中高年はもちろんですが、ナウなヤング(若者)にも聴いていただきたい!
昨日、YouTube観てて。
80年代の曲とかね、芋づる式に聴いてたんですけど……
イイね。
30年前の曲でも、全然、色褪せてないっていう。
昔の曲をあんまり聴いたことが無いっていう人も、だまされたと思って一回、聴いてみてほしいな~。
まずは景気づけの一発。BARBEE BOYSの「目を閉じておいでよ」で、目を覚ましていただきたい。
BARBEE BOYS - 「目を閉じておいでよ」
リリースは1989年。28年前の楽曲です。
いろいろとね、「肩パットのボリュームがおかしい」とかありますけど、曲自体は超~カッコイイわけですよ。
男と女のツインボーカルっていうスタイルとかさ、ボーカルのKONTAが曲の合間?でソプラノサックスを吹くんだけどさ、それがまたカッコよくて。
とにかく当時ね、いろいろ斬新だったデスヨ。
歌詞とかも超~ヤバい。今だったらPTAとかから苦情くるだろうな。
目を閉じておいでよ バービーボーイズ 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索
こんなインタビューを発見しました。
――ヒットする感覚はありましたか?
なかった。冗談半分で作っちゃったっていう感じがあったので、それだけ真面目に、誠実に、音は入れなきゃいけないだろうと。シビアにちゃんと作らないと、舐めてると思われるのが嫌だなと思った。
真面目に言うのが最高のシャレなんじゃないのかなっていう感覚があったので。
本気で言ってるんだぞ、って見せれば、みんなゲラゲラ笑うんじゃないか。
こっちが真面目であればあるほど、コミカルに聴こえるんじゃないかと思ってたんですが、思いのほか、売れちゃったんです。
ふざけるにしても、ボーカルしかり、バンドの演奏しかり、技術的なクオリティはメチャクチャ高いんだよな~。
1980年代とは、音楽におけるカンブリア紀みたいなものだったのではないか。(適当)
はるか昔、5億4千万年ほど前の話ですが、「カンブリア紀」というのがありまして。爆発的に多種多様な生命が誕生した時期ですね。(適当)
何と言いましょうか、地球がひとつの「生命と進化の大実験場」と化していた…そんなふうに例えることさえできそうな時代。
たくさんの命が、あらゆる方向へと進化し、絶滅し、トライ&エラーを繰り返す。
目が5個あるとか。ユニークな特徴を持った生命体がいっぱい生まれちゃった。
そうやって「ダメで元々。こういうのもやってみよう」的な、アグレッシブな雰囲気に地球全体が包まれていた時代、それが、THE・カンブリア紀。(適当)
「その後も種が存続できるかどうかはさておき、とりあえずオレ、進化してみるよ!」
そういった無鉄砲な生命が多数輩出された時期ですね。
1980年代の日本もまさに、そんな時代だったんじゃないかと、ふと思ったわけです。
(ものすごく適当)
今度は一転、 大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」を聴いて、その切なさと繊細さに衝撃を受けて途方に暮れてください。
大沢誉志幸 - 「そして僕は途方に暮れる」
1984年リリースの作品。
これがもうね…
詩が…詩がぁ~~…!!(ムスカ風に)
作詞があの、銀色夏生さんだもん。
ゴリゴリの本職の「詩人」だからさ。
言葉の一つ一つがもうね…。
大沢誉志幸さんのあやうい感じの声とあいまって、まるでガラス細工のように繊細なハーモニーを奏でております。
歌詞も本当は全部紹介したいんだけど大人の事情がありますので、一部だけ。
歌い出しからこれだもん。
見慣れない服を着た
君が今 出ていった
髪型を整え
テーブルの上も そのままに
あ~~~……
何という……表現……
銀色夏生、やっぱ天才…
もうすぐ雨のハイウェイ
輝いた季節は
君の瞳に何を うつすのか
そして僕は 途方に暮れる
夏生~~!
弟子入りしてぇ~~!!
歌詞全文はコチラで。
そして僕は、途方に暮れる 大澤誉志幸 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索
そして!
この曲「そして僕は途方に暮れる」を聴くと、あのCMを思い出す中高年が続出することは間違いなし!今じゃもう、こんなCMは作れないぞ!
当時の日本はさ、CMの貴重な30秒間を、こんな風に使う余裕さえあったんだよね…。
今と昔、30秒間の中に詰め込む情報量の差ね。
当時はまだ、クリエイターが徹底的に美学を追い求めて(結果的に失敗して)も許されるムードが世の中にあったんすよね~…。
「赤字出してもいいからチャレンジしようぜ」っていう。
……バブってたねぇ…。
これもイッときますか!最高に危険な香りがする男、玉置浩二がひきいる安全地帯から。
ホント困ったね。
どれか一曲に決められないんだよな~。
安全地帯は名曲あり過ぎて。
とりあえず今回は、安全地帯の「じれったい」をどうぞ!
玉置浩二、キレッキレ!
まるで鋭利な刃物のようだ…!
安全地帯 - 「じれったい」
これは1987年の曲ですね。
(玉置浩二に抱かれたい女性続出)
ヤバい事が判明しました。玉置浩二の直後に紹介するアーティストは、ハードル上がり過ぎて選出が難しくなりました…!
イヤイヤイヤ…とりあえず、5組くらいは紹介したかったんですが、順番間違えましたね。あせり過ぎました…。
玉置浩二はラストに持ってくるべきでした。
セットリストの順番、間違えたな…。
今このタイミングで誰を紹介しても玉置と比較して見劣りしてしまう可能性がある…。
(確か、玉置浩二は「音楽関係者が選ぶ最も歌が上手い歌手」のアンケートで第1位だったような…。)
ホントはね、まだまだうじゃうじゃ存在してるんですよ。
紹介したい80年代の名曲の数々。
女性ボーカル編、みたいな特集もしてみたいし。
う~~む……。
どうするか。
誰を紹介すべきか…。
(思案中)
ここはもうね、飛び道具使うしかないですね。正攻法ではなく泥臭くストリート方面から失礼します!前略、道の上より。
一世風靡セピア - 「前略、道の上より」
1984年の曲。
現在ではカブトムシ俳優として一世を風靡している哀川翔さんとかね、
「欽ドン!良い子悪い子普通の子」の良川先生として有名な柳葉敏郎さんなどが在籍したストリートパフォーマンス集団、それが「一世風靡セピア」だっ!
原宿のホコ天だっけ?歩行者天国ね。
路上でアクロバット的なパフォーマンスとかやってて有名になったユニットなんだよね~。
(ちなみに勝俣州和さんはセピアの母体でもある「劇男一世風靡」のメンバーです)
やっぱ、今思えば、
80年代ってカンブリア紀だったのかね~…。
とりあえず、今回はいったん出直してきます!次回もうちょっと頑張ります!
今度またやりましょう。女性ボーカル編とか。
荻野目ちゃんの「ダンシング・ヒーロー」とかね、中森明菜の「DESIRE」とかね、まだまだあるわけよ、ナウなヤングに聴いてもらいたい名曲がさ!
バンド編とか、アイドル編とかも視野に入れておきたいと思います。
そんなわけで、次回の「バック・トゥ・ザ 80s(即興で命名)」をお楽しみに!
関連過去記事
登美丘高校ダンス部の記事を書いた時に、「今のダンス部の高校生にとっては、一周まわって昔の楽曲の方が新鮮でカッコいい」という振り付けの先生の意見を見たのがきっかけで、今回の記事を書いてみました。
過去にはこんな企画も。適度にバズった「椎名林檎」特集。