「あ~!もう、何もかも断捨離てぇ~!」とお嘆きのあなた。
今日は私と一緒に、いろんなものを捨ててみませんか?
究極のミニマリズムを目指すと、持ち物はどうなるのか?
思考実験をしてみたいと思います。
人は誰しも、心の中に「リトル・ゴーギャン」を抱えながら生きています。全てを捨ててタヒチを目指したくなる時があるのです。
画家のポール・ゴーギャンは、妻子を捨てて南の島タヒチを目指しました。(うろおぼえ)
そう、人は誰しも、そんな衝動に駆られる瞬間があるものです。
何もかも捨てて、楽になりたい!
大空を舞う鳥のように、自由に生きたい!
よし!分かった!
じゃあ、旅の準備だ!
人生とはすなわち、長い旅なり。
荷物が少なければ少ないほど、軽やかに歩を進めることができるのです。
遠くまで行ける。
自由の身だからこそ、観られる景色もある!
やろうぜ!断捨離(だんしゃり)!
とりあえず目標は全ての持ち物が「トランクひとつ」に収まること。そう。あなたを浪漫飛行へと誘います。
トランクひとつだけで「浪漫飛行」へ、イン・ザ・スカイ。
飛び回れ。このマイ・ハート。
「何言ってんだか分かんねぇよ」という方は、各自で検索していただけると幸いです。
死んだときに、遺品が段ボール1~2箱に収まることが理想です。
残された遺族に
「え~っ!遺品、これだけしかねぇの!?」
ってビビられれば、もう思い残すことなど何もありませんね。
人生最後のサプライズ、大成功です。
これであなたは迷わず成仏できることでしょう。
グッドラック!
遺族から「平成のマザーテレサかよ!」
というツッコミが入れば、その時、あなたは間違いなく、人生の勝利者です。
とことん、ミニれ!マムれ!究極的には全裸最強ということになります。
消去法で考えてみますか。
まず、脳内で、持ち物を全部消去します。
え?
消去法ってそういうことじゃない?
やかましいわ!
口ごたえしてる暇があったら、さっさとミニマムれ!!
まずは全裸からスタート。
はい、今あなたは全裸です。
イメージしてください。
何が見えますか?
・・・・・・
・・・・・・
とりあえず、寒いですね。
あと、足の裏が痛い。
靴が履きたいです。
私の経験からいいますと、靴は2足必要です。トレッキングシューズとサンダル。
このブログの過去記事を読み漁っていただくと分かると思うんですが、私は一時期、タンポポの綿毛のように生きておりました。
まぁ、ホームレスと言えばホームレス。
よく、インパクト欲しさで安易に「ホームレス◯◯◯」という肩書を名乗っている人々がおりますがね。
友人宅を泊まり歩いているだけの、名ばかりのホームレス・ブロガーとか。
こちとら、ガチで橋の下で寝てましたからね。
最大公約数的なところを探っていくと、靴に関しては、トレッキングシューズと、サンダルがあれば何とかなりますね。
1足だけしか持ってないと、靴を濡らしちゃった時に、乾かすのが難しいんですよね。
どうしても2足はないと厳しい。
そしてこの2足は、用途がカブっていないことが重要です。
例えば、
・・・・・・
寒い時はトレッキングシューズ
暑い時はサンダル
海ではサンダル
山ではトレッキングシューズ
・・・・・・
みたいな事ですね。
これで、人生におけるさまざまな場面をなんとかしのげるようになります。
トレッキングシューズについて。
欲を言えば、トレッキングシューズに関しては、ゴアテックスを使用した製品がオススメです。
ゴアテックスっていうのは、カッパ(雨具)などに使用されている、いわゆる「防水透湿性素材」ですね。
雨は通さないけど、汗(水蒸気)は通す素材です。
最近は安い物も出回ってきてますので、探せば1万円くらいで買えます。
ここでアマゾンの商品を貼るのがセオリーなんですが、貼りません。
アマゾンのアカウント、持ってないので。
ある意味、ミニマム。
ゴリゴリの山用の靴だと、今度は街なかで不便ですし、外見だけがトレッキング風のなんちゃってブーツだと、機能の面で不合格です。
使うシーンは、8割以上がタウン(街なか)、残りが山やダートなどになると思いますので、ハイカット(あるいはミドル)、軽さを重視し、総革よりもナイロンなどの化繊を使用している製品の方がいいでしょう。
休日には日帰り登山に繰り出す、フットワークが軽いホームレスを目指すのであれば、トレッキングシューズは必須です。
サンダルについて。
サンダルは、いわゆる普通のビーチサンダルよりは、クロックスのようなタイプが良いでしょう。
ダサかろうが何だろうが、結局、クロックスは便利です。
鼻緒が付いていないので、靴下を履いたままでも履けます。
雨にぬれても、手ぬぐいでさっと拭くだけで、乾きます。
構造が簡単で丈夫です。
雑菌が繁殖して悪臭を放つこともほぼありません。
ゴテゴテといろんなパーツが付いているサンダルは、臭くなりやすいです。
まぁ、靴に関しては、ざっとこんなところでしょうか。
限界までミニマムるとすれば、
トレッキングシューズとサンダル、この2足で十分、ということになります。
色に関しては、黒がベストだと思います。
汚れが目立たない、ということもありますが、
一番のポイントは
冠婚葬祭にも使用可能
ということです。
はい、イメージしてください。
これであなたは今、全裸にトレッキングシューズ(手にはサンダル)という、いでたちになりました。
夏場はサンダルメインで、冬場はトレッキングシューズメインで、というふうに、TPOにあわせてお使いください。
とりあえず、アホらしくなってきたので「靴編」はこんな感じで。
みなさんからの要望が多ければ、
続編となる
【考察】限界までミニマムってみると、所有物はどうなるのか?(衣類編)
も考えてみようと思います。
では、よいミニマムライフを!