サッカー日本代表(サムライブルー)、終わってみればスコア的には大差がつきました。
2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選のシリア戦が先ほど終了。
スコアの上では5-0と圧勝の結果となりましたが、後半終了間際の連続得点は、すでに相手の心が折れちゃってる状態でしたから、あんまり手放しでは評価できないかなぁ~。
どうせ勝つなら、前半のうちに試合を決めて欲しかったですね。
相手の集中力も体力もある中で、それでもなお得点を重ねる事が出来れば、ホンモノですからね。
実際のところ、前半も圧倒的に押し込んでいましたし、惜しい場面は再三作ってはいましたが、結果的には1得点止まり。(しかもオウンゴール)
この感じでは、世界の強豪相手だと厳しいかも知れません。
本田も試合終了直後のインタビューでは、ちょっと渋い顔してました。
本田はワールドカップ優勝を目指してますからね、「シリアに勝って喜んでる場合じゃないぞ」って思ってたんじゃないでしょうか。
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気になったポイントをまた3つ挙げます。サクッと。
西川のナイスセーブのおかげで無失点
結果だけを見れば5-0の圧勝ですが、2点くらい取られていても全然おかしくなかったと思いますね。
そして、もしもシリアに得点を許していれば、その後の展開も変わっていたと思います。
個人的には、スコアほどの圧勝という印象は無いですね。
今日の試合ではキーパーの西川の頑張りが一番目立っていたかも知れません。
山口蛍の怪我が心配
ちょっと試合の内容とは直接関係ないんですけど、山口の顔面がちょっと心配ですね。
岡崎が日本代表の試合出場、通算100試合目。
これもすごい記録ですよ。
100試合で48ゴールですからね。バケモノです。
今までに100試合出場を果たした選手は
の4人だけです。
経験値が大きくものをいう守備的なポジションの選手が、長く代表でプレーするってのは、まだ分かります。
しかし、岡崎のようなFWのポジションで、しかもとりわけ消耗の激しいプレースタイルの選手が、100試合も代表に呼ばれて結果を出し続けているってのは、驚異的すぎます。
ちょっと考えられません。次元が違う。
今後、こんな選手は二度と日本には現れないかもしれません。
岡崎はこの試合では、得点を決める事が出来ませんでしたが、ご褒美としてキャプテンマークを巻いていましたし、やはり、この話題に触れない訳にはいきませんでした。
岡崎、おめでとう。まだまだ通過点だ!期待してます!
あと、ちょっと気になったことアレコレ。若手の伸び悩みが心配
本田と香川は、やはりモノが違いますね。今さら言うのもなんですが。
それよりも気がかりなのは、世代交代がうまく進んでない事です。
現時点では、本田や岡崎、長友といった、海外でゴリゴリにプレーする選手と互角に渡り合えるような若手の台頭は、ほぼ皆無と言っていいでしょう。
最終的に、実力でポジションを奪う選手は現れないような気がします。
本田の世代が、年齢による衰えで自らその座を退くのを、待っているような状況です。
今日は宇佐美が、マッチアップした選手を面白いようにチンチンにしていましたが、宇佐美がレベルアップしたというよりも、相手のレベルが低かったからのように見えました。
宇佐美が世界のトップレベルを相手に今日くらい個人技でやれたら、可能性も見えてきますが、まだまだ物足りない気がします。
本田がお気に入りの柿谷は今J2ですし、大迫あたりは今どうなんでしょうかね。
キラッと光る若手の出現を期待せずにはいられません。
結局、今日の試合の収穫みたいなものは、個人的にはあんまりなかったかなぁ…。
あ、そうだ。
ハーフナーがベンチで割と楽しそうにやってたので、それがホント、一番うれしかったかな、個人的には。
ハーフナー、ハブられてるんじゃないかと思って、ずっと心配してたんでね。
そんなことなくて良かった(笑)