【大事な会議の日に微熱で休んだ部下…出社させる?】橋下×羽鳥の番組「道徳塾SP」

先日、「橋下×羽鳥の番組」という深夜番組で「道徳塾」という新企画をやっていました。

厚切りジェイソン尾木ママ青木さやか室井佑月石原良純など、個性派で暑苦しく、ちょっと面倒(笑)なパネラーたちが、様々な問題に対して「賛成か反対か」2組に分かれてアツく議論するという内容。

私は偶然つけていたテレビで途中から観た感じなので、ガン見してませんでしたが、新企画1発目で番組が取り上げていたテーマはこんな感じでした。

  • もし家の近くに刑務所ができるとしたらあなたはどうしますか?
  • もし娘に転売チケットを買ってほしいと言われたらあなたはどうしますか?
  • もし大事な会議の日に部下が37度5分の熱で欠勤したらあなたはどうしますか?

なかなか面白かったので、ちょっと言及したいと思います。

 

「橋下×羽鳥の番組」とは…?まずは番組公式の15秒動画をどうぞ。

今までは、主に政治に関することを取り上げていた番組なんでしょうかね…?

なにはともあれ、視聴者の道徳観を試すような新企画「道徳塾」が始まったみたいですよ、奥さん!

www.youtube.com

【橋下×羽鳥の番組】
風雲児・橋下徹と朝の顔・羽鳥慎一が異色の強力タッグを組んだ前代未聞の新バラエティー!
今話題のニュースや日頃感じる世の中への不満をテーマに大激論を交わす!!

 

 

今回このブログで言及したいのは「微熱で休んじゃう部下、アリかナシか?」という話ね。

ザックリ言うとこんな内容。

 

あなたは

パワハラには反対だが、部下の育成には厳しい指導も必要だ」

と考えている佐藤部長(仮名)です。

大事な会議を控えたある日の出来事。

 

大きな契約を控えた大事な会議の日に、資料作成を担当していた部下の若手社員・松本(仮名)の姿が見えない…。

もしやと思って会社のパソコンを確認すると松本から、こんな内容のメールが届いていました。

 

おはようございます。

本日、熱があるので休みます。

 

 

あなた(佐藤部長)は、動揺しつつも冷静に、熱で休んでいる部下の松本(仮名)に直接、電話をかけてみる。

 

青ざめた顔の佐藤部長

「もしもし?松本?体調悪いのは分かったけど、会議の資料はどうした?」

 

 

熱で休んでいる松本

「あ、すいません、朝やろうと思ってました。」

 

 

冷や汗が垂れてきてる佐藤部長

「…ってことは、まだ作ってないんだな…?」

 

 

松本が担当している資料は会議に不可欠なもの。

そして、松本がいないと会議資料は間に合いそうもない。

 

 

完全に動揺している佐藤部長

「ちなみに今、熱はどれくらいだ?」

 

 

我が道を行く松本

「そうっすね…。37度5分です。」

 

 

鬼の形相の佐藤部長

「ナナドゴブ!?」

 

 

松本の代わりに急遽、資料を作らされている新入社員が泣きついてきます。

身代わりになった新入社員

「なんとか午前中だけでも松本さん、来てくれませんかね?」

 

 

ここでポイントになるのは以下の4点。

  1. 部下の熱は37度5分
  2. この日、大事な会議がある
  3. 部下が担当していた資料ができていない
  4. 出社させるとパワハラになりかねない

みなさんならどうしますか?

 

大事な会議の日に微熱で休んだ部下を、

あなたなら

出社させる?出社させない?

 

・・・・・・という内容。

 

※ 番組内では、正確に熱が何度何分か?というところに重きを置いていたわけではなく「ちょっと無理すれば出勤も可能な程度の熱」という設定にしたかったようです。

 

 

番組内での意見は、こう分かれていました。橋下や尾木ママは「出社させる」、厚切りジェイソンは「出社させない」

なんと、パネラーのジャッジは5対2で、圧倒的に「出社させる」が多数派。

 

出社させる派

橋下徹

青木さやか

室井佑月

石原良純

尾木ママ

 

出社させない派

厚切りジェイソン

本田朋子

 

 

なんか意外な気がしますね、いろいろと。

人権問題とかに敏感そうな尾木ママは「出社させない派」かなと思ったらそうじゃなかった。

 

おそらく、大半の人は「熱で休む松本の権利」を尊重すべきだ、と考えるような気がするんですよ、個人的には。

でもね、

番組を観てたら、双方の主張はそんなに簡単なものじゃなくて。

非常に興味深かったですね。

 

