私の中にあった点と点が繋がり始めている…気がする。
ふざけているわけではナイ。本気で思っているのだ。
一年中サンタクロースの格好をしていれば人生は素晴らしいものになる!…ような気がする。
何を言ってるのか分からないと思うので、今から説明しよう。
テレビで観た。世の中には、1年に1度のクリスマスじゃ物足りない!と感じている人々がいるらしい。
先日、こんな番組を観た。
NHKドキュメンタリー - 地球ドラマチック「クリスマスがやめられない」
“ミスター・クリスマス”ことアンディは、毎晩クリスマスディナーを楽しみ、有名プロデューサーの下、クリスマスソングをレコーディング!
英国最古参のサンタクロース、ロンは、半世紀にわたるキャリアを生かして「サンタ教室」を開いている。
17歳のジョシュは家族を巻き込んで、最高のイルミネーションに挑戦。
なんと自宅に70ものツリーを飾る老夫婦も!クリスマスのエクストリームな祝い方に密着!(2015年イギリス)
ウソみたいな話だが、基本的に
「365日がクリスマスなら、毎日ウキウキワクワクできるよね!」
って考えている人々が実在している。
毎晩毎晩、自分で用意したプレゼントを所定の場所にセッティングしてから就寝。
そして翌朝、ワクワクしながらそのプレゼントを発見!興奮しながら包装紙を破る。
わーい!これ、欲しかったんだよね!やったー!
・・・・・・
これを毎日繰り返しているおっさんが、この地球上に存在しているのだ。
完全にクレイジーではある。
しかし、おっさんの毎日は、間違いなく楽しそうに見えた。
ちなみに、毎晩用意するクリスマスプレゼントは、室内にあるどうでもいいような普通の日用品だったと思う。
毎日使ってるマグカップとか。
本当にガチで毎日プレゼントを用意していたら破産しちゃうもんね。
とにかく、おっさんにとってはあの
「クリスマスの朝のワクワク感」
を得ることが重要なのであって、プレゼントの中身はどうでもよかったんだろう。
クレイジーなおっさんにとって大切だったのは、
周囲の人々に「普通でまっとうな社会人」だと思われることではなく、
自分の人生をワクワク感に満ち溢れた楽しい日々にすることだったんだね。
なるほどなるほど。
分からなくはない。
先ほど、こんなツイートを見つけた。しいたけ占いのしいたけさんのつぶやき。
あるツイートの、前半部分だけ抜粋させてもらいましょう。
自分という人間を思いきり生きたら誰かからはすごく好かれ、誰かからはすごく嫌われもする。それで良いと思う。
ふむふむ。
考え方次第だよね。
どちらを選ぶかは自分。
ちなみに…
しいたけさんの占いは、当たるとか当たらないとかいうよりも、とにかく読む者を勇気づけてくれる内容なので、自分と関係ない星座のところを読んでも損はありませんよ。
さて。
大勢の人に受け入れられるために、無難に生きるか。
たとえ一部の人に嫌われる可能性があったとしても、自分に正直に生きるか。
ありのままの自分で正直に生きて、なおかつ「本当の自分」を受け入れてくれる人と出会えたとしたら、それって最高。
一番都合がいいのは、自分の思うがままに振る舞いながらも、万人に受け入れてもらっちゃう、というパターンなんだけどね。
孔子に照らし合わせれば七十の時に該当するのかな?
七十にして心の欲する所に従って、矩(のり)を踰(こ)えず。
あの有名な孔子でさえも、やりたい放題やっても人の道を外れることが無くなるのは70歳でようやくですか。
んじゃ無理だね。一般ピープルには。
やっぱり、好きに生きるってことは、嫌われることも覚悟しなければならないんだ。
とても難しいことだけど、やはり、どこかで覚悟を決めるしかないね。
逆転の発想。最初から「オレは普通の人間じゃないぞ」ってアピールしておけば、めんどくさい連中は寄ってこないのではないか?
たとえばさ。
めっちゃ毒々しい色の、昆虫とか、魚とか、キノコとか、存在してますよね。
「これ、食っても美味くないだろうな」っていうオーラが出てるやつ。
もうさ、最初から捕食者が近づかない。
天敵が寄ってこない。
この防御テクニックを応用することは出来ないだろうか?
ファーストコンタクトの時点で、
「この人、明らかに変人だから、一般常識は通用しないだろうな」
って相手に思わせる作戦。
「喪服とか持ってないだろうし、お歳暮のやりとりとか経験無さそう。フランス料理のテーブルマナーとかも身に付けていないだろうな」
って、最初からいい意味で諦めてもらう。
「しょうがないよ。この人は、そういうひとだから」
って思ってもらう。
「変人OK」
っていう人しか、近づいてこない状況をつくる。
例えば、プライベートではいつもピエロの格好をしてるとか。
いやピエロはダメだな。
そういう事件が多発した時期があったもんね。
全米に広がるピエロ騒動に政府も介入 「ピエロ恐怖症」との指摘も 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
ピエロは怖すぎる。
と、い、う、こ、と、で。
変人であることをアピールするには、サンタクロースの格好がもっとも適しているのではないか…?
ほどよくポップ。ほどよく幸せそう。そして良く目立つ。
いよいよ、パズルのピースが揃ってきましたよ。
先日の放送で、カズレーザーと美輪明宏さんが、言ってましたね。赤色、着ようぜ!
ちょっとよく覚えていないんですが、身に付ける洋服の色が精神面にも影響を及ぼすとかなんとか。
黒い服を着るからテンション下がるし、テンション下がってる時には黒い服を選びがち、みたいな。
なんか、そんな話をしてたような気がします。
どこまでホントか分かりませんが、まぁ気の持ちよう、ってのはありますからね。
プラシーボ効果とかね。
それにしても、人生の大先輩、美輪ちゃまの悩みに、カズレーザーが答えるという設定には度肝抜かれましたね…。
ということで。
はい、どうなのよ。
ゴールが見えてきたんじゃないの?
これはもう、四六時中サンタクロースの格好をして生活していれば、何か人生が好転しそうな気がしてきませんか?
まず、近づいてくる人たちが、限定されますよね。
普通の人は近づいてきませんから。
遊び心があって、物怖じせず、面白そうなことに自分からどんどん関わっていくような、そういう人しか近づいてきませんよ、サンタには。
そして、そもそも自分自身のテンションが上がる!
何故なら、オレはサンタだもの!!
メリークリスマ―――ス!!
的な。
MATOME
いかがでしたでしょうか。
今回、2700文字に渡ってみなさんと探ってきた知的探求の旅。
より良く生きるためのヒントは見つかりましたか?
別にね、全部鵜呑みにしてガチのサンタである必要はないんです。
実をいうと私、プライベートではスナフキンを意識した格好をしています。
ムフフ。
信じるか信じないかはあなた次第です。