を繰り返すブログや、ラテアートの写真を載せるだけのエントリーに、どれだけの人間が感情を揺さぶられるだろうか。

誰の心にも響かないだけじゃない。

書いている自分自身の心にだって、きっと何も残らんだろう。

 

オレから言わせてもらえば、そんなのは、ブロガーじゃない。

 

オレが今、言ってる「ブロガー」とは、

己の魂を削って文字を綴っている奴らの事だ。

 

彼らはきっと、他に道なんて選べなかったんだと思う。

ブログを綴ることでしか「生きている実感」を得られなかったんだろう。

書かなきゃ死ぬ。

書き続けなければ、精神的に死んでしまう。

だから、書き続けるしかないんだろう。

 

他に逃げ道があるんなら、誰だってそっちを選びたい。

 

同僚との飲み会や、

週末のゴルフや、

ママ友同士のお食事会では

生きていることを実感できないから、書いているんだ。

 

サークルの仲間と遊んだり

自分と同程度にパッとしないメンバーで合コンしたり

淡々とこなしていくだけの学校生活なんかでは、

魂が燃やせないと感じているから、書いているんだろ。

 

夢を追いかけて、挫折して

バイトに明け暮れる毎日に

絶望しそうになってるから、書き続けるしかないんだろ?

 

自分自身を騙せないから、戦う道を選んだって事だろ?

 

そのためにブログを書いてるって事なんだろ?

 

 

魂をすり減らして自分自身を表現するという事は、綺麗ごとなんかじゃ済まされない。 

ビジネスでやってるブロガーは、いわゆる「アフィリエイター」とか言われてるな。

まぁ、自己表現というよりも、商売優先だ。

可能な限り、当たり障りのない、万人ウケするコンテンツを目指しているはずだ。

(中には逆を張るって奴もいるかもしれないけど) 

基本的には、感情を爆発させるためにブログを書いてるわけじゃない。

ビジネスだ。

収益を上げることが重要だ。

イメージとしては、淡々と、クールにこなしている感じかな。

 

それに対して、魂で書いているブロガーたちはどうか。

彼らを待ち受けているのは、イバラの道であり、底なし沼だ。

 

「ペンは剣よりも強し」という言葉があるが

まさにそれだ。

文章を綴るという事は、戦いに他ならない。

 

自分自身が武器を振り回している以上、

どうあがいても、他人を傷つけることは避けられない。

 

そして同様に、

自分自身が八つ裂きにされる覚悟が必要になってくる。

余談だが

「今、会いに行ける吟遊詩人」坂爪圭吾に拾い上げてもらったおかげで、オレが綴った上記のフレーズが奇跡的に日の目を見た。

しかし、こんなことはごく稀なことだ。

ほとんどの場合、我々のような弱小ブロガーの書いた文章なんて誰の目にも留まらずにネットの中に埋もれていく。

我々は、誰の心にも届かない言葉を日々したためる不毛さの前で何度も自分自身を奮い立たせるしかない。

例え誰にも読まれなかったとしても、書く以外の選択肢は無いのだ。 

 

 

幸か不幸か、日本には「はてなブログ」というバトルフィールドがあった。 

覚悟も無しに「はてなブログ」を始めて、

勝手に傷ついて早々に逃げ出すという事例はゴマンとある。

 

「はてなブログ」という戦場は、ことさらエグい。

他の無料ブログなんかとは、温度が違う。

ぬるま湯に慣れてしまった連中の目には苛烈を極めた世界に見えているだろう。

 

だが、そこがいい。

 

オレもファイトするためにここへやってきた。

覚悟はとっくにできている。

 

自分が生きていることを確かめるために、ここへ来たんだ。

 

戦うこと、傷つけあう事でしか魂を燃やせない奴は、確かに存在する。

gattolibero.hatenablog.com

 

 

はてなブログに住む「巨人」たちを見て思う。本物のブロガーってのはこういう事だ。 

前出の坂爪圭吾を含め、彼らのような「巨人」たちは皆、書き続けなければ精神的に死ぬ者たちだろう。

オレには、そうとしか思えない。

 

 

※ワードプレスに引っ越された模様。

tm2501.com

正しく生きられる人間だったら僕はこんなこともしてないし、こんなブログも多分書いてない。
でも、自分の活路と好きが不幸にもこれだったんだから、最後まで演じたい。

旧URLhttp://www.tm2501.com/entry/2016/03/24/213000

 

 

delete-all.hatenablog.com

僕は僕のことを忌み嫌っている人たちのためにブログを書いている。僕のことを見たり聞いたりしたくない、うんざりだ、消えてくれという人たちの目に僕という存在を触れさせ嫌な気持ちにさせたい。そういう個人的かつポジティブな理由があるからこそ僕は十年以上もブログを書き続けられているのだと思う。 

 

 

azanaerunawano5to4.hatenablog.com

考えて見れば単に書きたいからとしか言いようが無い気がする。

たとえ増田で「死ぬべきはてなアカウント」と書かれようが「S級戦犯」と揶揄されようが「オポチュニスト」呼ばわりされようが。

金のためというほど儲かるわけでもなく、金なんて土日バイトするほうがよほど(数倍)儲かるだろう。

 

 

ブログを書かずに生きていけるなら、きっと今頃、書いちゃいない。 

 

書くことで、

火達磨になることで、

血まみれになることで、

生きている事を確かめる。

 

そういう人種だけが生き残る。

きっと、それがブログという世界だ。

 

ブログ、最高。