ものすごくザックリ言うと「出社させる派」のパネラーたちの方がどちらかと言うと人情派でした。

限りなくパワハラに近くなってしまうが、松本のためを思えば、出社させた方がいい、という考え方のようです。

松本を見限るべきじゃない、という、なんというか「思いやり的な何か」があった。

それが良いとか悪いとかはまた別の話ですけど、何か非常に「日本的」な感じがしますね。


「出社させる派」の石原良純さんなんかは、

『自分の保身を第一に考えれば「出社させない派」になるだろうけど、あえて部下に嫌われるリスクをとってでも、出社しろよと言いたい』

的な事を言っていましたね。

 

 

それに対して厚切りジェイソン「出社させない派」のパネラーは、もっとドライに割り切ってましたね。

人情とか、人権とか、そういうものが介在する余地が無いように見えた。

松本への思いやりから「彼を休ませてあげようよ」と考えているわけではなかった。

 

厚切りジェイソンいわく。

「松本は微熱で休んでいい。そして今後、昇進はない。彼には仕事も与えない」

もう、バッサリですよ。

一度でも「大切な日に微熱で休む」という選択をした社員には2度とチャンスは与えませんよ、というスタンス。

プライベートでは会社の役員を務めている厚切り氏、本当は松本をクビにしたいでしょうね。

 

これぞアメリカン。

これぞ合理主義。

 

そもそも、微熱で会社を休む、しかも大事な会議の日に休んじゃう、なんていう人間は、

「私は出世も望んでいないし、会社の不利益なんて知ったこっちゃねぇよ、という思想の持ち主です」

とカミングアウトしてるようなものだ、

と周囲から見られちゃうわけです、アメリカンな社会では。

そんなやつにはチャンスを与えないよ、って話なんですね。

 

「だってそうでしょ?出世したいという野心の持ち主ならこんな大事な日に微熱で休むなんて絶っっっ対にありえないから」

というのが、アメリカ的なドライな考え方。

 

微熱で休みたければ休んでいいよ。お前にはそういう権利がある。

正し、お前には二度とこの会社内で浮上する機会はないからな。

というのが、

「出社させない派」の意見なのね。

 

なんかもう、物凄くドライ。

何度も言うようですが、それが良いのか悪いのか、というのはまた別の問題ですからね。

 

 

もう一度整理しておきましょうか。

 

ものすごくザックリ言ってしまうと、

「出社させる派」が人情味があって日本的、

「出社させない派」はドライでアメリカ的、

そんなニュアンスでしたね、番組内では。

そして、

最後に厚切りジェイソンが言っていました。

ドライでアメリカ的なやり方のほうが、企業は伸びる。

そして、

人情味があって日本的なやり方のほうは、企業が長く残る。

なるほど…。

 

さて。

 

パネラーたちが激しく議論を尽くした後、改めて

「出社させる派」と「出社させない派」に座り直してもらった結果、最終的にはどうなったか。

 

出社させる派

青木さやか

室井佑月

尾木ママ

 

出社させない派

厚切りジェイソン

本田朋子

橋下徹

石原良純

 

 

なんと「出社させない派」の方が、過半数を超えました。

橋下さんと石原さんが、寝返った格好になりましたね。

 5対2だったのが、3対4になりました。

 

ちなみに、一般人300人に聞いたアンケートの結果は

出社させる派43人

出社させない派257人でした。

 

 

オマケ。私ならどうするだろうか…? 出社させる?させない?

さて。オマケ的に。

自分が佐藤部長の立場だったらどうするだろうか?

ふわっと考えてみました。

 

まず、

そもそも私だったら、そんな大事な会議の資料を、のらりくらりと生きている松本君には任せないでしょうね(笑)

 

松本が微熱で欠勤することが発覚した瞬間、私は間髪入れずに、松本に大切な仕事を割り振ってしまった自分自身を責めまくります。

これはもう、私が悪い。

そして会議の場では土下座する勢いで謝罪、返す刀で辞表を提出し、とりあえず旅に出ますね。

 

南の島、フィジーを目指したいと思います。

 

フィジーでトロピカルドリンクを飲みながら、ふと思うでしょう。

今こうして、バカンスを楽しめているのは、あの松本のおかげなんだなぁ…って。

松本がいい加減な奴だったおかげで、私は意を決して長年温めていた辞表を会社に提出できたんだ…。

ありがとう!松本!

 

~Fin~

 

gattolibero.hatenablog.com