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人生は長い旅のようなもの。自分が背負えるモノしか持って行けない

人生は長い長い旅のようなものだ。

目的地も人それぞれ。

そして自分が背負い込める「人生のお供」だって、その量と重さは人それぞれだ。

タフな奴なら、大荷物を軽々と担いで旅を続けられるだろうが、

軟弱者は限られた荷物しか持って歩けない。

オレは、軟弱者だった。

 

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子供たちには、もうずいぶん長く、会っていない。

おそらく、この先も会う事はないかも知れない。

もしかすると結婚式くらいには呼ばれるかも知れないが、行くかどうかは断言できない。

 

結婚したり、子供が出来れば、人並みの人生を生きれるのかと期待したが、そんなことは無かった。オレはオレの生き方しか選べなかった。

よく、「やんちゃな若手芸人が結婚して子供が出来たら、マイホームパパになりました」みたいな話があるけど、オレの場合はそうはいかなかった。

 

オレは、かなり期待していた。

「きっと自分も変われるんじゃないか?」って思ってた。

 

それなりに人並みの生活が送れるんじゃないか?

「普通の人生」を生きれるんじゃないか?

そんな風に思っていた。

 

甘かった。

 

オレという男は、オレが想像していた以上に、頑固で、不器用で、甲斐性無しで、情けない男だった。

 

前のカミさんと子供たちには、申し訳なく思うし、感謝している。

オレは、いろんな人に迷惑をかけたし、たくさん傷つけた。

そのことは一生、拭い去ることは出来ない。

 

一生、抱えて生きていくしかない。

自分自身のふがいなさから目を背けず、ダメな自分を直視して生きていくしかない。

 

オレは、自分以外の人間の人生まで背負い込めるほどの器じゃなかった。

他の人の命まで、まとめて面倒をみれるほどの「立派な社会人」じゃなかった。

 

オレには「家族」という荷物を背負って旅を続けられるほどの力強さなんて無かった。

 

でも、そのことに気付くためには、前のカミさんと子供たちの存在が、どうしても必要だったんだ。

オレがバカだったからな。

 

当たり前のようにみんなが背負っているものさえ、オレには大きすぎたんだ。

 

オレはもう、手ぶらだよ。

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全部、荷物は捨てた。

 

オレのような弱い人間は、荷物なんてほとんど持てないんだ。

その現実を直視して、もう一回やり直すしかないんだ。

自分の弱さを認めて、そこからまた歩き出すしかないんだ。 

 

 

幸い、今のオレにはソウルメイトとも呼べるパートナーの「大福」がいる。

大福とは、お互いに背負ったり背負われたりというよりも、「一緒に歩いている」感じなので、とても心地がいい。

大福の存在が無かったら、今のオレがどうなっていたかは、まるで想像が出来ない。

gattolibero.hatenablog.com

 

 

荷物は少なければ少ないほど、旅の自由度が増していく 

カネ、地位、名誉、人間関係だってそうだ。

抱え込むほどに「自由」は奪われていく。

 

気付いていない連中がずいぶん多いようだけどね。

あるいは、気付いていながら、知らん顔をしているだけなのか。

 

短絡的な人間は、たくさんモノを所有することを豊かさだと勘違いし続けることができる。ある意味、おめでたい。

しかし、そうじゃない場合は、この世に、はびこる「拝金主義」や「物質文明至上主義」と戦う道しか残されていない。

 

 何言ってんのか分かんねぇよって人は過去記事をどうぞ。

 

タイラー・ダーデンは言う。

仕事の中身でお前は決まらない。預金残高とも関係ない。持ってる車も関係ない。財布の中身も関係ない。クソみたいなファッションも関係ない。

gattolibero.hatenablog.com

 

 

まだムヒカさんの事を知らない人は、ぜひこの記事を読んでほしい。

地球規模で世界を良くするためには、今のところ人類にとっては、この方法、この考え方しかないんじゃないだろうか。

gattolibero.hatenablog.com

ムヒカさんはこう言っている。

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

 

本当の豊かさ、本当の貧しさとは、心の在り方で決まるものだ。

 

いつまでも満足せず「もっとカネが欲しい」と欲張る者が本当に貧しい者なんだろう。

だから日本は、経済大国だと言いながらも、大勢の人が「幸せ」を感じていない。

 

社会心理学者のポール・ピフの長年の実験によって、金銭的に裕福な人間は、他の人よりも、狡猾で強欲で利己的で卑怯だという事がますます明らかになってきている。

(TEDの動画のリンクもはってあります) 

gattolibero.hatenablog.com

 

 

話が脱線しつつあるが、ようするに、周囲の人間や、いわば世論が「大量消費」をそそのかしてくるが、そんなもんに乗せられる必要なんて無いってことだ。

 

日本に蔓延する同調圧力が「お前もたくさんの荷物を背負い込め」と、けしかけてくるが、そんな価値観に翻弄されずに、もっと身軽に、自由に、軽やかに生きたって良いって事なんだ。

 

もしも今、人生に苦しんでいる人がいるなら、もう一度、自分が背負い込めるキャパシティを再確認して、 不要な荷物は降ろしてみる事をおすすめする。

 

本当に、それって必要なの?

まんまと買わされちゃってるだけなんじゃないの?

 

住宅ローン、会社の人間関係、近所付き合い、立派な肩書、フェイスブックでの好感度…

本当にそれ、望んで背負っているのか?

 

自分で自分の首を締めていないか?

 

自分の脳みそで考えてるか?

 

人生は長い長い旅のようなものだ。

身軽だからこそ、行ける場所、観れる景色もあるんだ。

 

捨てろ。

(自己責任で)